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この世界の戦術


「さてと........今日は色々あったな」


「そうね~」


「私的には旦那様に誰か突っ掛かるお約束があるかと思いましたが?」


「ん、ありそう........撫でて」


「ズルいです響さ「響で良い、私達は全員平等、序列とかで喧嘩しないように」わかりました響、それと撫でてもらうのは皆で平等です」


「なんか私存在感が空気に成り掛けてなかったか今日は?私一応皇国海軍の最高戦力の一つなんだが」


加護をつけ終わり、フェニア達の屋敷に戻った直哉達は夕食等を済ませ、後は寝るだけの状態でベットでのんびりしていた


「ふう.....グーイ、突っ掛かるっていっても今この町にいる人々は俺に喧嘩を売ることはしないと思うぞ、なんせ自分で言うのもなんだがやり過ぎたからな、わざわざ自爆特攻してくる奴はいないよ.......それと響は俺の服に入り込むんじゃない、ミラもだ、そのワキワキさせてる手はなんだ........武蔵はこれから少し空気感を増やした方が良い、面倒なことに巻き込まれたくないだろ?」


直哉は嫁5人に対応しながらのんびりと読書をしていた


「ん?ナオヤはなに見てるの~」


フェニアは直哉の見ている本を尋ねた


「ああ、軍事本だよ、題名は『補給線』、久し振りに引っ張り出したんだよ」


直哉は、彼がまだ民兵だった頃に売店で買った本をフェニアに見せた


「ふ~ん、まあ私には関係ないかな~、ナオヤいるし」


フェニアはその題名を見て、ゴロゴロし始めた


「まあな、そういえばこの世界の戦術ってどんな感じなんだ?」


直哉はふと興味が湧いたように尋ねた


「あー........うん、まああれよ」


「その........騎兵と魔法主体の戦術です、正直いってお粗末」


「ん、国同士でも魔物相手でも同じ、平原でしか想定されていない」


フェニアとグーイと響は決まり悪そうに話した


「な..ん........だ........と?」


「お粗末過ぎないか?幾らなんでも」


「まだ学生だった時の直哉さんの戦術でも勝てますよ」


直哉はありえない風に、武蔵は呆れながら、ミラは冷静に分析した


「まさかとは思うが......士官とか将軍とかって」


「.......バカな上位貴族が独占してるわ、私達も何度か身体を売るように命令されたわ、まあ無視したけど」


「ん、私達の身体と心は直哉だけのもの」


「まあ、この国は改革進めて、能力と人望に優れた士官達が旧指揮官勢力と入れ替わりましたが」


直哉の呟きに、フェニア達3人は当たり前のように返した


「話聞くだけじゃ救いようがあるのはこの国だけか........」


「まあ、直哉の.......ってまだ言ったらいけないんだった」


「おい、誰だよ 」


「秘密です、旦那様」


「ん、秘密」


フェニア達はそう言うと口を閉ざした


「そうか、なら口を開けてやる!」


直哉はニヤリと笑い、フェニア達を押し倒した

その後武蔵とミラも加わり、明け方までベット上での大人の運動会は続いたという



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