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5人目の嫁(仮)

勢いでやりました

後悔も反省もしていない!

武蔵さんのカッコよさは正義、異論は認める


「んで、あんたらバカップルがなんでこんな所に?」


「「いやー、暇だったから」」


「OK、超対惑星破壊用波動砲(超ド級以上の艦艇に搭載されている最終兵器)の実験台になっていただきましょう」


「「本当は部隊の指揮が大変だと思ったから応援に来た、だから勘弁して........」」


「あんたらいざ戦闘になったら俺に指揮ぶん投げて突撃するでしょうが」


「「・・・」」


「否定しやがれこのバカ指揮官と大酒食らい!」


もう日本皇国派遣軍の休憩所と化している冒険者ギルドの酒場では、最も階級の高い軍服を着た3人とその軍服を着た補佐達が世間話をしていた


「全く....どうせあの連中のガス抜きをする為に敵戦列を抑え込む為に来たんでしょ、あの連中はある意味最強の連中だけど定期的にガス抜きをしなくちゃならない、なんせそのテクニックはピカイチだけど元が戦闘狂だから適度にガス抜きしなきゃ演習中の戦車隊に第三勢力として乱入して壊滅判定を戦車隊に叩き込むことを平気でするから........」


直哉は深い溜め息をつきながら飲み物を飲んだ


「........バレてたか」


まだ普通だった民兵時代(?)の直哉の所属していた部隊の隊長をしていた船坂は、飲み物をチビチビ飲みながら苦笑いした


「まああの人達は癖が強すぎるからね~、にしても直哉は本当にお姉さんタイプの女の人にモテるわね」


まだバイオハザード対策の為に世界同盟軍が作られたばかりの頃、士官テントに料理を運んできた直哉をその場でスカウトした張本人であるケリー(黄金の様な金髪と碧眼で、ボン!キュ!ボン!な美人です)はジョッキで飲み物をグイグイ飲んでいた


因みに直哉達が飲んでいるのは、直哉と補佐達は水に果実の果汁をいれた果実水、大和は氷水、ケリーは10リットル樽に入ったエールをジョッキで豪快に掬ってグイグイと飲んでいた


実は直哉もかなりのウワバミだったりする、まあ直哉は宴会や嫁達や婚約者達と飲む以外ではそこまで飲まないのだが



「まあ本来ならフェニアだけ愛そうと決めてたんですけどね、顔真っ赤にしてこんな自分に告白してくれたり、フェニアが『幾ら増えても大丈夫、直哉位の人のお嫁さんが私1人で済むわけがないし、直哉なら全員を平等に愛せるだろうから大丈夫!』なんて言われたら5人も嫁と婚約者が出来ましたからね、流石にもう増やしませんが」


直哉は彼の隣に座っている

超次元級大和型戦艦二番艦武蔵の艦魂であり

直哉の補佐官兼連合艦隊副旗艦兼直哉の婚約者でもある武蔵の後ろの腰と尻の真ん中辺りに生えている銀色で立派な尻尾をモフリながら、母性を感じる程の柔らかい笑みを浮かべながら返した

海軍士官服を着こなしている武蔵も直哉に尻尾をモフられて幸せそうにしていた


そんな世間話をしていると


「報告します! 水偵が行軍中の敵軍を発見したとの事!」


世間話をしていた直哉達は一瞬で将の眼になった

もう直哉の嫁は増えませんよ、武蔵で最後です

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