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登場兵器一覧(本当にネタバレになるから注意!)

【第一章】


 ZC-04サラガン

 地球連邦統一軍の主力機ZX-07アストライをベースとした民間用AWである。

 民間用へとダウングレードされているが戦闘用に改修すれば良好な性能を持つ。操作性もZX-07アストライ同様で素直で扱い易い。また宇宙、地上問わず戦闘可能な事。アストライをベースとした基本設計の為、非常に高い拡張性が挙げられる。

 民間用と謳ってるだけあり戦闘用AWより安価で手に入るので企業、傭兵、テロリスト問わず人気は高い。

 サラガンは所属や場所によって性能は変わるが良質な部品供給を受けていればアストライに迫る性能を誇る程の隠れたスペックを所有している。


 頭頂高 12.5m

 重量 47t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 プラズマジェネレーター

 武装 胸部対人用12.5ミリマシンガン、45ミリサブマシンガン、45ミリアサルトライフル、55ミリライフル、250ミリキャノン砲等



 ZX-07アストライ

 地球連邦統一軍の制式採用機であり主力機である。

 高い汎用性により宇宙、地上問わず性能を発揮が出来る。また素直な操縦性のお陰で新兵でも充分な性能を発揮可能となっている。

 また軍用プラズマジェネレーターを使用している為、低出力ながら光学兵器の使用が可能となっている。更に被弾時の生存性を重視した堅実な設計による副産物の結果、高い拡張性を生む事に成功した。

 この高い拡張性によりエースパイロットは自分に合った様々なカスタムが施され、見た目からは判断出来ないポテンシャルを持っている。故に機体で判断するのでは無く、パイロットで判断するという少々珍しい機体となっている。

 しかし競合相手のYZD-23スパイダーから制式採用の座を勝ち取った本機の性能はお世辞にも高い物では無い。扱い易い操縦性は誰でも一定の性能を発揮出来る反面、それ以上の性能を発揮出来ない事を意味していた。結果としてエースパイロットにとっては少々役不足になりがち。

 だが地球連邦統一軍から求められたのは確かな戦果でありエースパイロット一人に一任する戦果では無かった。

 それでも本機は傑作機なのは間違いない。その確かな設計と信頼性は民間用ZC-04サラガンなどに影響を与えた。


 頭頂高 13.5m

 重量 55t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 軍用プラズマジェネレーター

 武装 ビームガン、プラズマガン、プラズマサーベル、45ミリアサルトライフル等



 ZM-05マドック

 民間用AWのZC-04サラガンに対抗する為に開発された機体である。

 ベースとなったZC-04サラガンよりワンランク上の位置付けで開発及び製作された。完成済みのサラガンをベースとしており大した労力も無く開発は完了した。また武装や追加装備も共通で使用可能となっている。しかしサラガンの二番煎じ感が高く、値段も少々高くなってる為サラガンより売り上げは悪い。

 しかし電子機器や内部機関に関してはサラガンより上で装甲の厚さもサラガンより厚くなっており耐弾性は向上している。またサラガンをベースとしている為サラガンより高性能なのは間違いない。

 此方も民間問わず企業、傭兵、テロリスト御用達の機体となっている。


 頭頂高 12.7m

 重量 55t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 プラズマジェネレーター

 武装 胸部対人用12.5ミリマシンガン、45ミリサブマシンガン、45ミリアサルトライフル、55ミリライフル、250ミリキャノン砲等



 TZK-9ギガント

 地球連邦統一軍の準主力機でもある。

 本機は準主力機として高い防御力、砲戦能力、生存性を兼ね備えており、鉄壁と言える性能を誇る。脚部は四脚、履帯に変更可能。

 またギガントの特徴として背中に搭載されてる30センチキャノン砲であろう。その火力は絶大で大抵のAWを一撃で粉砕可能な威力を誇る。

 基本的には武装は固定武装になるが腕部は通常のマニプレータにも変更可能であり、AWとの武装併用は可能である。

 高い防御力と生存性を実現出来たが機動力は劣悪で戦闘時は固定砲台と化す。また接近戦は不利で護衛機の存在は必要になる。だが簡単に移動可能な固定砲台として見れば価値は高くなるだろう。


 頭頂高 14.5m

 重量 82t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金+多段装甲

 動力 出力強化型プラズマジェネレーター

 武装 多目的多段シールド、35ミリガトリング砲、二連装機関砲、十二連装ミサイルポッド、30センチキャノン砲等



 CR-9チャンパー

 対AW用に開発された攻撃ヘリである。二重反転プロペラを採用しており小型化に成功しているが少々時代遅れな印象を受ける。

 しかし二重反転プロペラによる変則的な機動性を獲得。更にコンピューター制御が高く非常に扱い易い機体となっている。

 また地上戦仕様のAW相手なら充分対抗可能で、乗り手次第では縦横無尽に戦場を駆ける。更に民間用AWより安価なので入手し易い。


 全長 12.5m

 重量 8.7t

 エンジン YV-100D×2基

 武装 20ミリ機関砲、対AWミサイル、対地ミサイル、多目的ミサイル、ロケット弾等



 FA-14フォーナイト

 ガルディア帝国軍で採用されてる可変機型AWの主力機である。

 可変機故に複雑な機構を持つがフォーナイトは思い切った設計を行った。先ずは頭部を廃止。更に空戦モードでの機銃を廃止。変わりに廃止した機銃部分に各種センサーなどを取り付け。頭部が空いたスペースを使い中型プラズマジェネレーターを採用。これによりビーム、プラズマ兵器の使用が可能となった。

 更に可変機構の変更でよりスムーズな可変が可能となった。また出力増加に伴い積載量も増加。多数の武装を取り付け可能になった。

 一見完璧に見える機体に見えるが被弾時の脆さは以前変わらず。更に頭部を廃止した事によりコクピットがほぼ丸出しの状態になってしまいリスクが高くなってしまった。また空戦時の運動性確保の為装甲は薄くなってしまった。故に新兵には旧型を与えフォーナイトは熟練兵、又はエースパイロット向けに配備された。


 頭頂高 11.5m 全長 18.5m

 重量 29.9t

 装甲材質 特殊マルチセラミック複合合金

 動力 中型プラズマジェネレーター

 武装 プラズマサーベル、プラズマガン、ビームガン、ビームマシンガン、45ミリサブマシンガン、各種ミサイルなど。



 アーロン・ラスカル大尉専用機XBM-001Aラプトル

 原型機であるXBM-001レーニンのカスタム機である。

 レーニンはZC-04サラガン、ZM-05マドックよりも古い機体となっている。しかし機動性、隠蔽能力は高くステルス仕様も行えば隠密行動も可能となる。その為軽量機は軍などの特務部隊で運用されている。

 しかし軽量機故に継戦能力、被弾時の生存性の低さから傭兵や地方軍では人気は無い。だがエースパイロットが搭乗し乗りこなせば正に敵無しの機体に変貌する。

 故に熟練兵、エースパイロットには根強い人気があり一種のステータスにもなっている。


 全長 10.5m

 重量 30t

 装甲材質 特殊マルチセラミック複合合金

 動力 強化型プラズマジェネレーター

 武装 プラズマサーベル、45ミリサブマシンガン、45ミリアサルトライフル、55ミリライフルなど



 YZD-23スパイダー


 本機はステルスAW軍用機として開発された機体である。

 スパイダーの特徴として標準装備としてステルス機能が搭載されている。これにより相手の不意を突き、常に先手を取る事が可能となった。

 ジェネレーターは軍用の物を使用。装甲は若干薄くなっているが、ステルス性能を高める為に特殊な装甲板を使用。また鋭角状になっている部分が多く、実弾による防御力は高い。

 機体自体も非常に高水準で纏められており、AWの中ではトップクラスに君臨する程の性能を持つ。

 全てにおいてトップクラスの性能を持つ反面、生産コストと維持費が非常に高価である事が挙げられる。また操作性はピーキーな分類に入っており、扱うには並以上の技量が必要としている。

 その為、スパイダーに搭乗しているのは殆どがエースパイロットと言われており羨望の眼差しを向けられる事も多い。

 また本来の戦い方では無いが、ステルス機能を活かし接近戦での簡易的な目眩しを使う事により有利に戦うエースの姿が目撃されている。


 頭頂高 14m

 重量 57t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金、吸収オール型装甲。

 動力 軍用プラズマジェネレーター

 武装 格納式脚部対人用12.5ミリマシンガン×2、45ミリアサルトライフル、55ミリライフル、ビームライフル、ビームマシンガン、十二連装ミサイルポッドなど



 GX-806スピアセイバー


 エルフェンフィールド軍の制式採用機であり主力機である。

 本機の最大の特徴として三大国家群のAWを圧倒するだけの性能を持っている事だろう。

 高出力軍用プラズマジェネレーターを搭載しておりビームライフルを標準装備。これにより高い攻撃力を保有している。また量産機としては珍しく機動力を重視した設計となっている。

 生存性も高く正面からの実弾攻撃などを傾斜装甲で弾く設計となっており、全体的な見た目が鋭角状になっている。このデザインは機動力向上に貢献する結果となった。また装甲面でも少々独自の技法が加えられている。

 これと言った欠点は無いが、強いて言うなら生産速度が遅いと言えるだろう。コスト面では許容範囲な為問題視されてはいないが、独自の技法の影響により生産速度は遅い。その為、エルフェンフィールド軍では二軍戦力としてスピアセイバーの簡易型を配備するかで揉めている。

 だがエルフェンフィールド軍は三大国家に属さず中立国家を維持し続けてるのもスピアセイバーの存在は非常に大きいのは確かだろう。


 頭頂高 13.8m

 重量 54t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金α型

 動力 高出力軍用プラズマジェネレーター

 武装 対人用12.5ミリマシンガン、ビームライフル、ビームマシンガン、対艦ビームカノン、プラズマサーベルなど



 GXT-001デルタセイバー


 本機はエルフェンフィールド軍の実験機として製作された。

 GX-806スピアセイバーをベースとした本機は様々な強化が施された。

 プラズマジェネレーターの更なる高出力化、各関節部の強化、スラスターの増設など原型機をより超える設計が成された。

 またプラズマジェネレーターの高出力化に伴いエネルギーシールドの展開を可能とした。この結果、光化学兵器に於いて強いアドバンテージを得る事になった。

 更に搭乗者のクリスティーナ・ブラットフィールド大尉のギフト【増幅】と連動する様に設計された為、物理攻撃にも強いシールドを獲得した。

 また武装に関しては非常にシンプルでビームライフルとビームサーベルを装備するだけに留まっている。

 しかし幾らジェネレーターの高出力化を図ったとしてもエネルギーシールドの展開には少々の疑問が残されている。また想定以上の増幅にも耐えれる機体設計。よって本機の真の目的は機体性能の向上化だけでは無く別の目的もある可能性も高いと思われる。

 尚増幅を上手く扱い更に確かな腕前を持つのがクリスティーナ大尉しか現在居ない為、実質クリスティーナ・ブラットフィールド大尉専用機になっている。


 頭頂高 14.8m

 重量 62t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金EXP型

 動力 高出力軍用プラズマジェネレーター改+???

