戦闘開始
なんやかんやあって今まさに戦闘が始まろうとしていた
「ふむ、敵さんは約3万か...こっちは混合軍2千に皇国軍155........数は向こうが断然有利、まあもしもの時はうちの部隊で蹂躙すれば良いかな?」
地上を埋め尽くす程の魔物の群れを見ながら、直哉は呟いた
「ええ、その位でお願いします旦那様」
「ん、それで」
今直哉の側には陸軍野戦服を着て自動小銃を持っているグーイと海軍のセーラー服を着て艦装(艦これのやつみたいな物)を装備した響(ちびっこい姿ではなく身長170センチほどで20代位になっています)がいた
因みにフェニアは混合軍の指揮官達に呼ばれてこの場にはいない模様
「さてと........全ユニット、通信チェック」
直哉は通信機のスイッチを入れて、通信チェックを始めた
『こちらアルファ小隊準備よし』
『こちらブラボー小隊準備完了』
『チャーリー小隊準備完了、何時でも行けます』
『こちら戦車隊、砲撃及び突撃準備完了、オクレ』
『こちら教導隊準備完了』
『こちら傭兵隊準備完了、指示を待ちます』
「了解、全ユニット待機せよ、こちらの合図で一斉に攻撃開始、敵突撃力を削いだのち敵射撃部隊に攻撃、最前線の援護は危険そうなら許可する、通信終了」
『『『『『了解』』』』』
通信チェック兼確認が終わった直哉は、響に
「響、艦装の調子は?」
「ん、問題なし」
「よし........合図だな...響! 号砲を撃ち鳴らせ!」
混合軍の方から上がった照明弾を見た直哉は、響に合図した
「よーそろー、全砲門撃ち方用意よし」
それに響は大和型と同じ超ド級戦艦クラスの艦装の砲門を敵の群れに向けた
「よし! 目標敵対魔物! 地上攻撃型拡散爆裂三式弾! 撃ち方始めぇー!」
直哉はそう叫び、響は
「てぇー!」
綺麗な声で叫び........
ドン!ドン!ドン!
と砲撃音を響かせながら、地上を地獄に変えた
戦闘が始まった
砲撃時は20代、高機動戦闘時はお馴染みの姿になると想像してください




