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有給休暇
スマホで書いてるからかスペースがうまく出来ない
「で、自分が閣下の代わりをしろと?」
「そういうこと、1ヶ月位たのんだ、教官の仕事はしなくて良いから」
フェニアからのお願いを聞いた直哉は、次の日有給休暇を取っていた
「しかし閣下、よろしいので?」
「なにが?」
執務室から出ていこうとした直哉に鬼崎は尋ねた
「自分が閣下の権限を悪用しようとする心配はしなくて良いので?」
それに直哉はたいして心配してないように話した
「バカらしい、お前に裏切られられたら人を信じられなくなる.....それに連だったか? お前の息子は」
「ハッ!」
「父親であるお前が息子の為に成らないことはしないと思うがね、それじゃあ頼んだぞ鬼崎」
直哉は出ていった、それを最敬礼で見送る鬼崎大佐の眼にはキラリと光る物があった




