幸せな結末
「この薬を飲ませればこの子を救える。でも、お前の記憶を全て失う。どうする?」
「……いいから寄越せ!」
「ふふふ、覚悟は決まったようだね。」
「1つ、聞いてもいいか?」
「なんだい?」
「何故こんなことをする!?」
「……さあね。自分で考えな。」
そういうとイザベラは薬を置いて消えていった。アルバートは薬を拾う。そして口に含んだ。アルバートは迷わずにリリスに口移しする。
「ん……」
「んん……」
キスした事でアルバートの姿は美青年に戻った。
リリスは目を覚ました。
「ここは?貴方は誰?」
「……ここは俺の城だ。」
「え?私は確か野獣の生贄になったはず……なんで?貴方は一体誰なの?」
「街まで送る。心配するな。」
「……貴方が助けてくれたの?」
「……。」
「ありがとう!名前は?」
「アルバートだ。」
「アル!よろしくね!」
「お前は変わらないんだな。」
「へ?」
「俺の嫁になってくれないか?」
「?!出会ってすぐなのに?!」
「お前と俺は出会ってから数日たっている。」
「へ?」
「お前は俺との記憶をうしなったんだ。」
「そんな……!」
「嫌か?」
「……考えさせてほしい。」
そうしてリリスは考える。半日後、答えを出した。
「結婚します!」
「本当か?」
「私は何も覚えていないけど貴方にとって私は大切な人だった。なら、結婚するしかないと思うの!」
「……なるほど。わかった。ありがとう。」
こうしてアルバートの呪いは解けてリリスと2人幸せに暮らしました。




