加護つけ大量
「それじゃあ自己紹介!」
「トーラだよ、お母さんの血を継いだ狼の女の子だよ!」
「テトラです.......お父さんの血を継いでドラゴンになりました、男の子です........」
「トーラとテトラっていうのか、めんこいな~」
なんとか回復した直哉は、ソラミとトーカの子供であるトーラとテトラの自己紹介を聞いていた
「しかしテトラは臆病だね、まあ臆病位が丁度良いよ...なんせソラミはやんちゃだからね、トーラもやんちゃみたいだしストッパーになりそうだから良い」
直哉は顎に手を当てて喋った
フェニアは
「あ~、やっぱりかわいいなもう!」
『かわいい~♪』
「わふ?!」
「ひぇぇ~、そこは触らないで~」
丁度来た兵魂達と一緒にトーラとテトラをモフって可愛がっていた
それをソラミとトーカは可愛がられている我が子を微笑みながら見ている、そんなソラミとトーカに直哉は子供達に聞こえないように話し掛けた
「ソラミにトーカ、あの子達には本当のお前達の事は話してないのか?」
「ああ、兄貴..トーラとテトラには幸せに生きてほしいからね、兄貴の手伝いも良いけどやっぱり自分自身で将来を決めて欲しいから」
「マスター、お願いがあるんだけどね、あの子達に加護をあげて欲しいんだ、土地神として」
ソラミは直哉の眼を見た
「良いぞ、あの子達は悪用しないだろうし、幾らでも...ただ何時かお前達の正体とか話しておいてよ」
直哉はそう言うと、トーラとテトラを可愛がっている兵魂達の所に向かうと
「おい、少し良いか?(小声)」
と武蔵と金剛に耳元で声を掛けた
「なんだ直哉?(小声)」
「今忙しいよ!(小声)」
「まあまあ、実はな........(小声)」
直哉は自分の考えを話した
「良いなそれ、やろう(小声)」
「OK!(小声)」
直哉の考えを聞いた武蔵と金剛は他の兵魂達にも小声で伝えると、兵魂達は笑みを浮かべた
そして兵魂達は1度トーラとテトラから離れ、並んだ
トーラとテトラは、逃げられないように抱き締めているフェニアに捕まった
そして........
「よし、良いな野郎共」
『おう!』
「かかれ!」
『ヒャッハー! 美幼女と美少年のおでこにキスだー!』
「憲兵さん、この兵魂達です」
『やめてー』
直哉と兵魂達はコントをしながらトーラとテトラに加護をつけていった
尚兵魂達はおでこに交代交代でキスをして加護をつけた、直哉は頭を撫でて加護をつけた
「む、なんか身体が軽い?」
「なにこれ?」
加護をつけられたトーラとテトラは自らの身体の内側から何か沸き上がってくる感じに、?マークを浮かべていた