 武装 ビームライフル、ビームサーベルなど



 M505A9ブルバウンド

 西暦2505年に地球連邦統一軍が制式採用し現在も様々な陣営で量産が行われてる傑作戦車である。

 地球連邦統一軍は反乱分子の鎮圧及び戦意消失を目的に当時の最新鋭技術が惜しみなく注ぎ込められ製作された。

 従来の一門120ミリ滑腔砲から二連装155ミリ滑腔砲へと大幅に火力の底上げ。走破性、加速性、操縦性をより上げるため履帯を四つに分け、更にエンジンも2000馬力の物へと変更。

 乗員は二人へと減ってはいるが様々なシステムの自動化により可能とした。また自動化の恩恵により新兵でも充分な性能を発揮した。

 装甲も120ミリ滑腔砲の直撃でも耐えれる様にされ正にコスト度外視の究極の戦車が完成したのだった。

 しかし西暦2672年よりAWの出現により陸戦兵器としての主力の座を譲る事になった。だがその後も生産、バージョンアップなどは行われ続け今日までに至る。

 尚最新バージョンがA9と年数の割に少ないのは戦車としてほぼ完成の域に達している為である。


 全長 12.5m

 重量 55t

 エンジン XB-2000

 武装 8.5ミリマシンガン、12.5ミリマシンガン、155ミリ滑腔砲×2、煙幕、チャフ等



 UA-10サンダーボルト

 地球連邦統一軍で採用され現在も様々な陣営で量産、改良が行われてる攻撃機である。

 UA-10サンダーボルトは初期型は空戦専用だったのだが宇宙での戦闘にも使用可能な改修を施された。元々頑丈に作られていた本機はコクピットブロックの変更と二発エンジンから宇宙用の四発エンジンに変更された。また武装の大量装備の為翼の大型化を行い攻撃力の向上を達成した。

 しかし翼の大型化による装備増加は機体の加速性の低下が懸念された。だが攻撃にする際にはトップスピードが乗った状況での攻撃が想定された為余り問題視はされなかった。また攻撃終了時は機体は軽くなる為離脱し易いと判断が下された。

 結果的に問題視された所は然程気にされなかったが離陸時、発艦時は必ず敵が居ない事が必要とされた。多数のロケット、ミサイル、爆弾を搭載されており一発の被弾が命取りになる事にもなっている。

 それでも確かな攻撃力と生存性がある為現在も様々な改修を受けながら運用がされている。


 全長 17m

 重量 12.5t

 エンジン EFB-800×4

 武装 30ミリバルカン砲、対艦ミサイル、対空ミサイル、ロケット弾、投下爆弾、ガンポット等



 F-86マッキヘッド

 本機は宇宙、大気圏内問わず戦闘可能な凡用戦闘機である。

 本機には目新しい技術は無いが旧世代からの確かな技術を元に設計がされており宇宙、空の戦闘能力は高い。またステルス技術も導入されており旧式のレーダー相手には無類の強さを誇る。

 護衛、迎撃、戦闘と幅広く運用が出来る。またAW相手にも時間稼ぎ位なら可能である。

 比較的安価で入手し易いので頭数も揃え易く、正規軍を筆頭に宙賊、テロリストなど様々な陣営に使用されている。

 元は何処から開発されたのかは今や不明となっており様々な陣営で生産されており名称が同じでも単発式か双発式といった違いもある。

 名前の由来は諸説あるが開発者の名前がマッキヘッドと言われている。その為開発者に敬意を表しているので名前の変更がされてないとも言われている。


 全長 13m

 重量 8.5t

 エンジン MMB-1500×2

 武装 30ミリ機関砲、対AWミサイル、対空ミサイル、30ミリ機関ポット等



 前線突破移動双胴戦艦ヴァンガード級 一番艦ヴァンガード

 本艦はダムラカ政府主導の元、首都防衛用兵器として開発された。

 多数の武装を施した高い攻撃力。分厚い装甲による鉄壁と言える防御力。決して沈まない事で多数の人員により、高い継戦能力の維持。敵を圧倒するだけの象徴としての存在感を持つ事に成功した。

 しかし首都に攻め込んで来る勢力は殆ど無く、寧ろ資源惑星確保の為に使った方が良いのでは?との考えが出た為実戦投入される事になる。

 結果として膠着状態になってる戦線に多大な影響を与えながら敵を撃退する事に成功。これを機にヴァンガード級は量産される事が議会に上がる事になった。

 しかし実戦での運用結果は追撃戦及び敵を振り切る事が困難である事。履帯故に移動スピードの低さなど様々な問題が出た。また多数の武装を搭載した結果被弾した際の誘爆の危険性も指摘された。更に時代遅れとも言える大艦巨砲主義の影響も少なからず受けており、本来なら後部には主砲ではなく艦載機の収容スペースがある筈だった。

 改修案をType-From社に依頼し形にはなった物の出力不足によりホバー移動が出来ない事が判明。更に反重力システムの小型化が出来なかった事もあり量産案は一時凍結する事になった。

 しかしリリアーナ・カルヴァータによる反重力システムの小型化、機関部の改修に成功し惑星ユリシーズの資源加工施設にてテスト運用を行う予定だった。


 全長 340m

 全幅 120m

 武装 三連装50センチ砲×6基、二連装30センチ砲×4基、ビーム砲×10基、155ミリ速射砲×18基、八連装ミサイル発射台×6基、VLS×48基、対空砲50基

 搭載艦載機数 AW12機、戦闘機12機


【第二章】


 アズサ・ニャメラ軍曹専用機TZK-9Cアーミュバンカー


 本機はTZK-9ギガントをベースとしたカスタム機である。

 TZK-9ギガントの最大の特徴とも言える30センチキャノン砲を撤去。代わりに他の重武装を搭載する形になっている。

 基本的には両肩に大口径ガトリング砲、またはプラズマ砲、対艦ビームカノンを二門搭載可能。両腕はマニプレータに変更し四連装ショットガン、45ミリヘビーマシンガンを持つ。また30センチキャノン砲を撤去した為、重装備でも総重量はギリギリ許容範囲に収まっている。

 機体の強化型プラズマジェネレーターも改修し更に出力を上げた為、機動性と運動性はギガントよりは上である。また装甲厚の変更は行ってない為、従来の高い防御力は維持している。

 だが機動性と運動性の低さは依然として変わらず、撤退する際には必ず退路をある程度確保しておく必要性はある。

 名前の由来は、当時とある軍曹が本機を弾薬庫と呼んだ皮肉をそのまま名称として使用している。

 尚カラーリングは白をベースとし紅色を使ったツートンカラーにしてある。


 頭頂高 14.5m

 重量 80t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金+多段装甲

 動力 出力強化型(改)プラズマジェネレーター

 武装 45ミリヘビーマシンガン、四連装ショットガン、大口径ガトリング砲、プラズマ砲、対艦ビームカノン等



 シュウ・キサラギ准尉専用機ZC-04Rバレットネイター


 本機はZC-04サラガンをベースとした改造機である。

 エルフェンフィールド軍の技術者達、整備兵達により自軍の技術漏洩を防ぎつつ出来る限りの最大限の改修が施されている。

 機体に追加された二つの大型スラスターは稼働範囲が広く設計されており、通常の宇宙装備よりも高い機動性と運動性を獲得した。また脚部にもスラスターの増設を行いバランスの確保に成功。更に軍用ジェネレーターの改修仕様の物を搭載している。

 また推進剤確保の為、機体を若干浮かせ大型化。更に対G性能を向上させる為、慣性緩和装置の増設も行われた。

 しかし高い機動性と運動性を確保した代わりに宇宙装備、空戦装備の一部の装着不可。脱出装置の撤去と推進剤の増設により被弾時の生存率の低下が指摘されている。

 だがZC-04サラガンを短期間でありながらも此処まで仕上げた性能は本物で、スペック上ではGX-806スピアセイバーの通常機を超えている。

 短期間でありながらも此処までの性能アップが出来たのは間違いなく技術者達と整備兵達の腕前が本物であり、ZC-04サラガンに高い拡張性が有ったからこそだろう。

 更にキサラギ軍曹の戦闘データが反映されていた為、改修直後からでも使い慣れた操縦性を得ている。

 尚、カラーリングは赤と黒のツートンカラーだが注文したのはエルフェンフィールド軍クリスティーナ・ブラットフィールド大尉である。


 頭頂高 14.8m

 重量 52t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 強化型軍用プラズマジェネレーター

 武装 胸部対人用12.5ミリマシンガン、45ミリサブマシンガン、45ミリアサルトライフル、55ミリライフル、ビームガン、ビームライフル、十二連装ミサイルポッド等



 フランシス・エヴァット中尉、フランチェスカ・エヴァット少尉専用機

 ZX-07FEエレンティルト


 本機はZX-07アストライをベースにした専用機である。

【翡翠瞳の姉妹】と呼ばれるエヴァット姉妹の機体であり複座型である。姉のフランシスが操縦を担当。妹のフランチェスカが火器管制を担う。

 本機の最大の特徴は肩部、背部に接続されている特殊兵装【アラクネ】である。このアラクネは脳波から八本のアームを直接操縦する事で即応性を高めると共に操縦系統に干渉しない。特にアラクネにはそれぞれ別の武装を取り付ける事が可能なので現地での汎用性は非常に高い。

