表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/49

エピローグ(した)

キラキラと輝く天の川を見ながら、私はひたすら集中していた。

私こと、モスト・スカイ・ゴッドは、神様である。

今日は七夕で、日本中の願い事が私のもとを訪れる日だ。


「…来たか…」


私は手に持っていた1枚の短冊を床に置いた。

すると、置かれた短冊はキラキラと輝きながら宙に浮く。


パァン!


1枚の短冊が、何枚もの短冊に分裂していく。


「今年はこんなもんか…」


私はその、分裂した短冊を1枚1枚集める。

短冊には、ひとつひとつに願い事が書いてあり、私はその願い事を読んでいく。


「え〜…なになに…お母さんが元気になってほしい…か…よしよし、元気になってもらいましょう!」


すると、その願い事が書いてある短冊は、光を放ちながら消えていく。

そしてその光は、天の川の光のなかに吸い込まれていく。

これで、この短冊の子のお母さんは元気になっただろう。


そしてその後も、残りの短冊も読んでいく。






とうとう最後の1枚だ。

私は気合いを入れて、最後の1枚に手を伸ばす。


「みんなと一緒にいれるといいな…か、友達思いのいい子だね〜…でも、これは私にはどうしようもできないなぁ…。そのかわりに、この短冊を友達みんなに届けてあげよう。君の思いが友達に届くことを祈って…」


パァン!


そして短冊は、何枚かに分裂して、友達のところへと消えていく。



「本当にいい娘なんだな…この娘は…」


願いが叶えられずに残った1枚を拾った私は、もう一度短冊を読んだ。



『みんなと一緒にいれるといいな 春崎一』



どうも、リリィです!

終わりました!『今日から私?!』今まで読んで下さった皆さま、最近読み始めた皆さま、どうもありがとうございました!


それでは、次は『今日から私?!2』で会いましょう!


本当にありがとうございました!


リリィでしたー!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