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修羅場

出発したその日の夜、直哉一行は街道沿いにあるキャンプ地にいた

運良く直哉達以外の人はいなかった


「懐かしいな...もう200年近くも前か........」


焚き火の前に座り、見張り番をしている直哉はそう呟いた


「どうしたの旦那様?」


同じく見張り番をしていたグーイが尋ねた


「いやさ、なんか懐かしい感じがしないか?」


「わかりません。」


グーイは頭に?マークを浮かべながら直哉にすり寄った


「アメリカ大陸戦線覚えてるか?」


直哉はすり寄って来たグーイの頬を愛しそうに撫で始めた


「私元々鳥の大鷹なので詳しくは覚えていませんけど.......あ、もう少し首筋も」


グーイは撫でてくる直哉の手に幸せそうに擦り寄せながら返した


「それもそうか、第3次世界大戦を生き残った人類と大戦で死んだ人々の身体に寄生した生物兵器のゾンビと衝撃で暴走したAI達との三つ巴の戦争が始まって2年後くらいだったか、総司令部から1人配属されて来たんだ....なんでかな、出発した時からなんかそいつの事を思い出すんだ。」


直哉は昔の事を思い出しながら話した

グーイは直哉が自分達以外の女性を思い出していると嫁の勘で気付いた


「........旦那様、その人女性ですよね?」


ビクッ


グーイを撫でていた手が止まった

それに合わせてグーイは直哉を押し倒してマウントを取った

メイド服をきたナイスボディな美女が腰の辺りでマウントを取ったらエロい


「しかもなんか結婚の約束でもしましたか?」


しかし実勢はかなりヤバイ

直哉は冷や汗を流し始めた


「うん、まあ、その........戦争が終わってお互い1人身なら、その........」


直哉は眼を反らしながらそう答えた


「良いでしょうなら今日は寝かせません、なんか最近第2夫人なのに影が薄くなっているので!」


「どういうことだよ?!」


その日、焚き火で照らされてる灯りの影に激しく絡まる男女の姿があった

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