 プラズマジェネレーターは軍用の物を採用。また各スラスターには出力向上の為、ある程度のリミッターが解除されている。

 しかし豊富な武装を搭載している反面、重力増加は致し方無い結果となっている。またアラクネは操縦者の脳波を利用した兵装である為、操縦者への負荷が多大なものとなっている。故に医療関係は少々限られた場所に限定されている結果になっている。

 しかしZX-07FEエレンティルトはエヴァット姉妹の保有するギフトを最大限活用出来る機体となっており、潜在的なポテンシャルはトップクラスとなっている。

 機体のカラーリングは薄い紫と白のツートンカラーでツインアイは翡翠色。自分達の特徴を意識した物となっている。

 また蛇足ではあるが主に地球連邦統一管轄下で活動しており、更にエヴァット姉妹の容姿も優れているので連邦管轄内では軍、民間を通して非常に人気が高い。


 頭頂高 13.5m

 重量 59t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 軍用プラズマジェネレーター

 武装 ビームガン、プラズマガン、プラズマサーベル、45ミリアサルトライフル、特殊兵装アラクネなど



 ZD-06ヘリオス


 ガルディア帝国軍の主力機ZA-09ミラーレスをベースとしたAWである。

 当初は民間用ZC-04サラガンに対抗する為に開発されたのだが、後にZM-05マドックの発表により急遽設計変更が加えられた。

 民間用にダウングレードされているが改修すれば実戦での運用も可能。また性能面ではZC-04とZM-05マドックの中間に位置する機体になった。

 また設計の変更によりミラーレスとの多少の互換性を持たせる事ができた。その為か、ガルディア帝国領内での自衛軍などでは良く使用されている。

 しかし急遽の設計変更が響いたのか、機動力ではサラガンより下。装甲厚でもマドックを下回っている。またミラーレスとの互換性を持つ為か作業用への活用は殆どされておらず、世間では民間用ではなく軍用として見られており、クリーンな企業には全く売れなかった。

 結果としてガルディア帝国領内での売り上げはサラガン、マドックより一応上回っているが、他の勢力からはイマイチである。

 だがカスタムベース機としては非常に優秀であり一部のカスタムマニアにとっては最高の機体でもある。


 頭頂高 13.0m

 重量 52t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 プラズマジェネレーター

 武装 胸部対人用12.5ミリマシンガン、45ミリサブマシンガン、45ミリアサルトライフル、75ミリライフル、250ミリキャノン砲等



 TZG-10ベヒモス


 ガルディア帝国軍の準主力機であるTZG-10ベヒモスは高い防御力とある程度の機動力を獲得している。

 元々は地球連邦統一軍のTZK-9ギガントに対抗する為に開発された機体である。その為、両者は近しい性能を持っている。ギガント特有の30センチキャノン砲とは異なり、220ミリキャノン砲を二門搭載。更に機動力向上の為スラスターの増設を行い差別化を図った。

 最大射程、威力では30センチキャノン砲に劣るものの、機体への反動は断然に軽く、機体の寿命延長に成功。また機動力もギガントよりはあるので、護衛無しでの撤退も見込めるようになった。

 総合性能的に見ればTZK-9ギガントより扱い易く、運用する場が広くなったオールラウンダーな機体と言える。


 頭頂高 13.8m

 重量 72t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金+多段装甲

 動力 出力強化型プラズマジェネレーター

 武装 30ミリガトリング砲、十二連装ミサイルポッド、220ミリキャノン砲二門



 FA-11ヘルキャット


 ガルディア帝国軍で制式採用されていた可変機である。

 既に次世代となるFA-18フォーナイトの調達が始まっており、順次入れ替えが進んでる。その為ガルディア帝国領内ではヘルキャットの価格が下がり始めており、様々な陣営の傭兵、バウンティハンターからは人気が高まりつつある。

 ただし、フォーナイトよりも扱い易い操作性のため新兵を中心に当面は継続して運用される他、一部の熟練兵やエースパイロットにもこちらを使用し続ける者が居る。

 性能面ではフォーナイトよりワンランク下になっているが、可変機特有の高い機動性と運動性は他のAWを簡単には寄せ付けない。

 しかし可変機故に小型プラズマジェネレーターしか搭載出来ない為、光化学兵器の運用は不可能。また機内に収納できる白兵戦用兵装は短刀のみとなっている。


 頭頂高 12.5m 全長 19.7m

 重量 32.5t

 装甲材質 特殊マルチセラミック複合合金

 動力 小型軍用プラズマジェネレーター

 武装 短刀、20ミリ機関砲、45ミリサブマシンガン、各種ミサイルなど。



 AS-BD-22フォッカース


 地球連邦統一軍の準主力機の一つでもあるASである。

 本機は対艦戦、対基地強襲などを主目的に開発された。

 大型軍用プラズマジェネレーターを二基搭載。それに伴いスラスター出力は非常に高い物となっている。大型機としては高い運動性を持っており、特にサイドスラスターを使った旋回能力に秀でている。

 正面装甲は分厚く傾斜が掛かっている事もあり非常に頑強。ビームライフルやAWミサイルの直撃にも耐える強度を持つ。

 武装は大出力ビームカノンを一門、30ミリガトリング砲二門、二つのアームには大出力プラズマサーベルが基本装備となる。また追撃対策として爆雷も装備している。

 しかしこれらの重装甲、重武装に高い運動性を備えた結果、パイロットに極めて繊細な操縦を要求することになってしまった。また、運動性で劣位となる対AW戦が非常に困難であり、簡単に回り込まれてしまうケースが多発している。これは対AW戦を想定していない事が如実に現れた結果である。

 また大型プラズマジェネレーターや大出力ビームカノン、重装甲、慣性緩和装置の増設などでコストが非常に高い。更に扱えるパイロットが限られた種族でしか無理な事もあり運用条件が難しい事も挙げられる。その為、一部の主要基地や空母でしか運用はされてはいない。

 無論技術の進歩も合わさり慣性緩和装置の向上によりリミッターを強めに設定すれば高G耐性のある人でも操縦は可能になる。


 全高 24m

 全長 40m

 重量 120.5t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金+多段装甲

 動力 大型軍用プラズマジェネレーター×2基

 武装 大出力ビームカノン、30ミリガトリング砲×二門、対艦ミサイル、ロケットポッド、ミサイルポッド、大出力プラズマサーベルなど



 RZX-08アイビス


 地球連邦統一軍の可変機であり制式採用機の一つである。

 ZX-07アストライをベースとし簡易的な可変機構を採用しており、アストライとの共通部品は実に70%に及ぶ。

 本機は可変機構を施されたのみであるため、アストライとの類似点は非常に多い。しかし、可変機にする為に若干の大型化をする際に専用のバックパックを採用する事で差別化を図っている。

 元がアストライの為、汎用性はそのまま受け継がれており、宇宙、地上問わず性能を発揮が出来る。また機種転換も容易であり、良好な操作性から新兵でも扱い易い機体となっている。

 軍用プラズマジェネレーターも共通の物を使用している為、低出力ながら光化学兵器の使用が可能となっている。またアストライ同様に高い拡張性も維持している。

 一見完璧にも見える本機だが、飛行形態での運動性はあまり宜しくない。性能評価試験でもFA-11ヘルキャットとの飛行形態でのドッグファイトでは連敗し続けた。

 その為ドッグファイトは基本的には行わず、可変機構は戦地へ早急に移動する為の物だと割り切る事にした。逆に人型形態では据え置きの装甲厚も相まって可変機としては破格の防御力を持つ。また専用のバックパックにより機動性と運動性は向上している。更に宇宙空間のみに限られるが、飛行形態ではAWの運搬が可能となっている。

 RZX-08アイビスは現場のパイロットから見れば幾つか物足りない点があるが、地球連邦統一軍からして見れば非常に使い勝手の良い機体として今日まで配備され続けている。


 頭頂高 13.6m

 重量 61t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 軍用プラズマジェネレーター

 武装 ビームガン、プラズマガン、プラズマサーベル、45ミリアサルトライフル、対AWミサイル等、バックパック搭載型30ミリバルカン砲



 GXT-001Dデルタセイバー【砲撃戦仕様】


 機体の背部ユニットから両肩に向けて大出力ビームカノンを二基。両脇部分にはプラズマキャノンを二基装備している。更にビームライフルを二挺持つ事で圧倒的な火力を手に入れた。

 また砲撃態勢には多少の被弾リスクがある為増加装甲を各部に装着。機動力低下を防ぐ為に追加のバックパックを装備している。更にプラズマジェネレーターを追加装備している。

