執事とメイド
「で、あの村長と何かあったのか?」
村に1軒だけある宿屋のスイートルームに宛がわれたフェニア達5人の部屋に荷物を運び終わり、盗聴魔法や隠し部屋がないか入念に確認した直哉はフェニア達にそう切り出した
因みに直哉と訓練兵達はノーマルの部屋が宛がわれている、犬族達は村の空き地でユニサスや車両の警備としてテントである
「まあ昔お世話になったの......使用人も良いけどやっぱりこのナオーの方が良いわね。」
「そうですね、旦那様を使うより使われる方が良いです。」
「ん、直哉を愛でるより愛でられる方が快感。」
「なんか違和感があるんだよな。」
「私も執事やメイドを使っている直哉さんしか見たことないから違和感が、けど少し苛めて見たいですね........」
そうフェニア達が返した、最後のミラの発言にフェニアが
「ちょっと待って、ナオーって執事とメイドがいたの?」
そう突っ込んだ、それに直哉は
「まあな、ファンガン時代に同じ勢力の仲間が作り上げた親衛隊も兼ねてる連中だ、今は神界で神々相手の使用人サービスやってた筈...まあ、あいつら俺に忠誠を誓いやがったからな、呼べばすぐ来る。」
因みにファンガン時代直哉は兵士と傭兵と内政担当だった
それを聞いたフェニア達は、夫である直哉が嫁であれる自分達に言い忘れていた事のお仕置きをすることを決めて、瞬時に直哉を素っ裸にして手錠を嵌めた
「........何やってんだ?」
直哉は何時もと様子が違うフェニア達に冷や汗をかきながら尋ねた
『言い忘れてたお仕置き!』
そう話すと一斉に服を脱ぎ捨て直哉に襲い掛かった
直哉は
「やっぱり襲われるのか」
と苦笑しながら身を委ねた




