弾幕射撃(ルーデル隊に)
「いやー、スッキリしたわ!」
「やっぱり爆撃はこうでなくっちゃ!」
「おい見たか? 面汚しのオーガが一撃でふっとんだぜ!」
「おいおい、あの面汚しゴブリン共だってすごい吹き飛んでたぞ!」
「まあどいつも吹き飛んだがな!」
『ワハハハハ!』
機体に搭載されている重力制御装置を使って垂直に降りてきたルーデル隊各員はそんな事を口走り、笑いながら防壁に近付いてきた
尚機体はアイテムボックスにいれた模様
「よお、良く来やがったなお前ら........」
「おひさ~........」
『アハハハ........』
それを最前線から移動してきた船坂とケリーと近衛軍、そして正規軍が、防壁上から額に青筋と黒い笑みを浮かべながら出迎えた
『おう! 楽しかったぜ!』
ルーデル隊全員はそのヤバイ雰囲気を察知出来ずに笑顔で返した
「なあルーデル隊?」
「爆撃開始って何時からだっけ?」
『アハハハ........!』
『え、え~とねぇ........?』
流石に色々とヤバイ雰囲気を感じ取ったのか、ルーデル隊は後退りし始めた、しかし........
「おいおい、どこ行くんだ?」
「逃がさないわよ?」
船坂とケリーに回り込まれて冷や汗をかき始めた
そして........
「「『くたばれやゴラァァァ! 先走りやがってぇぇぇー!』」」
「あぶね!(船坂とケリーの銃撃を間一髪で避ける)」
『あわわわわわ!(飛んでくる銃弾の弾幕をかわす)』
そこは何故か味方に銃弾を叩き込む戦場となった




