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ここは人類最前線4 ~カーバンクルの狩り祭~  作者: 小林晴幸
後日譚:勇者様のドキドキ☆魔王城体験!
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2.宝物殿と黒歴史

新年明けましておめでとうございます。

年明け第一弾、です!

 さて。

 無事に第一の目的――お見舞いも終わりまして。

 私達は第二の目的を果たす為、場所の移動です。

 とは言いましても、行き先もやっぱり魔王城内。

 無駄にただっ広いお城の中なので、普通に移動していたら時間と手間がかかるとのことで。

 いきなりまぁちゃんが、窓からひらりと飛び降りました。

 …ここ、六階なんですけどね。

 まぁちゃんは相変わらずです。

 でもそれに付き合わされる私達が人間だってことを思い出して…

 ……訂正します、勇者様はただの人間じゃありませんでした。

 全然平気そうですよね。

 きっとそれは私の買いかぶりじゃないと信じています。

「ま、まぁ殿!?」

 まぁちゃんがいきなり飛び降りたので、慌てた勇者様が泡を食っています。

 相手が魔王なら、心配するのも馬鹿らしいですが。

 あまりにもまぁちゃんが普通に人間に見えるので、また正体を忘れたみたいですね。

 相手が自分よりも格上だってことも忘れて、慌てて窓に駆け寄りますが…

 その背中を、私は思いきって、

「えいやっ」

 押しました。

 むしろ突き飛ばしました。

「「リアンカちゃぁん!?」」

 勇者様の実力を知らないヨシュアンさんと、ラーラお姉ちゃんが血相を変えていて。

 りっちゃんが頭痛を堪える様に額を抑えて。

 だけど私はお構いなしで。

「うわぁぁぁぁあああっ!?」

 勇者様は遙かな地上に窓から落下していきました。


 驚いてびっくり固まって。

 でも、落下の途中で我に返ったみたいで。

 空中で綺麗に体を捻り、宙返り三回転。

 きっちり姿勢を制御して、足下から危うげ無く着地。

 流石です。


「断り無く危ないだろうがぁっ!!」


 何だか遠いところから怒った様な叫び声が聞こえてきました。

 多分きっと気のせいです。そうに違いありません。

 だって次は私の番。

 つまらないことに気を取られたら、私の運動神経じゃ怪我します。


「とうっ!」


「「「飛んだぁぁぁぁああっ!!?」」」

 病室の中と、窓の外で三人ばかりの声が被りました。

 幼少期から私達の無茶に振り回されていたりっちゃんだけが、諦めた笑いで。

 その苦笑声が背中に聞こえた気がしました。

 私はそんな苦笑を背中で聞き流して。

 絶賛窓から落下中です。


 目を剥く勇者様が顔色を強張らせながら、青ざめて。

 あわわわと何とか反応しようとしたその隣で。


 解っていたと言わんばかりに、待ちかまえていた様に。

 即座に動く魔王(まぁちゃん)が一人。

 そこはそれ、幼少期からの長い付き合い。

 打ち合わせは特にありませんでしたが、私達は解り合っていると確信しています。

 落下していく私の体を、ジャンプしたまぁちゃんは空中でかっさらい確保!

 怪我することなく無事に、私は地上へと降り立ったのでした。

 完全なる、他力で。


 それからもまぁちゃんの無茶苦茶ショートカットは続きます。

 むしろ住んでる住人張本人、ここは文字通り我が城というアレで。

 住処を熟知したまぁちゃんの近道(ショートカット)は凄まじく。

 (たま)に勇者様が頭を抱えて呻いていました。

 まあ、体験してみてあんな所からそんな所に!? と言いたくなる気持ちは強いのでしょう。

 まぁちゃんが気にせずさくさく進み、勇者様が恐る恐る続き、私はまぁちゃんに運ばれて。

 到着したのは、お城の奥まった一角。

 到着に要した時間、二時間。

「…ま、こんなもんか。俺一人だったら、もうちょい短縮できたんだけどな」

「まぁ殿………頼むから、ついていく方の立場も少しは考えて自粛してくれ…」

「自粛? なにそれ?」

 けろっとした顔で、まぁちゃんが笑っていました。

 自粛か…なんて魔王城に似合わない言葉なんでしょう。


 私達の目的地。

 目の前にそびえ立つ、大きすぎる…そして厳重で重厚すぎる扉。

 その上に掲げられたプレートには、簡潔に分かりやすい部屋の名前。


【ほうもつでん Ver.3】

 

 ………いつ見ても思うけど、ちょっとわかりやすすぎないかな。

 まるで子供が大きく描いた様な、金のプレートに刻まれたお言葉は。

 漢字にすると宝物殿。

 書いてそのまま、お宝蔵です。

「ver.3ってなんだ…」

「あ、気になったのはそこですか」

「いや、色々言いたいことはある…が、取り敢えずは」

「第三宝物庫って意味だろ。深くは気にすんな。俺の御先祖の誰かの悪ふざけだ」

「何のつもりなんだ、過去の魔王…」

「それは時として俺にも分かんねー謎だ」

「魔王家、代々こんなか…?」

「ははっ こんなで悪かったな?」

 勇者様は、相変わらず凄い勇気凛々ですね?