 そして大出力プラズマジェネレーターの副産物としてビームサーベルの使用が可能となった。

 大気圏内でも運用は可能なのだが、重量が非常に重くなり重力下では脚部に大きな負担が掛かる為、実質宇宙専用装備となっている。


 武装 大出力ビームカノン×2、プラズマキャノン×2、大型ビームライフル×2、ビームサーベル


【第三章】


 TTB-660タイタン


 本機は自由惑星共和国が辺境惑星、発展途上惑星向けに輸出用として開発、生産した多砲塔重多脚戦車である。

 武装システムは自動化となっているが、それでも多数の搭乗員が必要となっている。また兵員輸送も可能となっている。

 主砲には30センチ砲もしくはビーム砲を装備。また主砲塔に対空用に四連装40ミリ機関砲を一基搭載してい。

 車体の前面には120ミリ速射砲塔を二基搭載。また近接武装として20ミリ機関砲を前後に二基装備している。更に対AWミサイルも外付けで装備可能となる。

 六本の分厚い脚部により不整地や戦車でも移動出来無い場所でも良好な移動を可能とした。また高速移動には脚部から履帯が展開される。

 多砲塔系統には指揮系統、整備面、コストパフォーマンスでの不安定要素があるものの多数のシステムが自動化。AW、MWの技術流用による整備面での向上。防衛兵器、指揮所としての利用価値の高さにより各方面軍での受けは良好である。

 更に高い火力と防御力は複数の機動兵器相手にも対応可能としており、対AW、MW兵器としても優秀である。

 しかし高性能な装備や装甲は価格の高騰に繋がり売り上げは決して良い訳では無い。更にAW、MWの技術流用が無くとも既存の技術である程度の生産が可能である為、タイタンを参考に自国生産し、更にモンキーモデルも多数輸出されている。その為かモンキーモデルは誘爆率や崩壊率が高く数発の被弾で爆散する例が多数報告されている。

 但し本家タイタン自体の性能と汎用性は高く、砂漠仕様、寒冷地仕様など様々なバリエーションが存在する。


 全長 28.5m

 全高 15m

 搭乗員 6名(兵員輸送20名)

 武装 30センチ砲×1、ビーム砲×1、120ミリ速射砲×2、四連装40ミリ機関砲×1、20ミリ機関砲×2、対AWミサイル×4、チャフ、スモークなど



 TT-750A9ドーベン


 本車はM505ブルバウンドに対抗する為に開発されたガルディア帝国軍の主力戦車である。

 ブルバウンドの性能は他勢力の陸上戦力を圧倒していた。その為、ガルディア帝国はブルバウンドを超える性能を軍開発部、技術部に要求した。

 しかし戦車としてブルバウンドの完成度は高く、性能を超える場合どうしても大型化してしまう。よって従来の戦車を一度見直す事にした。そして火力面での超える事を優先として開発は進められた。

 ブルバウンドを正面から撃ち勝つ為に175ミリ滑腔砲を一門装備。また自動装填装置やシステムの自動化により乗員削減に成功した。正面装甲はブルバウンドと同等の仕様にした。更に拡張性を持たせる為に車体と砲塔が若干の大型化。また大型化した事でエンジン出力の向上化に成功。足回りは従来の形に戻し生産性、整備性を重視した。

 射程、火力は共にブルバウンドを超える事に成功したがコスト面でも若干抑える事に成功。また性能要求としては充分な物でありガルディア帝国軍の主力戦車として生産、配備が行われた。

 また反地球連邦統一派にとってドーベンの存在は非常に有難くブルバウンドに対抗出来る戦車として重宝された。

 但し此方もブルバウンドと違い生産し易い為か自国生産とした物やモンキーモデルも多数出回っている。その結果かなりの数が辺境惑星の主力戦車に紛れ込んだり、テロ組織などにも行き渡ってしまっている。


 全長 12m

 重量 61t

 エンジン TT-2200

 武装 8.5ミリマシンガン、12.5ミリマシンガン、175ミリ滑腔砲×1、煙幕、チャフなど



 D1-Aオビリオン


 本車は対人、対軽装甲車向けに開発された中戦車である。

 三大国家が成立した当初、様々な惑星では反三大国家勢力が根強く存在していた。これに対し軍を使い反社会的勢力に対処していた。

 しかし軍の出費に対するコストパフォーマンスは最悪で、反社会的勢力、テロリストなどに対する過剰な火力が浮き彫りになる形となった。またゲリラ戦に持ち込まれた場合にはAWや戦車などに被害が多数出る事も指摘された。

 この事から生産コストを抑えた廉価版の兵器が必要だと考える様になった。幾つかの兵器企業に打診した結果、万帝社から提案された中戦車が採用された。

 本車は22世紀の地球に於ける国連軍主力戦車を踏襲する形となっている。

 車両形状は殆ど変更は行わず装甲材質を既存の物に加え、自動システム、データリンクを採用し搭乗員を基本2名とした。

 主砲は120ミリ滑腔砲を採用。対人装備として主砲同軸に8.5ミリマシンガン、砲塔上部に12.5ミリマシンガンを搭載。動力に関しては出力を抑え整備性の向上と寿命を伸ばす為に1500馬力に設定。正面装甲は130ミリの直撃に耐えれる様にした。

 元々のベースとなる元国連軍主力戦車は拡張性が高く、様々な環境に対応可能であった。またブルバウンドに比べ15tもの軽量化に成功し機動力では勝っていた。

 コストを抑える為に側面、背面装甲は多少抑えられているがRPG程度なら防ぐ事は可能。それでも被弾時の危険リスクは高いが、代わりに機動力の高さにより遠距離からのロケット弾などは回避可能とされている。

 またコストの安価な事からMWと同等のコクピットに変更し、一人での運用可能となっているD1-B仕様も製造されており【MWに乗る前の練習機】として様々な陣営に採用されている。


 全長 9.8m

 重量 48t

 エンジン MTS-1500

 武装 8.5ミリマシンガン、12.5ミリマシンガン、120ミリ滑腔砲、煙幕、チャフ等



 SuD-95シャーク


 自由惑星共和国軍で採用され現在も様々な陣営で量産、改良が行われてる攻撃機である。

 SuD-95シャークは簡易的な作りで整備性の良さと、高い攻撃力と防弾性を獲得した名機の一機である。

 形状はオーソドックスで僅かな改修で通常の空戦機としても使用が可能となっている。コクピット後部には銃座が付いている。またエンジンの位置が少々特徴的で主翼の付け根上部に一基ずつ設置されている。これは被弾時による緊急着陸の際にエンジンが当たらない様に配慮された設計でもある。

 二基のエンジンによりトップスピードではUA-10サンダーボルトより劣るのだが、無理の無い設計が功を奏し運動性、加速性は優れていた。

 またサンダーボルトよりも価格帯は抑えられており、数合わせとして辺境惑星や独立国家に多数採用されている。

 しかし現在も大量生産されてる本機は大量に犯罪グループの手に渡ってしまっており、テロの象徴の機体の一つとしての不名誉な称号を承っている。


 全長 16.5m

 重量 11.8t

 エンジン U-1250×2

 武装 30ミリバルカン砲、後部二連装銃座、対艦ミサイル、対空ミサイル、ロケット弾、投下爆弾、ガンポット等



 BR-Z5ミスト


 本機は複数の民間企業より製造されたAWである。

 BR-Z5は軍用MW以上の性能を獲得する為に開発された。

 軍用MWの特徴として局地戦になる傾向にある。例えば砂漠戦仕様、都市戦仕様などが挙げられる。しかし局地戦となれば通常のAWを超える性能を発揮するのも事実でもあった。

 下手に軍用MWを参考にすると必然的に高性能機になってしまう。その為一歩二歩性能を低下させた上での開発を始める事となった。

 結果として性能面として見れば特徴が無いAWとなったが、パイロット次第では軍用MWとも渡り合える機体となり一応の成功を収める。

 開発当時としては良質なプラズマジェネレーターを搭載。機動性、運動性は良好な物となった。また装甲は厚く、防弾性能は高かった。更に複数の民間企業によりパーツ生産の効率化に成功し価格を抑える事にも成功した。但し光化学兵器の使用は出来ない。

 発売当時は非常に売れ行きは良く、値段の割に性能が高い事も合わさり幾つかの独立国家や大企業も採用する程のベストセラー機となった。

 しかし時代の流れには勝てず、機体自体の拡張性に限界が来てしまう。更にZC-04サラガンやZM-05マドックなどの安価で高性能なAWが出てからは徐々に姿を消して行った。だが今尚第二戦級や工作機として現役機として配備されていたり、民間に払い下げられ重機やイベント機としても活躍しており完全に廃棄されてはいない。その為現在でも一部部品はライセンス生産されており補充が続いている。


 頭頂高 13.5m

 重量 62t

 装甲材質 特殊セラミック型合金

 動力 プラズマジェネレーター

 武装 腕部12.5ミリマシンガン、45ミリサブマシンガン、45ミリアサルトライフル、75ミリライフルなど



 MtO-24 スィビーリア


 兵員輸送を兼ね備えた汎用型攻撃ヘリである。

 攻撃ヘリとしては大型で多くの武装と完全装備の兵士を六人収容可能。前線に航空支援を行いながらも歩兵部隊を展開可能。また地上からの攻撃誘導を行える様に頑強な装甲を持つ。

 左右に伸びる翼に強力なエンジンを搭載。更に大型の二重反転ローターで運動性能を向上させている。また速度を上げる為に後部には低出力のジェットエンジンが一基搭載している。

