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第1話 4 またまた転生

なんとか出せました!

明日も投稿出来そうなので、頑張ります!


「グロークスさん、元気な男の子ですよ」


「あぁ、あぁ、元気な男の子だな!」


「あなた.....本当に良かった....」


「お前も頑張ったなぁ!、ありがとう、ありがとう!」


「グロークスさん、少し落ち着いてください」


「何を言っている!、こんな出来事を前にして落ち着いていろだと?........はははははははは!!」


「.........もぅ、あなたったら」


今日はなんて最高の日なんだ!

俺達夫婦の初めての子供。

出産前まで、あれほど窶れていた妻が頑張ってくれた。

最初は出産など絶望的だった。

実際これは2度目の出産なのだ。1度目の子は流産で亡くなっている。

だから今回も怖かった。もし次に無事に埋めたとしても妻の身体が心配だった。

妻も子供も両方救いたい。俺はそう願っていた。


...........そのおかげか今回は妻子共に無事だった。


ありがとう、ありがとう。神よ。


「...........あなた、喜ぶのはいいですけど名前は決まったんですか?」


そう呼ぶのは妻のカナリア。

カナリアも出産後だと言うのに顔色も良好だ。


「グロークスさん、いい名前付けてあげてくださいね」


そういうのはこの村唯一の医者のリタさんだ。

私たちが住むトキナ村という小さな村なのだが、彼女はまだ歳が28ながらも優秀で、今回

妻が出産と聞いて、来てくれたのだ。


「あぁ、男の子女の子共に100程候補を考えたが、今朝ようやく決まったのだ」


生まれてくる子供にとって名前はとても重要だ。親としても納得のいく名前をつけてやりたいところだが、まさかこんなに難しいこととは思わなかった。

昨日など仕事を放ったらかし、一日中名前を考えていた。

だが、やっと!、自分の中で納得のいく名前を見つけたのだ


「それで、どんな名前なんですか?」


リタさんがそう言った。


「あぁ..............この子の名前は....................グローリアだ、私の名前、グロークスと妻のカナリアから半分ずつ取り名付けた名だ」


「グローリア.................ふふっ」


「な、なぜ笑うカナリア?」


「いえ、あなたがどんな名前を考えてくるのかリタと予想をしていたの。それでリタさんがグロークスさんの事だから私とあなたの名前を合わせるんじゃないかって」


なっ........私の考えに考えた名前がリタさんに簡単に予想されていたとは.......


「リタさんも笑っているのはそのせいか」


「ふふ、ごめんなさい。私ももしかしたらと思って」


「でも、あなたがそう決めたのなら私もいいですよ」


「あぁ、勿論だ。もう私の中てはグローリアと決まっていたのだ。..........あぁ、どんな子に育つか.......私に似て逞しくになるのか、カナリアに似て賢い子になるのか、はたまた両方か........」


「もう、あなたったら、まだ産まれたばかりですよ」








........はい、2回目なので色々とすっ飛ばしますが俺は現在1歳です。


どうやらまた俺は転生したらしい。

しかも父と母は全く同じ人なのだが、周りの環境が全く持って違う。

まず家は公爵家どころか、貴族でもなく、普通のどこにでもある木でできた家。

村であれはどこにでもある普通の家。

剣士であった父は、ここでは普通の村人。

魔術師であった母は、ここでは普通の村娘。


小さな村で、人口は100人もいない。

御年寄が半数以上を占めており、父等の若い男性はこの村の警護や御年寄達と畑を耕し、母等の若い女性は家畜の世話など色々と。

若い人が少ないこの村では俺のような赤ん坊が生まれると村中から歓迎される。

村人は皆家族という考えらしく、小さい村ではこの考えはよくあるらしい。


しっかし、なーんでまた転生なんてしたんだろうな。

前の世界.....公爵家の長男だった時の最後の記憶が確か、妹のミレリアと話してて......その後がよくわからん。

誰かと会ったような気がするんだが全然思い出せん。

む.....考えても無駄か。なら直ぐに諦めることが大切。これ大事!


じゃあしょうがないが4度目の世界を楽しもうじゃないか..........ってこれ3度目も言ったがフラグじゃないよな?大丈夫だよな?