 魔王を相手にこんな減らず口を叩ける他人を、私は(つい)ぞ見たことがありません。



 さて、宝物庫を前にして何ですが。

 今回の私達の目的第二は、この宝物庫にあります。

 それはなにか?

 答えは勇者様の手にあります。

 細長くて重くて、きらっきら輝いています。

 ズバリ、剣です。剣。

 今回、狩り祭騒動で勇者様がご持参した剣は貸借品。

 借りた場所は何処か?

 魔王城です。


 勇者様の手に馴染む、聖剣に数えられる一振り。

 元は何代か前の勇者様がお使いだった、由緒正しい剣です。

 その勇者が魔王に敗れた今は、魔王城所蔵ですが。

 しかし聖剣であることに偽り無く。

 勇者様に貸すのにぴったりな逸品だろうと、持っていきました。

 それが魔王城の宝物庫から持ち出した品という。

 最初は、何も言わずに私が貸しました。

 ですが使ってみて、勇者様も剣がただの剣じゃないと流石に気付きまして。

 アスパラ地獄で、剣の出自が盛大に気になったようで。

 この剣はなんだと聞かれたので、正直に隠さず誤魔化さず教えてみました。


 魔王城(まぁちゃん)に借りた、と。


 勇者様が頭を抱えていたのは、想定内のこと。

 確実に予想されていた姿でした。


 まあ、勇者様が意図したことではないとしましても。

 それがまぁちゃんから借りたことに代わりはない訳で。

 そう言う訳で、今回。

 借りた者のけじめとして、御自分で剣を返しに来られた訳で。

 ついでに、貸借料代わりにまぁちゃんからお手伝いを申しつけられました。


 お手伝いの内容:所蔵品の在庫点検。


 在庫って言い方が、なんだか商店臭い。

 魔王城の宝物庫ですからね。

 本来なら、ちゃんと専属の管理担当がいるはずです。

 ですが、この第三宝物庫は…収蔵品が、特殊すぎまして。

 納められている品が魔族には辛い波動や力を持っているとかで。

 並の魔族なら扉にさえ近寄れないそうです。

 それこそ、魔王やそれに準じた親族並の力を持っていないと呑まれてしまうとか。

 だから第三宝物庫に限っては、魔王や魔王の一族に連なる人が直々に管理しているそうです。

 掃除誰がやってるの?って聞いたら、魔王の一家が当番制でやっているそうです。世知辛い。

 ちなみに周辺は魔族の下働きには掃除できないので、役職保ちの強い魔族がしてるとか。

「つっても、魔法使って狡しまくってるから三十分くらいで終わるけどな」

「それでも王様の三十分は下っ端の三十分とは価値が違うんじゃ…」

「元々宝物庫自体に自浄作用の魔法がかけられてっから、半年に一回くらいだから」

 それでもやっぱり、世知辛い。

 

 信用して貰っていると判じましょうか、人手がないと言いましょうか。

 そんな訳で、莫大な量に及ぶ収蔵品のチェックはサボリがちだそうです。

 他の宝物庫は、年一回の大掃除と共に収蔵品のチェックをするそうですが。

 あまりに人手が足りないので、第三宝物庫は軽く六百年ばかり手付かずだとか。

「チェックしてねーからな。収蔵品が何十個か欠けててもわかんねーよ」

「ちょっと手抜きすぎじゃないかな、まぁちゃん」

「つっても、あの内容量見たらやる気も起きねーって」

 そう言って、まぁちゃんはあっさりと宝物庫の扉に手をかけました。

 間違って下っ端魔族が迷い込み、廃人になったりしない様、此処の鍵は魔王の魔力だそうです。

 まぁちゃんが扉の宝珠に手を翳したら、変な音を立てて鍵が開きます。

 

 宝物庫の中は、馬鹿みたいに広すぎでした。


「……………まぁ殿」

「まぁちゃん、これー…」

「ちなみに地下八階まであるからな?」

「うわ、本当に奧に階段があるよー…」

 見渡す限りの広い空間。

 え、これ本当に室内?って言いたいくらいに広いよー…。

 それを見ただけで、私達はうんざりする気持ちで一杯で。

 この中に一杯詰め込まれた収蔵品を、一々チェックするのー…?

