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第三話 久しぶりの寮

 

 俺が造った学校が始まってからもう三ヶ月も経ってしまった。

 師匠の発明した盾と鎧の量産に向けて働いていたら、あっと言う間に時間が過ぎていった。

 盾の量産化は始まり、鎧の量産体制はあと三ヶ月もすれば整えられるそうだ。

 半年は工程を覚えるのに必要かな? とか思っていたんだけど、魔法具工場の従業員が思っていた以上に優秀で助かった。


 そして、先月始まった学校の方も今のところ順調だ。

 カミラさんから、皆熱意があって非常に助かっていると言われた。

 まあ、と言ってもまだ三ヶ月だからな。問題が起こるとしたら、もう少し先だろう。

 無事、全員が卒業してくれるとありがたいな。


「レオ! まだ準備が終わってないの? もうそろそろ行かないと今日中に寮の片付けが終わらないわ!」


「あ、ごめん。もう行くよ!」

 そうだ。今日からまた寮生活が始まるんだった。

 もう二年近く経ってしまったけど、ようやく爆破された学校の修復が終わって、明日の始業式から学校が再開される。

 ほとんど通わずに、俺たちはもう最高学年である六年生だ。

 ちなみに先輩たちは、学校に通わず独学で魔法学校に受験する破目になったらしい。

 先輩たち推薦も貰えなかっただろうし、大変だったろうな~~。

 そんな推測をしながら、俺は部屋を出た。


「もう、遅いわ。準備は大丈夫なの?」

 いや、特に準備することは無いんだけど……。

 待たされて不機嫌なシェリーにまさかそんなことは言えず、適当に誤魔化しておいた。


「う、うん。二人は終わった?」


「はい。この中に入れておきました」

 そう言って、たくさん物を入れられる魔法アイテムの袋をリーナが見せてきた。

 これは、ダンジョンを攻略した時に俺があげたご褒美だ。

 他にもダンジョン攻略に役立つワナテラス二号などの魔法アイテムを、階層を攻略した度に褒美としてあげている。

 ちなみに俺のダンジョンは現在、シェリーたちが八階、騎士たちが五階まで来ている。

 姉ちゃんが帰ってから、少しペースが落ちちゃったらしくて、少しずつ騎士たちが挽回してきている。

 たぶん、学校に通っている間で騎士たちがシェリーたちを追い越すんじゃないかな?

 月々戦力も増加し続けているわけだし、そろそろ勝って欲しいんだけどな。


「レオ?」


「おっと。じゃあ、行きますか。三人とも掴まって」

 いけないいけない。考え込んでしまった。シェリーたちを待たせて不機嫌にさせてしまったのに、更に不機嫌にさせちゃダメじゃないか。

 俺は慌てて転移した。


「よいしょ。着いたよ。じゃあ、また明日教室で会おう」


「なんでしょう……一年以上一緒に暮らしていたからでしょうか……? なんだか、明日まで会えなくなるだけで寂しく感じますね」

 うん。俺も自分で言って少し寂しく感じていたところだよ。

 また明日会えるはずなんだけど、それが長く感じるな。


「そうね……。ねえ、片付けが終わったら夜にでもレオの部屋に行ったらダメ?」


「いいんじゃない? 俺たちを怒る人もいないだろうし。けど、もしかしたらフランクの部屋にいるかもしれないから、片付けが終わったら念話して」

 普通なら、女子が男子寮にいるのは良くないだろうけど、俺とシェリーたちの関係は有名だし、何しろ姫であるシェリーを怒れる人はいないからね。

 まあ、俺の転移があれば見つからずに移動出来るから何も心配ないんだけど。


「わかったわ。よ~し。リーナ、急いで片付けを終わらせるわよ!」


「はい! レオくん、待っていてくださいね!」

 少し元気を取り戻した二人は、急いで部屋に向かって行ってしまった。


「ベル、俺たちも部屋に向かうか」


「はい。なんだか、二人きりになるのは久しぶりですね」


「確かに。魔の森に行った時以来か?」

 もう一年は二人きりになる時間が無かった。

 寮生活の時までは、常に二人だけで生活したのにな~。


「そうですね。正直、寂しかったです」

 悪いと思うけど、シェリーやリーナもいるのに二人だけでいるのは流石にね……。

 それに、ベルはシェリーたちとダンジョンに挑戦していて家にいなかったから仕方ないよ。


「それより、ちょっと気になったんだけどさ……。ベル、まだメイドのままなんだよね?」

 この前、母さんに怒られた時に気になったんだけど、ベルって今どんな扱いなの?