 元々汎用型攻撃ヘリとして失敗作だったが左右に強力なエンジンを取り付け、更に大型化させた事で重武装、高機動を実現した。

 また二つのメインローターにより片方が被弾し停止したとしても飛行が可能である。但し、可能であるだけで帰還出来る可能性は高くは無い。

 此方は通常の攻撃ヘリより高価になっているが、治安維持軍や対テロ組織からは絶大な支持を得ている。


 全長 13.8m

 重量 10.5t

 エンジン PD-300×2基 PD-500×1基

 武装 20ミリマシンガン、対AWミサイル、対地ミサイル、多目的ミサイル、ロケット弾、無誘導爆弾など



 MC-95Gディフェンダー


 本機は民間企業で生産されている防衛用MWである。

 高い正面火力と防御力を持ち防衛線維持や基地防衛には非常に頼りになる。また運動性能は横方向へのスライド移動が可能であるが、機動性は並程度である。

 MWの中では敵としては厄介な分類としており、他のMWと比べると少々高価である。

 地上用MWだが自治軍、企業からの評価は高い。


 頭頂高 5.3m

 重量 35t

 装甲材質 マルチセラミック複合合金

 動力 プラズマバッテリー

 武装 対人用12.5ミリマシンガン、中口径グレネード×2、30ミリガトリングガン×2、二連装120ミリ速射砲、155ミリ速射砲×1、多目的ミサイルポッド×1、対赤外線スモークディスチャージャー



 MC-44Fタランチュラ


 本機は対人特化型MWである。

 主に歩兵やパワードスーツ相手に戦闘を行う。また装甲車相手にも充分対処出来る能力を保持している。

 六本の脚と二本の腕が特徴の本機だが、一番の特徴は壁をある程度登る事が出来る。これにより高所に居る敵を追い詰めたり、索敵も容易に行える様になった。また対人センサーの搭載量に関しては他のMWより群を抜いている。

 更に後部には小型ドローンや火炎放射器を搭載している。そして二本の腕部には20ミリマシンガンを搭載している。

 対人特化型故に小型であるが、装甲は硬く対戦車ミサイルの一発、二発程度なら耐えられる。また、脚が左右一本ずつ損傷して使用不可になろうとも移動には僅かな支障しか出ない。

 尚、本機の機動力に関しては救助活動を行うには非常に有用で、救助活動用にダウングレードされたタランチュラは今尚多くの命を救い続けている。


 頭頂高 3.1m

 重量 18t

 装甲材質 マルチセラミック複合合金

 動力 プラズマバッテリー

 武装 腕部20ミリマシンガン、索敵ドローン、火炎放射器、対赤外線スモークディスチャージャー



 MC-61Eオーガ


 本機は自由惑星共和国で配備、運用されている戦闘用重MWである。

 本機の特徴として人型でありAWとまでは行かないが、汎用性が高い事が挙げられる。

 重装甲で生存性も高く、二次元に於ける機動性も悪く無い。またMW故に操作性も非常に良好である。但しAWの様に空を跳ぶ事は出来無い。

 武装も豊富で搭乗者によって多少の選択肢が選べる事が可能となっている。

 ジェネレーターはプラズマバッテリーを使用する事でコストダウンを図っている。

 MC-61Eオーガは初期生産から価格は抑えられており、自由惑星共和国が発足された初期の頃ではAWを揃えるのが困難な時に非常に重宝された。

 また一部では有るがAWの武装も使用可能となっている。

 その為かMC-61Eオーガは改修に改修を重ねて。初期とは全く別の機体へと進化したのだった。


 頭頂高 10m

 重量 38t

 装甲素材 マルチセラミック複合合金

 動力 プラズマバッテリー

 武装 30ミリマシンガン、45ミリマシンガン、200ミリバズーカ、ビームガン、四連装垂直ミサイルポッド、四連装ロケットポッド、大型シールド、接近用アックス、など



 MC-30Bモールド


 本機は作業用MWを戦闘用に改修した機体である。

 逆関節の二脚と胴体での構成で特徴的な見た目をしている。また生産コストも非常に安価である為入手し易い。

 しかし被弾時の生存率の低さから【二脚の棺桶】と比喩されている事から、胴体前面に追加装甲を取り付けているバージョンも存在している。

 安価な生産コストから様々な陣営で使用されている。


 頭頂高 7.5m

 重量 24t

 装甲素材 マルチセラミック

 動力 プラズマバッテリー

 武装 55ミリライフル、四連装ミサイルポッド、30ミリガトリングガン


【第四章】


 AH-89サンダー


 対AW用に開発された攻撃ヘリである。

 本機はステルス仕様が標準化されている攻撃ヘリである。

 主に敵戦力に対して不意を突く事を前提としている。その為、全ての武装は収納式でエンジン出力は騒音を抑える様に低出力に設定されている。

 しかし、ステルス性を持たせる事でコストが増してしまっている。また低出力故に運動性は余り良くは無い。その為、緊急時には出力を上げる様にはなっている。


 全長 13.6m

 重量 7.5t

 エンジン T-855×2基

 武装 30ミリマシンガン、対AWミサイル、対地ミサイル、多目的ミサイル、ロケット弾等



 FG-101Yフォッケナイン


 本機は大気圏内での制空権確保を目的として開発された。

 純戦闘機として開発された本機は高い格闘性能を持つ。単発エンジンだが高出力の為、加速も最高速も良好な結果を出している。

 マルチロール機の様に様々な装備を省く事で軽量化、低価格を実現している。


 全長 15.6m

 重量 7.8t

 エンジンBTB-3000×1基

 武装 30ミリバルカン砲、対艦ミサイル、対空ミサイル、多弾ロケット弾、投下爆弾、30ミリガンポッド等



 Vt-85ハスキー


 本機は強襲揚陸艇に近い性能を持つ戦略爆撃機である。

 舗装されてない地面でも着陸可能で、下部には衝撃を和らげる為の垂直ジェットエンジン四基搭載。分厚い二枚の主翼に六基のプラズマターボジェットエンジン。更に二重反転プロペラを採用した珍しい機体となっている。

 自衛用に20ミリ機銃砲、30ミリチェーンガン、VLSミサイルを多数搭載。更に防御用のマルチジャミングシステムも搭載している。また防御用にチャフや電磁ジャマーによりミサイル対策も万全となっている。

 分類上、爆撃機となっているが武装を施したAW四機を搭載可能。また二重反転プロペラのお陰で、前ハッチを開いた状態での低速域の降下姿勢も容易となっている。

 しかし大型な爆撃機故に機動力は非常に悪く、戦闘機に狙われた場合高確率で被弾する。また構造上の欠陥でエンジンを被弾して火災を鎮火出来なかった場合、隣のエンジンが停止する可能性がある。これは主翼内に伝わる動力パイプが一律で各エンジン繋がっている為と言われている。

 だが、この欠陥は開発当初から発見されていたが改善する場合、生産コストが更に上がると懸念され現状維持となっている。


 全高 14.5m

 全長 36.5m

 全幅 72m

 エンジン MD-20V2プラズマターボジェット×6基

 武装 20ミリ連装機関砲×10基、尾部30ミリチェーンガン×1基、VLSミサイル×10基、チャフ、電磁ジャマー



 東郷・シズリ専用機XBM-001スティング


 原型機であるXBM-001レーニンのカスタム機である。

 本機の特徴として脚部を逆関節仕様に変更。出力強化の為、強化型プラズマジェネレーターを搭載し機動力を上げている。また両腕には腕部二連装45ミリマシンガンを装備している。

 更に機動力は非常に高く、地上戦では逆関節の脚部を利用した立体的な戦闘を得意としている。

 そして肩部には特殊兵装アラクネを二本装備。更に肩側面部には追加ブースターを装備。近接戦では45ミリの弾幕を張りながら目標に接近。アラクネを操作して二本の近接用サーベルで切り倒す戦法を得意としている。

 お淑やかな印象を持つ東郷・シズリだが、それとは対照的にアグレッシブでトリッキーな戦い方をする。



 頭頂高 10.5m

 重量 41t

 装甲材質 特殊マルチセラミック複合合金

 動力 強化型プラズマジェネレーター

 武装 腕部二連装45ミリマシンガン、特殊兵装アラクネ、近接用サーベル×6本



 R-15Eイーゲル


 本機は簡易変形飛行型MWである。

 脚部のみ変形する事で高速で飛行が可能。また地上に降り立ち戦闘も可能。更に簡易型な攻撃ヘリの役割も担う事が可能。

 しかし全ての性能が中途半端な為、単機または少数運用には向かない。

 価格は飛行戦力となる事から少々高価なMWとなっている。


 頭頂高 7.4m

 重量 32t

 装甲材質 マルチセラミック

 動力 プラズマバッテリー

 武装 固定式20ミリバルカン砲、固定式45ミリマシンガン、四連ロケットポッド、四連ミサイルポッド



 GXT-001Pデルタセイバー【近接戦仕様】


 機体のブースター出力調整を加速寄りにしており近接戦特化にしている。

 対艦ビームサーベルは重装甲AWでも一刀両断が可能。またフリゲート、駆逐艦、巡洋艦クラスの装甲も容易に切断可能である。

 ビームガトリングガンは機体の余剰出力を利用しており、非常に強力なビームの弾幕を形成する事が可能でありAWも容易に破壊可能である。

 ショットカノンはデルタセイバーとしては珍しく実弾兵装である。無論、こちらも近接戦での牽制を主としている。

 本機は主に大気圏内での地上戦を想定。また重量には余裕があり地上、宇宙問わず運用可能である。


 武装 対艦ビームサーベル、ビームガトリングガン、ショットカノン、ビームライフル、ビームサーベル×2



 ZCM-08ウォーウルフ


 本機はZC-04サラガンの後継機、及び次世代機としてバンタム・コーポレーションが設計、開発が行われた機体である。

 ZCM-08ウォーウルフの特徴として機体サイズが大型化した事だ。大型化した事でプラズマジェネレーターのサイズアップに余裕が生まれた。また出力向上に伴い光化学兵器の標準装備が可能。ブースター出力の向上による機動性が大幅に上がった。その為、短時間ではあるが飛行が可能になった。また飛行時に機体の姿勢維持をさせる為に背部、脚部に安定翼を増設。

 更に大型化した恩恵は装甲厚の増加をもたらし生存性、継戦能力の向上した。

 デメリットとして大型化による被弾面積の増加。整備面でのコスト増加が懸念される。しかし、機動性は現行機の上位に位置。またZC-04サラガンとの部品共通はおよそ6割以上でコストを抑えている。

