イッセキニチョウ:後編
皆の者!久しぶりだな!コートを着てプールに入りたくなってもまだ我慢だ!気を付けやがれよ、団員!
ヒサギ「スパーキング!スパーキング!」
石「シュワシュワ!シュワシュワ!」
鳥B「炭酸!炭酸!」
ヒサギ、ツバキ、石、木「「「「・・・・・」」」」
ヒサギは黙って石を連れて物陰に消える。
ガシャンガシャンと音がする。
石「俺、強化!」
ヒサギが持ってきたのは二回りほど大きくなった磨かれた石だった。
ヒサギ「・・・ていっ」
石「質量のカタマリ、イッキマ-ス!」
石は投げ飛ばされるがあまり飛距離が伸びない。
石「なぜだ!もっと飛んだのに・・・」
石はそのまま木にぶつかる。
木「おっふ…///」
ツバキ「おいやめい、そっち側に目覚めるのは」
ヒサギ「あれとそれと、、、あとどれだ?よし、これでいこう」
石「今度こそ二羽仕留めてやるぜ☆」
こちらはこちらで盛り上がっているがツバキは気づかない。
ヒサギ「完成!最強に一石二鳥になる石!!」
石「グレートウルトラすごい石になっちまったようだぜ」
ツバキ「頭わっっる。じゃなかった、これは聡明な判断ではないと思いますよ?ヒサギさん」
今一瞬ツバキの素顔が見れたのだが、残念なことにその機会を逃してしまったようだ。
ヒサギ「セッツ!」
そういいながら伸ばしたままの腕を上下させつつ変態を地面に置くヒサギ。
石「今度は蹴るのか!いいぞ!美少女に蹴ってもらえるのなら本望d ヒサギ『ぽちっと』」
ヒサギが石のつむじを触った瞬間、石からブースターが展開され、石自ら空へ舞い上がった。
石「あいきゃ~~~んfly」
なぜかは知る由もないがflyは無駄にネイティブ発音な石であった。
ヒサギ「コピー銃!鳥Aを複製!鳥Bは四体だぁ!!」
鳥A達「「動けねえ!動けねえ!」」
鳥B1,2「「増えた!増えた!」」
鳥B3,4「「俺は・・・誰だ?」」
石「メ・・・」
石「ガ・・・」
ツバキ「やめろーーー」
石「〇・・・」
石「テ・・・」
ドッカーン!!
石「いけ!一匹、いや一羽も逃がすでないぞ!」
石のかけら「「イェッサー!!」」
ヒサギ「そうして、鳥たちは次々と手羽先へと姿を変え・・・」
鳥A「んなわけあるか!」
ヒサギは気に向かって歩いていき・・・
ヒサギ「来い!」
叫べばやってくる。叫ばずともやってくる。アイツは・・・
石「ドーーン」
鳥B1「みんな逃げろ!あいつはヤバいぞ!」
石「総員展開!オペレーションTEBASAKIを実行する!」
石けらども「「「お酢!」」」
石「違うだろー!」
石けらども「「「推す!!」」」
石「もういいわ、行け!」
石けらども「「「押忍!!!」」」
石けらどもは次々と鳥たちに襲いかかる。まさに変態の所業である。
ポトッ
ポトッポトッ
ポトポトポトポト
ヒサギ「いよっしゃぁーーー!!!
空から大量に降ってきやがる!!」
鳥A,鳥B「くっ、捕まった・・・ここまでか・・・」
鳥の大群「「「ぐあああぁぁぁ!!!」」」
ヒサギ「石一個から鳥が二羽!一石二鳥dムシャァァァァァ」
石「よっしゃもういっちょメ・・・ガ・・・ン・・・tムシャァァァァァ」
ヒサギ「ムシャァァァァァ」
石「ムシャァァァァァ」
ヒサギ「ムシャァァァァァムシャァァァァァ」
石「ムシャァァァァァムシャァァァァァムシャァァァァァ」
ヒサギ&石「ムッシャァァァァァァァ!!」
・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・
ツバキ「手羽先!」
ムシャァァァァァ
ムシャァァァァァ
手羽先食うぜムシャァァァァァ
次回からは短くなるぜムシャァァァァァ