装備偽装とゲテモノ砲
試行錯誤中
村に着いた次の日の朝、直哉はフェニア達5人に装備を渡していた
「ほい、装備を少し変えておいた、外見だけだけど。」
そういうと直哉はフェニア達にそれぞれの武器と防具を渡した
「あれま、すげぇな勇者様方のは。」
「あのクロスボウみたいなのどんなのだろうか?」
直哉が装甲車の脇で装備を渡している周りでは村人達が見物してます(事情説明と口止め済み)
「取り敢えず外見はこの時代のにしておいた。」
「中身は?」
直哉の言葉に武蔵が尋ねた
「そんなの決まってる、自重?何それ美味しいの?レベル。」
当たり前だろと言わんばかりに直哉は話した
「まあ他にも色々つけてある、もしもの時はすぐ逃げてこい、イ型試作駆逐艦でな。」
そういうと直哉は瓶を手渡した
「これボトルシップ?」
「に偽装した展開器だ、中身は最近大砲研究させたら日本一の第五研(第五技術研究室)の変態共が試作した主砲搭載型の実験艦だ。」
そういうと直哉は説明を始めた
「こいつ自体は只の汎用駆逐艦だ、しかしこいつに搭載されている主砲は『試作全方位主砲』っていうゲテモノだ。
外見は円柱の2連装砲だが、こいつはな、砲が左右それぞれに動くんだ。
例えるならば人間の腕を前に合わせて伸ばしているのから左腕を左に動かして右腕を右に動かすと考えてくれ、通常の艦隊戦の際には2連装、左右から挟まれたら左右に分離して砲撃するなんて出来る。」
『何それ怖い。』
後の世に『直哉の双剣』と呼ばれ、敵を恐怖のどん底に叩き落とす主砲が今産声をあげた
色々あったが装備は無事(?)フェニア達に渡った




