護衛依頼
「護衛依頼?」
正月の仕事を終え、直哉が家でのんびりしているとフェニアが直哉にそう話した
「そう、なんでも200年近く前に封印した魔物達の封印が解けかかってるらしくて、封印を更新したいらしいんだけどそこ少し危ないから護衛してほしいんだって、表向きは」
「表向きは?」
直哉はそう怪訝そうに眼を細めた
「実際は冒険者ギルドと依頼主の国が私達を取り込もうと必死なのよ、だいたいその辺り危険だけど私達じゃなくてB級の冒険者パーティ2つあれば充分だもん」
フェニアは直哉にじゃれつきながら口を膨らました
「そうか、報酬とかを豪華にして取り込みを行うと同時にギルドのその依頼主の国が『勇者達は俺達のだから!』って周りの国々と日本皇国に宣言するつもりか?」
直哉はじゃれついてくるフェニアの柔らかい身体を撫で回しながらそう返した
「あったり~、宿泊費とかもろもろ向こう負担だって~」
フェニアも、撫で回してくる直哉の手の感触に蕩けそうな表情を浮かべながら返した
「そうか、でもなんで俺に話した?」
直哉はフェニアの頬を撫で回していた手を止めて尋ねた
「え~とね、なんか直哉についてきて欲しくて」
フェニアはもっと撫でろと言わんばかりに擦り付けながら話した
「何故?」
「なんか直哉のお嫁さんとしての勘」
フェニアは直哉の疑問ににキリッとした表情で返した、ただそれが直哉の両手を自分の胸と股に誘導したことで台無しになった
「フェニア、お前まさか発情期に入ったか?」
直哉は呆れたようにフェニアに尋ねた
「うん、薬飲んでても少し....ね?」
そういうとフェニアは直哉を抱き上げてベットに連れ込んだ、その後お互い激しく肌を重ね合っていたが
買い物に出ていた他の嫁達が帰ってくると、彼女達は激しく大人の運動をしている2人を見て、躊躇わず乱入して大人の大運動会となった