とりあえずこの世界について調べたところ、一応魔術はあった。

この村の人達も日常的に火や水の魔術を使っている。勿論1位階だけだが。

母の見た目が全く同じなだけあって、その母が1位階しか使わないのを見ると少し違和感がある。

前の世界ならば訓練などでも5位階魔術を使っていたしな。

母の部下達は涙目になって訓練していたっけ。あの時の母はどれほど恐ろしいか。


まぁ、それはいい。

俺は今のこの生活をとても満喫している。前の世界に比べればどれほど楽か。前の世界で、12歳までしたことと言えば、父から剣術を習い、母から魔術の基礎を習い、家庭教師等から様々なことを習った。

本当に面倒だったし、自分がやりたくないことを強制的にやらされる事がこれ程嫌だったとは。

上の立場っていうのもかなり面倒だ。

公の場では、愛想良く振る舞わなければならないし、かといってプライベートもあるにはあるがほとんど忙しい毎日だ。

元々も多少は金持ちだったがやはり金持ちのレベルが違う。殆ど一般家庭と変わらない。

その普通の生活に慣れていた俺にとってはかなりの苦痛だった。

日本なら一般人か急に皇室に入ったらどうなるか?

何も知らない赤ん坊のであれば天皇家としての常識を教えてられており、戸惑わないだろうが、元々前の前の世界の少し金持ちなだけの唯の廃人ゲーマーの俺にからしたらな。


そしてもう一度言うが俺は現在1歳。

前の世界なら魔術書を読んでいたが、この家に本等の書物類は一切ない。

というか村中どこを探してもないだろう。

当たり前といえば当たり前だ。

本は高価なものだ。

公爵家がおかしかっただけで、この世界の一般人には手が届かないほどの代物だ。

しかし、それでは何もすることがないのだ。

赤ん坊なので自由に外に出れるはずもなく、一日中母と共に家に居るだけだ。

そんな母は家で何をしているのかというと、たまに父や他の人が狩りで得た魔物や家畜の動物の皮等を使って服を作っている。

毎日ではないが、家事以外にしている主なことはそれだ。

服を自分で作っているのは村なら当たり前らしい。なので村の人達の服は全て村の女性達の手作りなのだ。

ここのような小さな村では、金銭等があまり流通していないらしく、たまに来る行商人と物々交換をしているらしい。

とはいえ、物々交換といっても食べ物等は畑もあるし、肉等もあるので交換するのはほとんどないらしい。

そして、珍しいことに、この村には鍛治職人も陶芸家もいる。ナイフやお皿などその人達が作っているので、そこは問題ない。

交換するものは強いていえば、その他の日用品等だ。

まぁ、ここでの生活を1年見てきたがあまり交換している人はいないようだ。

皆村にあるもので十分らしい。

確かに完璧な生活とは言えないが皆満足している。


最低限だけど食べるものがあって寝る場所があるだけで十分と母を言っていた。

前の世界の母も無駄遣いをするような人ではなかった。

その点父は無駄な物というか、「いや、それ絶対に使わないだろ!」と言ってしまいそうなものを次々に買っていた。その度に母に怒られるというの光景は懐かしいものだ。

そんな時間は悪くはなかった。

俺が味わったことのなかった家族団欒の時間.........


「グローリアー、ほら、新しい服ができましたよ」


母が呼んでいる。どうやら俺の服を作ってくれていたようだ。

デザインは........????

母が見せてくれたのはフード付きで背中にとさかのようなものが着いており、極めつけは頭に角が付いてある。

........こんな服前の前の世界でも見た事ある。

SNSなどで世のお母さん達が自分の子供にこんな服を着させた写真で見たな。

確かに可愛いのだが母よ、この世界というか時代でよくそれを作ったな?!

前の世界の街でもそんな服は見ていないのだが、母は手が器用というか、ほんとに家にある材料だけでその服を使ったということに驚きだ。

確かに赤ん坊にはとても似合うだろう。

だがな母よ、一応俺は今まで年齢を合わされば30を超えているおっさんだ。

俺の精神がきつい。

もっと普通の服でもよかったのよ?


「さぁ、お着替えしましょうねー」


や、やめてくれぇぇぇ!!


















