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依頼発注

夏休みなのに週5はきついぜよ........


決闘騒ぎから1週間後、軍船や民間船で一時的に他国の港へ避難していた市民達が戻り始め、クイーネは賑わいを取り戻しつつあった

そんな町と比例する形で賑わいつつある冒険者ギルドには、実質日本皇国派遣軍の総司令官になっている直哉がいた

冒険者ギルドは少し騒ぎになっていた



零式海軍軍服(実質直哉専用)を着た直哉がカウンターで依頼を出そうとしていた


「随分と注目されてるね、俺は」


「そ、そりゃそうですよ!だってたったの魔法1つで何万の魔物を倒したんですよ、そりゃこうなりますよ」


直哉はカウンター担当の美人の少女と話していた

因みに少女は15才ほどである


「そうかねぇ~、俺弱い部類なんだがね、正規軍の中じゃ」


『嘘つけ!』


そう直哉は呟くとアルバイトがてら依頼を受けにきた非番の訓練兵達がそう突っ込んだ


「逆でしょ、逆!」


「司令官怒らせたら、全ての怒らせた人や国がヤバイことになってるじゃないですか!」


「『第3小隊を怒らせるな、怒らせたらその日が命日になるだろう、人も国関係無しに』って言われてるじゃないですか!」


『うんうん』


「君達酷くね?」


そう叫んだ訓練兵達に直哉そう漏らしたという


「ま、まあ取り敢えず依頼だ...募集するのはコック等の料理人又は料理が出来る人25人定期だ」


「随分と募集するのですね」


持ち直した直哉は少女にそう依頼表をだした


「ああ、こっちでも人材と食材を用意したんだがね.......バカみたいに食いまくる兵魂達のせいで人手が足りん、食材は用意出来るんだけどね」


「は、はあ........」


「なんせ食材はあっても人手がなきゃな........」


直哉は遠い眼になりながらそう少女に呟いた

訓練兵達も


「そうだよな........」


「なんせ1人で7人前食うからねあの人達」


「何処にそんな入るんだが」


「料理の手伝いのバイト結構キツいらしいしな........まあ、給料は高いけど」


遠い眼をしながら呟いた


少女はそんな彼等を見ながら依頼の手続きを始めた

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