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紅伝  作者: もんじろう
115/143

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「響!!」


「は、はい!!」


「奏!!」


「はい!!」


「ターシャ!!」


「は…はい!! あ、あと私は『変な人』では」


「分かったなっ!?」


 響と奏とターシャが頷いた。


 ターシャは、まだ何か言いたそうではあった。




 翌朝、晴れ渡った青空の下、四人の女たちは最後の戦いへと出発する準備を整えた。


 まずはターシャが口を開いた。


「『時間管理局』から、追加の装備を送ってもらえました」


 ターシャが左手首の帯を操作する。


 ぴぴぴっと高い音がした。


 四人の眼前の何もない空間から突如、もう一台のバイクが現れた。


「オートモードにすれば勝手に走りますから、こっちは紅さんと響さんが乗ってください」


 二台のバイクにそれぞれ紅と響、ターシャと奏が跨がった。


 ターシャが左手首の帯を見る。


「私と紅さんが魔武士の総大将が居ると推定したのは同じ場所。これから、そこに向かいます」


 ターシャが言った。


「『魔弾』は奏さんに」


 奏が頷く。

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