はい、皆様こんにちは。今年で10歳になったグローリアです。今は5つ下の妹と一緒に散歩をしています。


「?、どうしたのお兄ちゃん?」


「はははー、何でもないさー」


誰に対してかは知らんが、今挨拶をしなければならないと何故か思ってしまった。

そして、やっぱり妹も前と同じ見た目で、名前まで同じだ。不思議だなー。


「お兄ちゃん!、見て見て、スライムがいるよ!」


ははは、我が妹はとても活発だなー。

お兄ちゃんは微笑ましいぞ。

スライムと戯れるミレリア。

スライムは魔物の1種とされているがそこらの小動物と何も変わらず、害もないので、ペットとして買っている家も少なくはない。

家ではスライムは買っていないがスライムは基本的にどこでもいるので、ミレリアと遊んでいるのも野良スライムだ。


「あははははー、待て待てー」


スライムと鬼ごっこかな?

ミレリアは天使のような笑顔でスライムを追いかけている。

そして、皆さん先程から疑問に思っている俺の態度。

理由は2つある。

1つ目はミレリアがとにかく可愛い。

別にシスコンでも何でもないのだが、元々一人っ子だったし、前の世界のミレリアは今のような性格ではなく、表情も余り変わらない寡黙と言うか大人しい子であった。

俺と二人きりの時は少しは砕けてくれていたが、こんなに活発な子ではなかった。

だからといって、別に前のミレリアも嫌いな訳では無いのだが、苦手という部類だ。

やはりあれが普通の貴族の子なのであろう。しかし、本当のミレリアがこっちなんだろうな。

そして2つ目。

前の世界でもあった5歳になると教会に行ってお祈り。

5年前に急に教会行くぞといわれ、まさかと思ってついて行くと、思った通りステータスプレートが貰えました。

それがこちらでございます。

-----------------------------------

グローリア

LV:1 :


HP: 10/10

MP: 10/10

ATK: 10

DEF: 10

INT: 10

RES: 10

DEX: 10

AGI: 10


・装備


【氷魔術一位階】

------------------------------------


うんうん、とんでもない雑魚ステータスだなぁ。

綺麗に10が揃っている。

平民になって、苗字がなくなり、職業もない。

ステータスもこの世界の一般的なものと何も変わらず、少し珍しいが、魔術が使える子供。


DOの時の俺の初期値はATKなどは100だったので、俺の今のステータスが一般的だとすると、この世界の人は例え俺と同じLvになっても俺のステータスは超えることが出来ない。

まぁ、大体装備などで埋めれば何とかなるが。

それについてDOではとんでもないバグがあった。

選定剣カリバーンというかなり強い剣なのだが、《ATK+1500》の剣で、それを装備した状態でLvアップすると、剣の上昇値がステータスのATKにプラスされたまま、掛け算の上昇が発生したのだ。

