ある日突然異世界に転移した
『ダンジョンランク:G
DP:5000』
空中に文字が浮いていた。
「なんだこれ。」
気が付いたらよくわからない状況になっている。
私は確か高校で授業を受け終わって家に帰っている途中だったはずだ、そこで記憶が途絶えている。
自分の置かれていいる状況を理解しようとしていると表示されていた文字が変化した。
『名前:
職業:ダンジョンマスター
性別:なし
レベル:1
状態:不老 』
これは私の情報なのだろうか。
「名前が空欄だし性別もなし、っていうか不老ってなんだよ。」
そもそも「ダンジョンマスター」って何なのだろうか。そう考えているとまた表示されている文字が変化した。
『「ダンジョンマスター」とはダンジョンを管理する存在です。また、ダンジョンコアというものを使用してダンジョンを強化し、それに伴って自身の力も強化されていきます。
ダンジョンマスターにはダンジョンの強化という使命があるため死んでもらっては困るので寿命は存在しません。
「ダンジョンコア」とはこの文字を表示しているあなたの前にある水晶のようなものでダンジョンの強化に関することをする際にはこのコアを利用して行います。また、ダンジョンコアが破壊されるとダンジョンとダンジョンマスターは死にます。』
「なるほど。よく分からないがとりあえず私はこのダンジョンコアが作るダンジョンを成長させていくためにここに呼び出されたと考えればいいのかな。だが具体的にどうすればダンジョンが強化されるのかについての説明が全くされていないのだが。」
また表示されている文字が変化した。
『ダンジョンを成長させるためにはダンジョン内に生物を入れることが必要になります。ダンジョン内の生物からごく少量の生命力を吸い取ります。また、生物の活動が激しくなるほど生命力の吸収効率が上がります。
また、ダンジョン内で生物が死亡するとその生物の生命力をすべて吸収することができます。』
「この説明を見る限りではダンジョン内に人や動物を集めることとその人や動物に激しい活動、つまり走ったり跳んだりさせればいいってことか。
人や動物を殺すことに関しては今のところは保留ってことで。」
『この世界には動物のほかに「魔物」と呼ばれる生物が存在しています。「魔物」とは通常の生物に比べて大量の魔力を有しており、体が頑丈であり、個体によっては魔法を使用します。
魔物にはランクがありGランクから始まり最大でSSSランクの魔物まで存在しています。魔物はレベルを上げることによって進化してランクが上がります。低ランクの魔物は知能が低いですがランクが上がるにつれて知能が上がっていきSランクを超えると人間と同等の知能を持つ魔物も存在しています。』
「魔物や魔法なんてものが存在しているのか。ということはここは私が暮らしていた世界とは全く違う世界のようだな。そこそこ情報も集まってきたしそろそろダンジョン作成に移ろうか。」