 価格帯はZM-05マドックの最新バージョンと改修パックを合わせた価格とほぼ同等であるが、拡張性の高さからZCM-08ウォーウルフが圧倒的であり将来性の高さも合わさってリーズナブルな価格に抑える事に成功した。

 また本機はサラガン乗りからの乗り換えをスムーズに行える為にリミッターを各所に設定。徐々に慣れて行く事でパイロット自身がリミッターを解除する。そうする事でパイロットが成長を実感するのと同時に愛着を湧き易くしている。

 また現行の宇宙用、空中用装備も装備可能で戦場を選ぶ事は無い。

 主な販売先として傭兵企業、自治軍などと言った一定数の数を揃える事が可能な場所を選んでいる。

 しかし、とあるPV映像が世に流れた事によりフリーランスの傭兵やバウンティハンターの間で爆発的な人気を出す事になった。


 頭頂高 16.5m

 重量 59t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 大型プラズマジェネレーター

 武装 胸部対人用12.5ミリマシンガン×2門、45ミリサブマシンガン、45ミリアサルトライフル、55ミリライフル、ビームガン、ビームライフル、十二連装ミサイルポッド等



 シュウ・キサラギ少尉専用機 ZCM-08Rブラッドアーク


 本機はZCM-08Sウォーウルフの先行量産型をベースに改修した機体である。

 ブラックアークはシュウ・キサラギ少尉が以前搭乗していたZC-04Rバレットネイターの高機動戦闘を受け継いだ形となっている。

 またバレットネイターの戦闘データをフィールドバックした本機は非常に高い機動性を獲得する事に成功した。

 プラズマジェネレーターはバレットネイターの設計図から流用し徹底的な改造を施し、出力を1.7倍にまで引き上げる事に成功した。

 更に向上した出力を使う為に各部にブースターを増設。背部に大型ブースターを四基、腰側面に追加ブースター、股下と脹脛部分にも中型ブースターを増設。姿勢制御用のスラスターも増加した事で安定性を確保した。

 また肩部にも大型ブースターを搭載。サイドステップによる移動が大幅に向上した。そして装備がブラッドアークとシュウ・キサラギ少尉にとって最も恩恵を受けた改修だ。この大型ブースターにより回避機動に瞬発力が増し、敵から捕捉され難い状況にする事が可能となった。

 これだけのブースターを増設すればパイロットに掛かる負荷は相当だ。その為、脱出装置の撤去を行い、代わりに慣性抑制装置をコクピットブロック周辺に増設する事で無理矢理解決した。

 更に増加したジェネレーター出力とブースターにより、短時間であるが重力下での飛行が可能。飛行状態でも高い機動性を獲得した。また飛行時に機体の姿勢維持をさせる為に背部、脚部に大型の安定翼と通常の安定翼を増設。

 カラーリングはバレットネイター同様の赤と黒のツートンカラーに仕上げており、ブラッドアークと共に自身の復活を宣言した。


 頭頂高 16.8m

 重量 62t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 大型軍用プラズマジェネレーター改

 武装 胸部対物用20ミリマシンガンx2門、試作プラズママシンガン、ビームキャノン砲、35ミリガトリングガン、プラズマサーベル



 GXF-900ガイヤセイバー


 本機はGXT-001デルタセイバーの戦闘データを元に試作された機体である。

 GXT-001デルタセイバーは実験機として製造されたのだが、搭乗者でもあるクリスティーナ・ブラッドフィール少佐により既存きそん機を遥かに凌駕する性能を発揮した。

 その為、戦闘で得られたデータを元に試作機が製造される事となる。

 ベースはデルタセイバーと同等のフレームを採用。ジェネレーターも同等の物を使用する事になった。

 武装も基本装備となるビームライフル、ビームサーベルを装備。更に左腕部にはエネルギーシールドを展開する事が可能となった。

 更にガイヤセイバーの特徴として重力下での長時間の飛行が可能となっている。また機体サイズを変更する事無く、既存(きぞん)機を凌駕する性能を持つ事は非常に困難であり、エルフェンフィールド軍の開発技術の高さを伺わせている。


 頭頂高 17m

 重量 58t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金α型

 動力 高出力軍用プラズマジェネレーター改

 武装 ビームライフル、大型ビームライフル、ビームサーベル、ビームシールド



 ZXGT-01 ウシュムガル


 本機は地球連邦統一軍が保有する戦略級AWである。

 戦略級AWは三大国家のみが保有、運用が可能の機体であり、その運用目的は拠点制圧や反乱分子に対する圧力を掛ける事である。

 本機は戦略級AWとして非常に大きく、その巨大を保持する為に反重力装置を各部に搭載。結果として見た目の割に機敏に動く事が可能となっている。

 ウシュムガルの特徴の一つとして小型ナイトロ・レヴォ核融合を搭載している。このジェネレーターは宇宙艦艇のメイン機関として搭載されている。また並列機関にする事で発生するエネルギーを2乗にする事が可能。その為、高い火力だけで無くエネルギーシールドも展開可能となっている。

 装甲に関しても宇宙戦艦などで採用されているブラック・ウルツゥルフ窒化合金を使用。軽量で物理攻撃に対し高い防御力を確保している。またジャミング装置も搭載しており、誘導兵器に対する高い確率で無力化が可能。

 火力に関しても戦略級巨大AWとして破格の威力を持つ。

 両腕部有線飛行型ビーム砲は5本の指から多数の高出力のビームが発射可能。また近接戦としてビームサーベルも展開可能。更に有線によりギフト【遠隔操作】【空間認識】が無くともパイロットは操作可能。但しパイロットに掛かる負担は大きくなっている。

 両方部に装備されている攻守拡散ビーム砲は、近距離から中距離の面制圧に使用。またウシュムガルに接近する多数の飛翔体を纏めて迎撃出来る能力を持つ。

 背部に搭載されているホーミングレーザーは、その名の通り高出力レーザーが目標に向けて誘導されて着弾。

 レーザーを誘導させるにはギフト【誘導】が必須だが、ギフトと同等の能力を発生させる装置を搭載しておりギフト保有者で無くとも使用可能となっている。

 またミサイルとは違い周辺に被害を出す事を抑える事が可能。更にメイン機関に負荷を与えない為に大型軍用プラズマジェネレーターからエネルギー供給されている。

 胸部に搭載されているHELブラスターはウシュムガルの一番の火力を持つ。その威力は三大国家の標準戦艦のエネルギーシールドを貫くだけで無く、船体にもダメージを与える事が可能。場所によっては一撃で戦艦を轟沈する事が可能となっている。

 多目的ミサイル搭載超大型シールド。左肩部から腕に掛けて分厚い装甲で覆う巨大なシールド。更にシールド内部には対AWミサイル、対空ミサイル、対ビーム撹乱粒子など多数の種類を搭載。状況に応じて対応可能となっている。

 対物用の30ミリガトリングガン8基。股関節部の前後に4基ずつ配置。主に足元に潜り込んだ敵機を迎撃する為の武装。

 背部ホーミングレーザーは脱着式となっており、他の武装に切り替える事が可能となっている。

 但し、これだけの多数の武装を操るにはパイロットに対する負荷が大きい為、役割をある程度分割する為に複座型となっている。

 以上の事から拠点制圧や防衛戦に於いては非常に有用である。またウシュムガルの名は女神ティアマトから生み出された11の悪魔の一柱から由来する。

 また戦略級AWは三大国家のみ保有が可能だが、一部国家に対し多大な貢献を果たしている大企業にのみ使用許可を出している。但し、戦略級AWを使用する為に多くの手続きが必須となっている。


【以下の内容に関しては少将以上。又はZXGT-01ウシュムガル関連技術者のみ閲覧可能】


 ZXGT-01ウシュムガルの本来の役割は拠点制圧と反乱分子に対する圧力などでは無い。その火力を持って敵性勢力の殲滅を行う事を主目的とする。

 パイロットが殲滅任務に躊躇する事が無い様に、ウシュムガルの頭部には疑似ギフト装置【高揚】を搭載している。これはパイロットの精神に直接干渉する事で高揚状態にし、任務を迅速に遂行させる事を目的としている。

 また疑似ギフト装置が起動すると頭部の口部分が開き、冷却剤が漏れ出る演出がある。これは敵対勢力に対し更なる恐怖と圧力を与える物である。

 パイロットを高揚させる事で引き金を引き易くし、罪悪感を極力無くす事とする。以上



 全高 56.5m

 頭頂高 41.0m

 重量 395t

 装甲材質 ブラック・ウルツゥルフ窒化合金

 動力 小型ナイトロ・レヴ核融合×2基、大型軍用プラズマジェネレーター×1基

 武装 対物用30ミリガトリングガン×8基、対空近接防御用頭部60ミリバルカン砲×4門、両腕有線飛行型ビーム砲×2基(予備2基)、攻守拡散ビーム砲×2基、HELブラスター×1門、ホーミングレーザー×20門、エネルギーシールド、多目的ミサイル搭載超大型シールド