「はい。まだメイドですよ」


「どうしてか聞いてもいいか? メイドは辞めることにならなかったっけ?」


「簡単ですよ。専属メイドじゃないと、寮でレオ様のお世話が出来ないからです。メイドを辞めてしまったら、私だけの特権が無くなってしまうじゃないですか。この役目を他の誰かに譲る気はありません」

 そんな、当たり前じゃないですか。みたいな目で見ないでくれ……。


「な、なるほど……。まあ、俺もベルに起こして貰わないと困るからありがたいんだけどさ。それじゃあ、寮生活が終わってからメイドを辞めるの?」

 ベルって意外と自分の欲に忠実だよね。

 ベルの部屋にあるコレクション然り……おっと、これ以上は危険だ。


「そうですね。と言っても、レオ様のお世話はこれからもずっと続けますからね?」


「う、うん。末永くお願いします」

 睨まれた気がして、俺は慌ててベルから目を逸らした。

 そういえばまだ俺の衣服たちは……だからダメだって。


「す、末永く……」

 どうやら、ベルはそれどころじゃないみたいだ。

 自分でこれからもずっととか言っておきながら、そんな言葉で恥ずかしがるなよ。

 本当、可愛いな。


「よし。さっさと片付けを終わらしてゆっくりするか」



「……と言っても、俺は特にこの部屋から持ち出してないから新しい服を補充するだけなんだけどね」

 久しぶりの部屋に戻ってきて早々、俺はリュックから服を机の上に取り出していた。

 一週間分くらいの服だ。

 俺は簡単に城と行き来できるから、そこまで荷物を持ってきていないんだよね……。


「服は私の方で片付けておきます。レオ様は休んでいてください」


「俺も……いや、そうだね。悪いけど、俺がやっても邪魔になりそうだし、お願いするよ」

 俺は収納場所とか細かいことはわからないから、ここは慣れているベルに任せてしまった方が早く終わるだろう。


「これくらいなら、すぐに終わるので心配ありませんよ」


 ピンポン!


「お? 誰だ? 俺が出るよ。ベルは服をお願い」


「わかりました。お願いします」

 一体、誰が来たんだ?



「あ、なんだよ。フランクとヘルマンか」

 ドアを開けるなり、見慣れた顔が並んでいた。

 そういえばフランクは隣の部屋だから、俺が帰ってきたことに気が付くか。


「久しぶりだな」


「久しぶりです!」


「フランク久しぶり。ヘルマンは久しぶりか? ずっと俺の領地で働いていただろう? てか、本当に走って学校に来れたのか?」

 実はヘルマン。俺と転移すれば一瞬で学校に来られるにも関わらず、鍛錬の為に走るとか言って、数日前に城を飛び出していったんだ。

 全く、ストイックにも程があるだろう。


「はい。一昨日の昼に到着しました」


「そうなんだ。フランクは元気にしてたの?」

 元気が有り余るヘルマンのことは放っておいて、久しぶりのフランクの話を聞こう。

 フランクは、この長期休みの間に何をしていたんだ?


「まあまあかな……」

 まあまあ? そこまで元気がないのか?


「何かあったの?」


「ちょっとね……」

 なんだその元気ない返事は……いかにも、相談に乗って欲しそうじゃないか。


「わかった。ここで話すのもあれだし、俺の部屋で話そうよ」

 本気で悩んでいそうだし、ここは親友として相談に乗ってやらないとな。

 俺はフランクを部屋の中に引き入れた。


「いいんですか? 師匠、まだ帰ってきたばかりですよね?」


「そうだよ。顔合わせに来ただけで、後で俺の部屋に来て貰うよう頼みに来ただけだから」

 もう、遠慮するなよ。一緒にダンジョンを攻略した仲だろ?


「別に大丈夫だって。特に何かするわけでもないし、俺は暇だから。ちょうど、俺もフランクたちのところに行こうと思っていたんだ。ほら、入った入った」


「そ、それじゃあ……」


「お邪魔します!」



「で、何? フランクはどうして元気ないの?」

 この休み、家に帰っていたんだよな?

 親に何か怒られたとか?

 あ、俺と一緒で、ダンジョンなんて危ない所に行くなって怒られたか?

 だとすると、悪いことをしたな……。


「なあ。好きってどんな気持ちなんだ?」

 ……ん?


「ごめん。聞き取れなかった、もう一回言ってくれないか?」


「だから、好きって気持ちはどんな気持ちなんだ?」

 どうやら……俺の聞き間違いではないようだ。


「急にどうしたんだ? 誰か、好きな人でも出来たの?」

 ついにフランクにも春が来た!?


「いや……そういうわけではないんだ」

 なんだ。残念だな。

 クールキャラのフランクが、珍しくデレているところを見られるかと思ったんだけどな。


「じゃあ、どうしたの?」


「この一年数ヶ月……俺、領地に帰っていたんだ」


「そうなんだ。で、家に帰って何かあったの?」

 やっぱり、親に何か言われた?


