ある夫婦の出来事
とある昼間の驚くべき出来事!
あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。
おじいさんは書斎へ入り、
おばあさんはパーティーに参加しに家を出て行きました。
ある時、屋敷に客人がやって来ました
ドンドン!!「ドアを開けろ!」
ドンドンドン!!「ドアを開ける!!」
という具合に随分と乱暴な訪問者でした。
そこでおじいさんはドアの方へ行き
「今、開けてやるから待っとれ」と言いってやりました。
ところがドアを開けると、そこには誰もいないのです。しかし しかしながら確かにおじいさんは「ドアを開けろ」という声を聞いたのです。
なるほど足元を見ると、ちゃんと足跡が残っていました。けれども、おかしな事に家の中まで続いているではありませんか! これはおどろいたと思いつつテーブルの上にある紅茶を飲みながら、おばあさんにこんな事があったのだと聞かせてやりましたとさ。
驚きと怖さの両立を目指してみた結果このような作品に。
おばあさんは意外とお茶目だった。
おじいさんはやさしい人だ。