 それは確かにうんざりでした。

「手分けして、三日くらいで終われば良いが…」

 最初から日をまたぐ想定なのが、私達のうんざり具合に拍車をかけてくれました…。



 さて、この蔵に収蔵されている物。

 それは全て、とある共通点を持っています。

 それは一体なんでしょう?

 

 答え:魔王に挑んで敗れた歴代勇者(+仲間)の装備品その他。


 つまり、アレですね。

 歴代魔王の戦利品保管庫という感じ?

 普通の汎用的な装備品とかだったら、此処には保管しないそうですが。

 余所に流出したら魔王的にマズイかな、と魔王が判断した物が叩き込まれております。

 例えば聖剣とか聖剣とか神剣とか聖剣とか…

 それ以外にも聖斧とか聖槍とか伝説の剣とか何とか…

 伝説の剣とか、伝説の剣とか、伝説の鎧とか、伝説の盾、呪われた槍とか。

 というか、特殊な武器多すぎ。

 魔族の人達は、この宝物庫のことをこう呼びます。


 ――『聖剣の墓場』と。


 一応、故人の品ですし無下に扱うのも…と配慮の結果、第三宝物庫は墓場と化しました。

 まあ、悪用されていないだけマシだと思ったら良いと思います。

 今回剣を貸借された過去の勇者様も、遙かなる後輩が使ってくれて浮かばれることでしょう。

 そんな宝物庫の正体を、最初は勇者様も知らなかったのですが…


「こ、これは…もしや泉女神の神剣?!」


「こっちは、三百年前に所在不明になった、あの…!?」


「なんで書物でしか見たことのない、伝説の剣がごろごろと…?」


「どうなっているんだ……所在不明になった名高い武器防具が、悉く、此処に…?」


 勇者様の博識ぶりが、幸か不幸か遺憾なく発揮されてしまいました。

 誤魔化しは良くないと思って、私は勇者様にこの宝物庫がどういう物か説明しました。

「聖剣の墓場!?」

「ええ、そうです。ある意味、勇者が使いそうな武器防具の行き着く果てと申しましょうか…」

「こっちにはするつもりなんてねーのにコンプリートする勢いだぞ」

 少なくともこのペースで行けば、確実に。

 あと四百年くらいで地上の名ただる武器防具は集結しそうだと、まぁちゃんが零します。

 どことなくうんざりした顔で、「そうなったらまた増築しねーと」と呟きました。

 

 勇者様はいつかぶりに埴輪(はにわ)に変貌した。



 もう笑うしかない、この収蔵品の数々。

 何れも名高く、出すところに出せば天文学的な値が付くことでしょう。

 そりゃ宝物庫にも納めますよねー。

 そんなアレコレのチェックリストを、まぁちゃんが持ってきました。

 一応、律儀にリスト化していたそうですが…手書きですね。

 歴代の魔王の字による物でしょうか、様々な筆跡で武器防具の記録がされています。

「八代前の御先祖、相変わらず字が汚ねーな」

「私、まぁちゃんの曾お婆ちゃんの字、好きだよ。とっても達筆で綺麗」

「その分、逆に読みづらいけどな」

 ついて行けていない勇者様の背中を、まぁちゃんが軽く叩いて。

兄様(あにさま)、お手伝いに来ましたのー」

 助っ人にせっちゃんも参戦して。

 さて、収蔵品のチェックといたしましょう!