「俺……次期当主だってことは知っているだろう?」


「うん……」

 フランクは次男だけど、兄貴の素行が悪くてとても当主になれないんだったよな。


「次期当主なら、もう婚約者が一人くらいいなければおかしいって。父さんに言われたんだ」

 婚約者か……。


「へえ。そうなの? まあ、次期当主だとそうなのか? うちのアレックス兄さんも俺らくらいの歳にフィオナさんと婚約していたらしいし……」

 あの夫婦は初等学校の時からの仲らしい。

 小さい時からお互いに一途ってのもいいよな。

 あ、俺もまだ初等学校に通っているんだから同じか。いや、一途かと言われると違うんだけど。


「いや、父さんも普通の状況なら、相手を用意してまで急がないと思うんだけどね……。どうしても、父さんは兄さんに継がせたくないみたいなんだ」

 相手を用意して? いや、それよりも。


「親に嫌がられるほどの問題児……そんなに酷いのか?」

 普通、馬鹿な貴族の息子って、親が甘いのが原因なんじゃないのか?

 そこまで考えられる父さんなら、何で問題児になるまで放っておいたんだ?

 自分の家の長男が問題児だなんて、公爵家にあってはならないことなんじゃないの?


「俺はもう何年も会うのを禁止されているから、わかんない。元々……貴族の間では素行が悪くて、嫌われ者だったんだ。それでも、始めは長男だったから父さんに許されていたみたい。でも、初等学校に通っていた時に、父さんをとても怒らせるような何かをやってしまったらしいんだ」

 やっぱり、甘やかしていたのか。

 けど、度を越えた何かをフランクの兄さんがやらかしたことで、当主にすることは出来なくなってしまったと……。


「何かって何をしたんだ?」


「さあ? 怖くて聞けないよ。ただでさえ、俺と兄さんのどっちが当主になるのかで家の中がピリピリしているのに」

 え? ボードレール家ってそんな状況なの?

 当主が決めたことなのに、まだ兄の方を押す奴らがいるのか?

 だとすると、フランクは家に居づらいだろうな……。


「その状況だと、確かに聞けないな。わかった。じゃあ、俺が兄さんたちに聞いてみるよ。確か、フランクの兄さんと歳が近かったよな?」


「確か……うん。たぶん、レオの一番上の兄さんと同い年だったはず」


「イヴァン兄さんか。わかった。イヴァン兄さんなら会う機会が多そうだからいいや」

 戦争に向けての会議とかでイヴァン兄さんがよく領地に来るから、次の会議の時にでも聞いてみるか。


「よろしく頼むよ……。家で事情を知らないのは俺だけだから……」

 なんか。フランクの深刻な顔を見ていると気の毒に思えてきたな。

 俺の兄さんたちは優しくて優秀で良かった。


「よし、とりあえずイヴァン兄さんの話を聞いてからだな……ん? そういえば、好きについての話だったよな?」

 そういえば、どうしてフランクの兄さんの話になったんだっけ?


「そうですよ。好きの話から婚約者の話になって、フランクの家の話になったんです」

 俺の疑問をすぐにヘルマンが解消してくれた。


「そう。そうだった。好きって気持ちについてか……ヘルマン、代わりに答えてくれ」


「僕!? どうしてですか? 師匠の方が経験たくさんあって……」

 経験とか言うな。


「んなことないって。一途な恋について教えてくれよ。なあ?」

 俺は一途じゃないからね~。


「ん? もしかして……ヘルマンに相手が……?」


「ど、どうして? 師匠が僕とアルマの関係を知っているんですか!?」


「あ、やっぱりそうなんだ」

 バルスの言葉からして、怪しいと思っていたんだよね。

 やっぱりもう付き合っていたか。


「鎌かけられた……」


「アルマって……あのレオの騎士になった?」


「そう。よく覚えているね」

 フランクは入団試験の時にちょっと見ただけだよな?


「そりゃあね。あの入団試験を見た人なら、誰でも印象に残っているでしょ」


「まあ、確かにそれもそうか。じゃあヘルマン、アルマと何があったのか詳しく聞かせなさい」

 この情報は、雇用主として知っておかないといけないんだ。

 決して、興味本位とかそんなんじゃないからな?


「うう……大したことないですよ?」


「気にするなって」

 恥ずかしがるなよ。俺とお前の仲だろ?

 ほら、早く。


「わかりましたよ……。アルマと毎日勝負していたのは知っていますよね?」


「うん。とんでもなく引き分けの数が多いんだよね?」

 この約二年間でどんな引き分け数になったかは知らないけどな。


「はい。その……勝負が終わった後……よく二人で反省会と称して長々と話していたんです。それが楽しくて……気がついたら好きになっていました」

 え? それだけ? いや、そんなことは言っちゃダメか。


「そ、そうか……何か、二人で困難を乗り越えたりとかしなかったの? 例えば、俺が造ったダンジョンを二人だけで挑むとか」

 イヴァン兄さんとユニスさんみたいに吊り橋効果の中で好きになったとか、何かエピソードが一つくらいあるでしょ?


