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フラグを建てた愚か者


「どうしてこうなった........」


条約が決まった次の日の朝、癒しを求めてのんびりと精霊獣達(子供)やトーラ達と遊ぶために平原に出ていた直哉は........


「おい!聞いているのか!」


「ふん、何がとても恐ろしい性欲の魔王だ、ただの餓鬼じゃないか」


「貴様なんぞに勇者様達は相応しくない!」


やたら豪華な鎧を着た貴族の青年達に絡まれていた

この貴族達は昨日到着した本隊にいた貴族達である


「はあ........のんびりしようと思ったのに........」


「ポー(僕達は少し時間が減っても良いよ)」


「ブルル(大丈夫だよー)」


「良いよ直哉兄ちゃん」


「い、いいですよ?」


「ああ、可愛いなぁお前らは!(精霊獣達とトーラ達の頭を撫でる)」


直哉に頭を撫でられている子供達は目を細めて気持ち良さそうにしている


「おい!無視するな!」


「........あ?」


癒されていた直哉は、貴族に邪魔されて機嫌悪そうに返した


「全く、これだから下賎な平民は嫌なのだ!」


「まあ良い、手短に言うぞ、はやくその動物達とその獣を我々に献上するのだ!」


「選ばれた人間である貴族の我々は貴様ら平民とは違いとても忙しいのだ、早くしろ!」


貴族達は機嫌の悪い直哉に気付かず、更には日本皇国関係者が耳にすれば間違いなく後ろからドロップキックで沈めた後重りを着けて海に沈めて証拠隠滅するほどの事をした、現に


「こちら(レン)訓練兵!本部!応答願います!」


たまたま近くを自主練で走っていたとある兵士が騒ぎに気付き、急いで本部に連絡をいれていた


直哉相手に死亡フラグを建てた彼等の勇気は愚勇としか呼べなかった

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