 他武装 大型ミサイル搭載コンテナ型、大出力ビーム砲×2門搭載型、対人対物ドローン搭載型、特殊兵装アラクネ型



 ウシュムガル専用大型地上運搬戦艦 バーフラー


 本艦は戦略級AWウシュムガルの運搬用に開発、運用されている。

 ウシュムガルの運搬、整備、補給を行う。またバーフラー内部には余剰スペースもあり他AW、MWの整備、補給も可能である。

 戦略級AWを扱うと言う事で指揮所も充実しており、前線指揮所として運用される。

 武装も豊富であり自衛は勿論の事、味方への支援砲撃なども可能としている。


 全長 250m

 搭載数 戦略級AWウシュムガル1機、AW6機、偵察機3機

 武装 205ミリ連装砲×2、120ミリ速射砲×6、VLSミサイル×8、ミサイル発射台×2、20ミリ対空砲×6



【第五章】


 QA-N09ベスウームナ


 軍事企業QA・ザハロフのオリジナル機体の一つ。

 本機はNo.09専用機となっており、二脚中量級AWで高い運動性を持つ。

 ベスウームナは元々、リンク・ディバイス・システムの実験機として運用されていた。

 しかし、実験体(レイナ)の素体として適正の高さと、優秀な結果を出した事で専用機として運用、データ収集する事となった。

 カラーリングは黒とダークブルーのツートンカラー。

 十字架の先端部分に赤い色の四つ目のメインカメラ。

 機体は全体的に鋭角状で有りながら、何処か人間らしい柔らかなボディラインが特徴となっている。

 武装は右手に大型レールガン、左手に45ミリサブマシンガン。右肩に八連装ロケットポッド、左肩に特殊兵装アラクネ。両肩側面には追加ブースターを装備していた。

 特殊兵装アラクネには近接用サーベルを3本装備している。

 ベスウームナはQA・ザハロフが主導するネオ・アーマード・ウォーカーの基礎としての役割があったのだが、新型OSの開発に目処が立ったので実験体共々処分される予定だった。

 度重なる実験の結果、機体は大型化。皮肉にもバンタム・コーポレーションと同じ結論になってしまった。


 頭頂高 16.8m

 重量 65t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 大型プラズマジェネレーター

 武装 大型レールガン、45ミリサブマシンガン、八連装ロケットポッド、特殊兵装アラクネ×3(近接用サーベル)



 QA-N16アルマータ


 軍事企業QA・ザハロフのオリジナル機体の一つ。

 本機はNo.16の専用機となっており、四脚軽量AWで高い機動性と充分な積載量を持つ。

 アルマータのベース機は不明。昆虫のカマキリに似た頭部が特徴でボディも昆虫を意識したデザインとなっている。

 No.16が得意とする中距離での射撃戦を意識しており、ビームライフルと45ミリアサルトライフルを装備。右肩には六連装ミサイルポッド、左肩には中口径グレネード砲を装備。

 アルマータはQA・ザハロフが主導するネオ・アーマード・ウォーカーの分類に入っており、リンク・ディバイス・システムの使用を前提としている。

 LDSは搭乗者に多大な負担を掛けるのだが、人間の脳味噌を別に搭乗者との間に組み込み事で負担を軽減させる事に成功。

 しかし、戦闘を行えば数時間程で脳味噌の劣化が始まってしまうのでNo.9をベースとした擬似ギフト装置の配備が急がれていた。


 本機はシュウ・キサラギが操るZCM-08Rブラッドアークと戦闘を行う。

 しかし、得意の中距離戦にも関わらず大型レールガンにより脚部を被弾。機動力を失った所を大型レールガンの追撃によりコクピットを貫かれてパイロットは死亡。



 QA-N08ムラカタ


 軍事企業QA・ザハロフのオリジナル機体の一つ。

 本機はNo.08専用機となっており、二脚重量級AWで高い防御力と運動性を持つ。

 ソバルトのベース機は不明。分厚い装甲で身を包むAWである。

 No.08が得意とする近距離、接近戦を意識しており、接近用カタナを2本装備。両肩にはショットカノンを装備。また、搭乗者はカウンター戦法が得意としている。

 ムラカタはQA・ザハロフが主導するネオ・アーマード・ウォーカーの分類に入っており、リンク・ディバイス・システムを使用を前提としている。

 LDSは搭乗者に多大な負担を掛けるのだが、人間の脳味噌を搭乗者との間に組み込み事で負担を軽減させる事に成功。

 しかし、戦闘を行えば数時間程で脳味噌の劣化が始まってしまうのでNo.9をベースとした擬似ギフト装置の配備が急がれていた。


 本機はシュウ・キサラギが操るZCM-08ブラッドアークと戦闘を行う。

 初手の不意打ちにより左手と左肩の装備を損失。

 しかし、戦意は変わらず近距離戦に持ち込み接近戦を仕掛けるが、交差した瞬間に大型レールガンがコクピットに直撃しパイロットは死亡。



 QA-N05カイブノヴァ


 軍事企業QA・ザハロフのオリジナル機体の一つ。

 本機はNo.05専用機となっており、逆関節中量級AWで高い運動性を持つ。

 カイブノヴァのベース機は不明。鋭角状の装甲を多用しており被弾軽視と空気抵抗を目的としている。

 No.05が苦手とする距離は無く、ビームマシンガンと大型シールドを装備。右肩にはビームキャノン砲、左肩には多目的レーダーを装備。更に隠し武装として腹部にはビーム砲を一門装備している。

 カイブノヴァはQA・ザハロフが主導するネオ・アーマード・ウォーカーの分類に入っており、リンク・ディバイス・システムを使用を前提としている。

 LDSは搭乗者に多大な負担を掛けるのだが、人間の脳味噌を搭乗者との間に組み込み事で負担を軽減させる事に成功。

 しかし、戦闘を行えば数時間程で脳味噌の劣化が始まってしまうのでNo.9をベースとした擬似ギフト装置の配備が急がれていた。


 本機はシュウ・キサラギが操るZCM-08ブラッドアークと戦闘を行う。

 大型シールドを構えながら45ミリアサルトライフルで応戦。不意打ちでの腹部ビーム砲での撃破を狙うが、左腕を破壊するに止まる。

 そして大型レールガンの至近距離による射撃により爆散した。



【第六章】


 識別番号UNKNOWN ファントム


 本機は対デルタセイバー用に調整された大型ASである。

 正面装甲は非常に分厚く、対ビームコーティングも塗装されており、デルタセイバーのビーム攻撃を数発程度なら無力化が可能。

 また、正面装甲は入手困難なブラック・ウルツゥルフ窒化合金を使用しており実弾に対しても非常に堅牢なモノとなっている。

 武装も豊富で正面には60ミリ機関砲が4門、高出力ビーム砲が2門、高出力プラズマ砲が2門。

 側面には10基VLSに多弾頭ミサイルが搭載。更に下部には近接用クローアームに高出力プラズマサーベルが2本ずつ搭載されている。

 また機体下部には大型対艦ビームカノンを搭載しており、近距離なら戦艦クラスのエネルギーシールドも貫通可能。更に擬似ギフト装置の誘導を搭載しており、発射後に修正が可能となっている。

 外部にも自動迎撃システム搭載型拡散ビーム砲を2基。20連ミサイルポッドを8個搭載している。

 大型ブースター2基、中型ブースター8基を搭載しており、機動力は凄まじい速度を誇る。その為、パイロットに多大な負荷を掛けてしまうので、慣性緩和装置を通常の倍設置している。

 しかし、ASとしては非常に大型となっており被弾する事が前提となっている。にも関わらず、側面、背面の装甲は薄く被弾してしまえば内部にもダメージが広がる可能性が高い。その為、爆散するリスクが非常に高い。

 また、機体下部に搭載されている大型ビーム砲は装甲が薄く、代わりに冷却剤や冷却板が大量に取り付けられている。

 余りにも極端な設計思想故にお蔵入りとなる筈だった大型ASだが、秘密結社E.G.Fとの戦闘で猛威を奮った。


 全長 60m

 重量 225t

 装甲材質 ブラック・ウルツゥルフ窒化合金、特殊マルチセラミック型複合合金+多段装甲

 動力 大型軍用プラズマジェネレータ×2基

 武装 高出力ビーム砲×2門、高出力プラズマ砲×2門、大型対艦ビームカノン×1門、60ミリ機関砲×2基、VLSハッチ×10基、20連ミサイルポッド×8個、自動迎撃システム搭載型拡散ビーム砲×2基、近接用大型クローアームと高出力プラズマサーベル×2本



 ZQA-N017 ルグレ


 本機は対デルタセイバー用に調整、製作されたAWである。

 本機の特徴としてZCM-08RブラッドアークをベースにQA-N09ベスウーナムのパーツを多く流用している。

 頭部、腕部、脚部はベスウーナムの物を使用。肩、胴体はブラッドアークのままにしている。

 また頭部は損傷が多かった為、右側のメインカメラをブラッドアークの物に変更した上で装甲を整えている。

 ブースター関係はブラッドアークの物を使用し高い機動性と運動性を確保。また、腰に装着している2つのブースターは特攻ビットの役割を持つ。

 プラズマジェネレータはバンタム・コーポレーションが開発した対デルタセイバー用の物に換装。短期間であればデルタセイバーと同等以上の出力が発生可能となっている。

 操縦システムはリンク・ディバイス・システムを採用。脳からの直接的な操作が可能である。また、搭載OSはOSX-017を使用している。

 OSX-017のベースはゴースト出身のレイナであり、擬似的な人格も搭載している。戦闘補助AIやナビゲーションとしての役割を果たす。

 OSX-017を使用する事でリンク・ディバイス・システムによるパイロットに対する負荷を完全に無くす事に成功している。

 また、レイナ自身が保有していたギフト【適応】【順応】を擬似ギフトに近い形で使用可能となっており、特殊兵装が使用可能となっている。

 本来であるなら規格が合わない機体同士なのだが、殆ど問題無くマッチング出来てしまい良好な状態となった。

 しかし、対デルタセイバー用に調整されたプラズマジェネレータはピーキーであるのでOSX-017が無ければ到底運用出来る代物では無い。

 また、機体バランスはお世辞にも良いとは言えず、OSX-017とリンク・ディバイス・システムが無ければ実戦での運用は困難であった。

 機体にはエンブレムマークがあり、紅い狼を中心に右側にマグナム、左側に刀、下側に603の数字が刻まれている。

 また、機体名ルグレは後悔を意味している。


 シュウ・キサラギ少尉は擬似ギフトの適性が高く非常に稀な人物であり、OSX-017との相性は抜群だった。

 その結果、対デルタセイバー戦では圧倒する事もあった。

 激闘の末、最終的にビームサーベルの出力が無くなり、デルタセイバーのコクピットを貫く事が出来ず敗北する事となった。


 頭頂高 16.8m

 重量 54t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 対デルタセイバー用試作プラズマジェネレータ

