表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅伝  作者: もんじろう
114/143

114

「良かった! これで同盟成立ですね。それと、私を『変な人』と思っているのかどうかを」


「ただし」


 紅がターシャに割り込んだ。


「寄り道は無しだ。夜が明けたら、すぐに魔武士の総大将、魔獣激情斎のところにかちこむ。それでいいね?」


「もちろん、それで良いです!『魔弾』も完成してますし! あと紅さん、お願いですから私が『変な人』じゃないって言ってくださ」


「紅さん!! まさか、こんな人たちと組むんですか!?」


 響が怒鳴る。


「ターシャさん!! 私も、こんな人たちと協力するのは嫌です!!」


 奏も大声を出す。


「わーん!! とにかく私は『変な人』じゃありませんから!!」


「お前ら、うるせーぞっ!!」


 紅が三人を一喝(いっかつ)した。


 すさまじい気迫に、三人が一斉に黙った。


「四の五の言ってんじゃねえ!! 小せえことはお互い引っ込めて、魔武士を倒すまでは、あたしたちは仲間になるんだよ!!」


 紅の咆哮。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