「いや。流石に僕も成長したんで、師匠のダンジョンを二人だけで挑もうなんてそんな無謀なことはしませんよ?」

 言われてみればそうなんだけど……。やっぱり、難易度設定ミスったかな?


「そ、そうだよね……ごめん」

 ああ、もう少し劇的なドラマがあるものかと思ったんだけどな。

 まさか、自分の造ったダンジョンに邪魔されるとは。


「あ、謝らないでください! そ、そうか! 師匠は僕とアルマの二人だけでダンジョンを踏破して欲しかったんですね? 僕はそんなことも気がつかずに……」


「い、いや……」

 そういうことを言いたいわけではなくてだな。


「わかりました。帰り次第、僕はアルマとダンジョンに挑みます。時間はかかってしまうかもしれませんが、きっと踏破してみせますよ。任せて下さい!」


「う、うん……楽しみにしておくよ」

 まあ、挑んでくれるなら何かが起こってくれるかもしれないし、いいか。


「レオがダンジョンを造ったことについて詳しく聞きたいところだけど……それより、ヘルマンの話をもう少し詳しく聞かせてくれないか? そ、その……好きな思いってどうやって伝えたんだ? 告白……したんだろ?」

 何だこの初心(うぶ)な男の子は?

 お前、もう少しクールキャラじゃなかった?

 顔に真っ赤にしって聞くとか、流石にキモいぞ。


「え、えっと……話の流れで……師匠には奥さんが多いって話になって……僕がアルマに師匠の奥さんたちとのエピソードを話していたんですよ」


「奥さん()()か……それは随分と長くなりそうな話をしていたんだな」

まだ奥さんじゃないし、『たち』をわざわざ強調しなくても……確かに、長くはなりそうだけどさ。


「はい。まあ、あの日は騎士団の練習が久しぶりに午前中に終わったんで、その分長く話せたんです」

 本当、ずっと一緒にいたんだな。

 そりゃあ、バルスにアツアツって言われるわ。


「そうなのか。で、レオと嫁の話で盛り上がった後にどうしたんだ?」


「アルマが……私も師匠みたいな強い人と結婚できたらいいなって……」


「あ、わかった。それで、レオに取られると思って焦って告白したんだな?」

 え? 俺、そんなことすると思われてたの?

 確かに嫁は多いかもしれないけど……人の女に手を出すほどの屑男ではないぞ?


「今思えば、そうだったのかもしれませんね……」

 え? マジ? 俺、そんな信用無かったの?

 なんかショックだな……。


「も、もちろん。師匠が酷いとかそういうことではありませんからね。師匠が僕よりも強いのは事実ですから……。師匠に取られてしまうのは仕方ないことなんです」

 酷くないって言いたいなら、取られるって言わないで!

 なんか、めっちゃ心にダメージを食らったんだけど。


「あ、愛に物理的な強さとか関係無いと思うよ。うん」

 そうだ。 やっぱり、その人のことがどれくらい好きなのかで勝負しないと。


「そうでしょうか? 参考になります」

 ほ、本当に参考にするつもりあるのか?

 目が敵意むき出しだぞ!


「で、アルマの言葉を聞いて、ヘルマンはどうしたんだ?」


「僕は……確かに、師匠にどんなに頑張っても一生勝つことは出来ないでしょう。だから……アルマにこう言いました。今は、アルマと互角だけど……いつか僕が君に三連勝出来たら、僕と結婚してくれって」


「ヒュウ~~」

 かっけえ!!! 流石、我が弟子!


「で、相手は何て返事をしたんだ?」


「最初驚いていたんですけど……少し間を置いてから、出来るものならやってみなさいって」


「なんだそれ……返事も格好良すぎる」

 全く、二人はお似合いだな。

 でも三連勝か……まあ、ヘルマンならやってみせるかな。


(レオ? 迎えに来てくれる? 片付け終わったわ)

 ん? シェリーか。


(もう終わったの? 了解。今行く)


「ごめん。二人とも、ちょっと迎えに行ってくる」

 せっかくいいところだったけど、約束しちゃったから仕方ない。

 俺は二人に謝って、シェリーたちを迎えに行った。


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[気になる点]    俺が造った学校が始まってからもう「  三ヶ月  」も経ってしまった。  師匠の発明した盾と鎧の量産に向けて働いていたら、あっと言う間に時間が過ぎていった。  盾の量産化は始まり、…
[一言] おお… ヘルマンが漢だ… フランク兄は三巻のアレですね うん。父親も問題あるわ ホラントと互角の駄目親父さ…かな? 流石にそこまででも…
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