 武装 胸部対人用20マシンガン×2門、大型レールガン、試作プラズママシンガン、ショットカノン、特殊兵装アラクネ(近接用刀を装備)×3本、ブースター型ビット×2個、ビームサーベル×2本


【第7章】


  HS-105N ヴォルシア


 本機は大企業ホープ・スターが独自開発、製造、運用しているAWである。

 エルフェンフィールド軍の主力機でもあるGX-806スピアセイバーを参考に開発された。

 本機は艦隊護衛をメインとした局地戦機をコンセプトとして開発が開始。その後、GX-806スピアセイバーの設計図を秘密裏に入手した事で、開発スピードが一気に上がった。

 ホープ・スターが独自開発した高出力プラズマジェネレーターを採用する事、で光化学兵器を使用可能とした。

 生存性も重視されており、胸部、コクピット周りに追加装甲を増設している。

 更にブースター、スラスターの推力も高めに設定しており、高い機動性と運動性を実現。

 また、機体デザインにも手が加えられており、GX-806スピアセイバーだと気付かれない様に変更された。

 頭部は追加装甲にツインカメラにバイザー仕様。バイザーはイケメン風になっている。

 胸部は堅実な装甲配置と無理の無いデザイン。腕部、脚部も独自デザインで誤魔化している。

 全体的に高性能に纏まったが、ホープ・スター企業だけの運用となっている為、製造コストは高い。

 また、GX-806スピアセイバーのブラックボックスは解析不可能だったので中途半端になってしまったのは否めない。

 しかし、大企業が単独で運用するなら問題無い程の高水準で完成したAWである。


 この数年で警備隊内での衝突事故、着艦失敗などの事故、損耗率が高くなっていた。

 理由を分析した結果、パイロットの練度不足だと判明。そこで、警備隊のブースター、スラスターの推力を大幅に下げる事で対応した。

 結果として事故などは激減し、パイロット達からも扱い易いと好評を得た。

 尚、この決定をしたのはナインズの敏腕プロデューサー、メル・ゼ・ワトソンである。


 頭頂高 13.5m

 重量 60t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 高出力プラズマジェネレーター

 武装 頭部内蔵式対人用12.5ミリマシンガン、ビームガン、ビームライフル、プラズマサーベル、45ミリアサルトライフル等




 MHS-108N ヴァルシア


 本機は大企業ホープ・スターが独自開発、製造、運用している可変型AWである。

 ベースとなっているのは、HS-105Nヴォルシア。

 本機は艦隊護衛をメインとした局地戦機をコンセプトとして開発が開始。

 可変機構は参考としたのはFA-11ヘルキャット。高い機動性と空戦能力を確保する為だ。

 ホープ・スターが独自開発した高出力プラズマジェネレーターを採用する事、で光化学兵器を使用可能とした。

 また、軽量化を目的として胸部、コクピット周りの追加装甲は撤去。

 更にブースター、スラスターの推力も高めに設定しており、高い機動性と運動性を実現。

 また、機体デザインにも手が加えられており、GX-806スピアセイバーだと気付かれない様に変更された。

 頭部はツインカメラにバイザー仕様。バイザーはイケメン風になっている。

 胸部は堅実な装甲配置と無理の無いデザイン。腕部、脚部も独自デザインで誤魔化している。

 全体的に高性能に纏まったが、ホープ・スター企業だけの運用となっている為、製造コストは高い。

 また、高い空戦能力を確保する為に可変機構が更に複雑化。変形時に1秒以上の隙が出来てしまう。

 整備性も劣悪となり、現場からは不評となっている。

 しかし、大企業が単独で運用するなら問題無いとして黙殺された。


 この数年で警備隊内での衝突事故、着艦失敗などの事故、損耗率が高くなっていた。

 理由を分析した結果、パイロットの練度不足だと判明。そこで、警備隊のブースター、スラスターの推力を大幅に下げる事で対応した。

 結果として事故などは激減し、パイロット達からも扱い易いと好評を得た。

 尚、この決定をしたのはナインズの敏腕プロデューサー、メル・ゼ・ワトソンである。


 頭頂高 14.2m

 重量 62t

 装甲材質 特殊マルチセラミック型複合合金

 動力 高出力プラズマジェネレーター

 武装 頭部内蔵式対人用12.5ミリマシンガン、ビームガン、ビームライフル、プラズマサーベル、45ミリアサルトライフル等



 Ty-88Fロルフ


 本機はアーマード・ウォーカーをベースとした軍用MWである。

 アーマード・ウォーカーの機動力と汎用性を持たせる事を前提に開発された軍用MW。

 機動力を上げる為に装甲はコクピット周りを重点的に厚くしている。また、機動力底上げとしてローラーダッシュ機能も保有している。

 武装も豊富で一部アーマード・ウォーカーと共有する事も可能。

 ジェネレーターはプラズマバッテリーを使用する事でコストダウンを図っている。

 本格的な軍用MWとして完成度は高く、市街地戦などの限定的な戦場ではアーマード・ウォーカーを圧倒する事も可能。

 しかし、高く跳躍する為のブースターなどは搭載されておらず、専用のブースターパックが必要となっている。また、ブースターパックの使用回数は3〜4回程なので3次元戦闘は実質不可能となっている。

 本機はアーマード・ウォーカーに比べれば価格は抑えられている。しかし、軍用MWとしては高価な分類に入ってしまっている。

 しかし、性能自体は高く格闘戦から射撃戦も難なく熟る。また、プラズマバッテリーを採用しているので静音性が高く、隠密部隊、特殊部隊などで多く採用されている。


 頭頂高 9m

 重量 28t

 装甲素材 マルチセラミック複合合金

 武装 30ミリマシンガン、45ミリマシンガン、75ミリスナイパーライフル、ビームガン、四連装垂直ミサイルポッド、四連装ロケットポッド、大型シールド、接近用アックス、パイルバンカーなど



【AW武装一覧(一部)】


 腕部射撃武器

 ビームガン

 ビームライフル

 ビームマシンガン

 対艦ビームカノン

 140ミリ対艦ライフル

 35ミリガトリングガン

 45ミリハンドガン

 45ミリライフル

 45ミリサブマシンガン

 45ミリアサルトライフル

 55ミリライフル

 60ミリショットガン

 60ミリショットアサルト

 75ミリスナイパーライフル

 250ミリバズーカ砲

 複合武装 ビームガン×35ミリガトリングガン(名称未定)

 四連装ショットガン

 二連装45ミリヘビーマシンガン

 45ミリヘビーマシンガン

 45ミリヘビーマシンガン(シールド付き)

 170ミリキャノン砲

 ビームガン小型シールド

 30ミリガトリング小型シールド

 二連装30ミリガトリングガン

 ビームガトリングガン

 大型レールガン

 試作プラズママシンガン

 大型荷電粒子狙撃砲

 大型ビームライフル

 火炎放射器


 腕部一体型武器

 30ミリガトリングガン

 二連装30ミリガトリングガン

 35ミリガトリングガン

 二連装45ミリマシンガン

 二連装ビームガン

 四連装グレネード砲

 八連装ロケットポッド

 120ミリ速射砲

 四連装ミサイルポッド

 六連装ミサイルポッド

 三連装240ミリバズーカ


 近接武器

 対艦バスターソード

 パイルバンカー

 プラズマバンカー

 シールド付きパイルバンカー

 近接用サーベル

 近接用アックス

 近接用ランス

 接近用スレッジハンマー

 接近用ロケットハンマー

 近接用ハルバート

 プラズマサーベル

 ビームサーベル

 チェーンソーブレード

 工業用ドリル

 工業用チェーンソー

 電磁サーベル


 肩部射撃武器

 35ミリガトリングガン

 二連装35ミリガトリングガン

 250ミリキャノン砲

 プラズマキャノン砲

 小型プラズマ砲

 ビームキャノン砲

 小型ビーム砲

 二連装小型ビーム砲

 三連装小型ビーム砲

 二連装機関砲

 四連装機関砲

 四連装ミサイルポッド〜十二連装ミサイルポッド

 四連装垂直ミサイル〜八連装垂直ミサイル

 四連装ロケットポッド〜八連装ロケットポッド

 多目的レーダー

 大口径ガトリング砲

 大口径グレネード砲

 中口径グレネード砲

 二連装中口径グレネード砲

 ショットカノン

 75ミリ速射砲

 120ミリ速射砲

 特殊兵装アラクネ

 特殊兵装ビット

 特殊兵装有線式ビット

 追加ブースター


 肩部側面武器

 肩部側面30ミリガトリングガン

 肩部側面六連装ミサイルポッド

 肩部側面二連装大型ロケット

 肩部側面迎撃ミサイルポット

 肩部側面追加ブースター

 肩部側面シールド付きドローン

 肩部側面ステルス装置


 防御兵装

 小型シールド

 多目的シールド

 大型シールド

 プラズマシールド

 ビームシールド

 肩部側面小型多目的シールド


 その他

 対人用12.5ミリマシンガン

 対物用20ミリマシンガン

 グレネード

 プラズマグレネード

 焼夷グレネード

 対人用Sマイン

 対赤外線スモークディスチャージャー

 肩部追加弾倉

 Atmosphere Breakthrough Booster=大気圏突破ブースター

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 四連装ロケットポッド〜八連装ロケットポッド と 八連装ロケットポッド が重複しているように思われます 間違っていましたら申し訳ございません。 このコメントは確認後削除頂いて構いません…
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