それだと、たったLvが10上がるだけでATK値15000上昇というとんでもないバグだ。

その事件はカリバーンを所持していたプレイヤーが少なかったので直ぐに対処していた。

それはゲームの世界ならではの事件だ。

勿論この世界は現実なので、そんな事はおこらないだろう。


俺のステータスを見れば確かにクソ雑魚だろう。だが、5歳の時に教会へ行った時、ステータスプレートだけ渡されるかと思いきや、俺の前に2人の少女が現れたのだ。

どこかで見た覚えはあるのだが、思い出せん。

その少女達は俺にこう言っていた。








「この世界は気に入りましたか?」


「君の言う通りの世界なのです」


「あ、あぁ。.......お前らは一体何者だ?」


「私達は神なのです。とても偉いのです」


「君を転生させたのも私達なのです」


「.......あぁ、それは分かった」


「大丈夫です。ここなら納得してくれるはずです」


「ステータスプレートはまたいじっておきます」


「いじる?........てことは前の世界でステータスが変わったのって」


「そうです、私達です」


「私達が変えたのです」


「そうなのか、あれは助かった」


「君の今のステータスは他の人から見れば普通のステータスです」


「でも、君の力は変わっていません」


「変わっていない?、それはDOのステータスって事か?」


「じゃあ、また今度です」


「またすぐに会いにきます」


「ちょ、まだ聞きたいことが.......」


てところで、消えたのだ。


よく分からんのだが、俺本来のステータスはさっきのクソ雑魚ステータスではなく、DO本来のステータスらしい。

いやいや、よく考えてみろ。ここが前の世界と同じLvなら、ほとんどの奴を一撃で倒せるというか確実に俺ではオーバーキルだ。

例え軍で攻めと来ようが魔術で片付けるし、DOにはいなかったが魔王のような敵が出ようとも勝てる気がする。


とにかく俺はこの世界で最強なのだ。

ならば怖いものなどない。

やりたいことをやろう。

さすがに世界征服などはしないがな。


とりあえず冒険者というものになってみたいな。

冒険者とはDOにもあったので同じものならだいたいは分かる。

冒険者ギルドと呼ばれる場所があり、そこには様々な依頼書がある。

その依頼書をこなす者こそ冒険者だ。

その他の仕事のように決まった事をするのではなく、ほとんど自由業だ。

朝にギルドに行き、依頼書を見てこなせそうなものを選び、ギルドの受付員のところに持っていき、それをこなすと達成金が貰える。

ほとんどその日稼ぎのものが多く、達成金は大体その日の夜に無くなることが多い。

そして、冒険者にはランク制度がある。

下からF、E、D、C、B、A、Sとあり、冒険者になるには歳以外はあまり制限はなく、誰にでもなれる。

ランクは特定数の依頼を達成後、ダンジョンを単独クリアすることで上がっていく仕組みになっている。


冒険者は15歳からとそこだけは決まっており、現在俺は12なので、後3年だ。

この3年は暇だな。村の子供は特にすることが無く、たまに父や母の手伝いをするぐらいでそれ以外は何も無い。

唯一楽しいと思うのは妹と遊ぶぐらいだな。

遊んでいるミレリアを見るのはなんとも微笑ましい。


「お兄ちゃん!、お兄ちゃんもスラ君と遊ぼ!」


先程のスライムに名前を付けていた。

スラ君とはそれでいいのかという名前だが....


「あぁ、今行くよ」


冒険者になるためには妹と離れなければならないが我慢だ。別に今生の別れという訳では無いしな。











はい、俺15歳になりました。

今日が旅立ちの日です。

冒険者になりたいと父と母を説得し、何とか許してくれたので旅に出ます。

父と母と妹、その他村の人達も集まってくれた。


「ううぅぅぅぅぅ......立派な冒険者になるんだぞ」


父は朝からずっと泣いている。

前の世界から思っていたがその見た目では驚くのだが父はかなり涙脆い。というか俺15歳だぞ。どれだけ子離れが出来ないのだ。


「大丈夫だよ父さん。絶対に有名になってやるからさ」


まぁ、俺の強さをそのまま出せば有名に離れるのだが絶対にそのまま出すわけにはいかない。

面倒だが地道にランクを上げていくとしよう。


「グローリア、無理せずに頑張ってね」


母は俺が冒険者になると言った時は少し難しい顔をしたが、反対はしなかった。

やはり心配いてくれているのだろうか。

父は大泣きだが母は今は泣いていないが目が少し腫れていた。


「お兄ちゃん!、なんでどっか行っちゃうの!!」


ミレリアもずっと泣いている。

妹よ、お兄ちゃんだってお前と離れるのは寂しいが仕方ないんだ。

お兄ちゃんだって色んな所を旅したいのだ。

自由を求めているのだよ。


「私もお兄ちゃんと一緒に行く!」


「待て待て、ミレリアはまだ10歳だろう。嬉しいけどミレリアは父さんと母さんと一緒にいてやってくれないか」


「うぅぅぅ......じゃあ私も大きくなったら冒険者になる」


「そ、それは困るぞぉぉぉ!!」


と急に叫んだ父。!男の俺ならまだしもミレリアには安全に生活してほしいらしい。


「嫌だ!、私も冒険者になるもん」


「なんでだぁぁぁぁぁぁ!」


.......ミレリアと父さんの喧嘩が始まってしまった。

これはもう行ってもいいだろうかと思っていると

母から一言。


「こんな時までごめね。早く行きなさい。長引くとどんどん辛くなっちゃうわよ」


母さん。本当に辛いのはどっちだ。

俺も確かに少し辛いがこれからは自由だ。

俺のやりたいことを自由にやろう。


「じゃあ皆、ありがとう!.......いってきます」






僕投稿する前に何度か見直しはするんですが、恐らくミスや、ん???、なんか矛盾してないか?と思う所が少なからず出てくるかもしれません。

なろうさんではこれまでも何度か投稿させてもらってはいるのですが、どれも長続きした覚えがなく、申し訳なく思っています。

なんとか一作品だけでも続けて、おこがましいようですが、少しでも有名になってほしいと毎日思っています。

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