「んじゃ、勇者は刀剣類のチェック頼む」

 まぁちゃんが手元のリストを、分類別に分けていきます。

 バインダーにも挟みきれない、その分厚さ。

 紙束は、どこの辞典類かと言うくらいに分厚かった。

「俺は鎧や兜の類を見るから、リアンカとせっちゃんは協力してその他の装備……宝飾品(アクセサリ)の類を頼む」

「あいさー」

「あいあいさー、ですの!」

 元気に答えて、担当の紙束を受け取ります。

 宝飾品には魔法道具の類も含まれるので、せっちゃんの協力は不可欠です。

 こうして、私達はそれぞれに散ろうとしましたが…

「待った」

 勇者様が、待ったをかけました。

「どーした、勇者?」

「このリストは、武具に付けられた番号札に対応しているんだよな?」

「まあ、そうしないとどれが何か分かんねーし」

「それじゃあ、番号札が外されている場合はどうしたら良いんだ」

 そう言って勇者様が、自分で持ってきた剣を…

 この宝物庫から持ち出されていた、光属性の聖剣を掲げました。

「あ、それなー」

 納得顔で、まぁちゃん。

 (ぬる)い笑みで、勇者様の疑問にお答えします。

 その手に、黒皮の表紙の本を取り出して。

「まぁ殿、それは…?」

「ん? これかー?」

「あ、歴史の授業で使っている教材ですの!」

「ああ、御先祖達の記録の一部な」

「御先祖………歴代魔王、か?」

「そうだ」

 そう言ってまぁちゃんが、私達に本の表紙を見せてくれました。

 そこには堂々たる文字で、こう書かれていたのです。


【歴代魔王の黒い逸話集~第八十七巻~】


「巻数多っ」

「リアンカ、そこか!?」

 あ、しまった。吃驚して思わず。

 勇者様じゃなくて私がツッコミ入れちゃったよ…。

 前々から本の存在は知っていたけれど、久しぶりに見ました。

 何か冊数がやたらあって手を出したことはありませんでしたが。

 でも、九十冊近くあったんだ…。

「というか、黒い逸話って何だ。黒い逸話って…」

 勇者様はそっちの方が気になるのか、険しいお顔で。

 もしかして、邪悪な覇道的な逸話のアレコレだと思ってます?

「黒歴史的なアレだが?」

 まぁちゃんのさらっとしたお答えに、ずしゃっと地面に頽れました。


 魔王家に代々伝わる、黒い逸話集。

 内容を記すのは魔王本人ではなく、その側近が主だと言います。

 まあ、黒歴史の何割かは死に様に由来するということなので、本人が記すのは無理でしょう。

 というか、本人だったら黒歴史なんてはっきり書き残そうとは思わないですよねー…。

 まぁちゃんはページをペラペラ捲って…かなり後半で、目的の物を見つけました。

「あ、やっぱりこれだ」

 勇者様の手の剣と、何度もページを見比べる。

 残念ながら文字は魔族の伝統文字なので、勇者様には分からないでしょう。

 ですが横から覗いた私の目には、『釣り勇者』という謎の単語が踊っていました。

「まぁちゃん、釣り勇者ってなに…?」

「釣り?」

 私の言葉に、勇者様も怪訝そう。

 まぁちゃんの笑みが、より一層温くなった。 

 そうしてまぁちゃんが説明してくれたことには。

「この剣はな、俺の曾々爺さんに挑んだ勇者が使っていた物なんだが…」

 私は、『曾々爺さん』という言葉でピンときました。

 私の記憶が確かなら、討伐に来た勇者様と相討ち…いや、自滅? で滅んだ方だったよーな…

 その旨をまぁちゃんに確認取ってみると。

「おー…よく覚えてたな?」

 頭を撫でられました。正解だったみたいです。

 勇者様は先人の偉業と捉えたのか、感じ入った様な顔で。

「そうか…その方は亡くなられても使命を果たされたんだな」

「魔王の前でそれ言っちゃう勇者、本当凄いな」

 まぁちゃんは感心しつつも、可哀想な物を見る目で勇者様を捉えていて。

「残念ながら正しくは違うぞ? 『魔王に釣り勝負を挑んだ勇者』だ」

「え」

「更に言うと『魔王と共に濁流に呑まれ、没した勇者』だとか。なんか河の主に挑んで敗れたらしいから、正しい死因を分析するなら、魔王は勇者じゃなくて河の主に負けた様なもんだ」

「え…っ」

 まさに、黒歴史。

 そんな死因の魔王なんて他にいるんでしょうか…。

 いえ、きっといませんね。

「以来、我が家には教訓が遺された。勇者との勝負で『釣り』には乗るな、と」

「敢えてわざわざ釘を刺されなくても、誰も誘ったりしないから…!」

「甘いな! 曾々爺さんは誘われた!」

「当時の勇者は何のつもりだったんだ…!?」

 勇者様は床に両膝を着き、項垂れてしまいました。

 黒い逸話集には、高確率で『勇者の黒歴史』も記されているんでしょうか。

 偉大なはずの先人の、あまりにも悲惨な逸話。 

 その悲惨ぶりに心が折れそうなのか、また何か大事な物を失ったのか。

 勇者様は復活に、いつも以上の時間をかけるのでした。

 

 

 

まぁちゃんの宝物庫には、勇者に相応しい聖剣が一杯。

「な、勇者。一本ぐらい持ってくか?」

「………………………魔王に情けをかけられるのは、立場的にマズイから」

「借りるのは良くて、貰うのは駄目なのか?」

「最後の一線くらい、守らせてくれ………!」

「まぁちゃんったら余計なお世話だよー?

暫くしたら、勇者様に合わせた剣ができるんだから」

「あー、そういや観光旅行の時に注文したっけ」

「……………そういえば、忘れてた」

「「おい、本人!」」


 以上、収蔵品チェック中の会話。

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