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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

大量の幼女がママになって究極に甘やかしてくれる世界

作者: ヒロモト


波の音がする。


「僕ちゃん」


「僕ちゃん」


「僕ちゃん」


裸の私はベッドの上におお向けで寝かされていた。

私を『僕ちゃん』と呼ぶのは幼女だ。

日本人も瞳の青い子も金髪の子もいる。

両手両足に幼女達が抱きつき、腹の上にも猫のように丸くなっている幼女が乗っかっている。


「ママって呼んでごらん?マーマ?」


「……」


ここはどこなのだろう?俺は確か若者の喧嘩に捲き込まれて……。

天国か地獄か?熟れた女が好みの俺にとっては地獄寄りだな。


体に力が入らない。口を動かすのもダルい。


……ションベンがしてぇ。


「まぁ。僕ちゃん!シーシー?」


何故俺の考えている事が分かるのか?やはりここは現実世界ではないのか。


「ここでジョーしちゃおうね?」


ふざけるなよ。トイレはどこだ?

だが体も口も動かないので『ジョー』するしかなかった。

屈辱だった。

やはりここは地獄だ。

大も小も幼女の世話になる。こんな辛いことはない。



食事は全て口移しだった。

風呂は「舐めとり」だった。

「お外にいきまちょうね?」と海を散歩する事もあったが、裸のまま幼女10人に担がれて『運ばれた』だけだった。

ここでは私は本当に何もできない。

ははっ。はははっ。


「まぁ僕ちゃん!泣いてるの?」


「どこか痛いの?ママがナデナデしてあげる」


「ま、、ま?」


「……僕ちゃん!?」


私は壊れた。


「ママ!ママー!!」


叫んだ!


『『僕ちゃん!僕ちゃん!僕ちゃん!僕ちゃん!』』


何百何千何万いるか分からないがママ達は喜んでくれている。

何でもっと早く呼ばなかったんだろう?

僕ってバカだなぁ!えへへ!




両手両足を切断された親父が病室で目を開けたまま寝ている。

『寝ている』と言ってももう一年このままなのだが。

腹にはデカい手術痕。

なぁ親父。いっそ俺が殺してやろうか?

生きてても辛いだろ?


「……ママァ」


「えっ?ママ?」


久しぶりに親父の声を聞いた……と思ったらそのまま死んじまった。


「この一年地獄だったろ?……死んだら天国に行けるといいな」


親父のパソコンに残っていたJrアイドルの動画フォルダは俺が消しておいてやるから安心して逝け。





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― 新着の感想 ―
[良い点] 何度も読み直させられる程の難解さ。悔しい読み応えがありました……ぐぬぬ! おにょれ! ……まいりますた。
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