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出発したが........
ミルトルクに向け出発した直哉一行はのんびりと街道を進む.......何て事はなく、悪路を装甲車の浮遊モード(車輪がスラスターになって浮遊する)で飛ばしていた
「凄いわねぇ、馬車だと1週間位掛かるのにこのペースだと3日位で着いちゃいそう。」
「まあ、もっと早く行けるが休憩多めに取るからね........お前達大丈夫か?」
助手席に座っているフェニアが呟いた言葉に直哉は運転しながらそう返し、後ろに乗っている8人に声をかけた
グーイ「私は大丈夫です、旦那様(機銃席から)」
響「ん、大丈夫(お握り頬張りながら)」
ミラ「私は大丈夫ですが、他の方が........」
武蔵「大丈夫か?(背中を擦る)」
カチューシャ「レン、あんた良く機動戦闘兵に慣れたわね(呆れながら)」
陸斗「あー........酔い止めいる?(薬を差し出す)」
宮代「大丈夫?」
そう機動戦闘兵の癖に酔っているのが1人いたのである
「すんません........」
出発そうそう幸先不安である




