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そのころ日本では

日本皇国北海道

北方方面軍戦闘教導団札幌練兵学校所属

第一、第二、第三試験科教導隊

試作戦車一個小隊


所変わって日本皇国のとある飛行場、ここでは朝早くから10代後半の90人の若い男女の兵士達と30代後半に見える3人の男女の教官達、さらには砲撃重戦車電狼(でんろう)高速戦車陸狼(りくろう)からなる戦車隊が、地上掃射型天山3機と電子戦型天山1機に分乗して飛び立つのを待っていた

そんな中、とある天山の中では3人の若い男女の兵士達が喋っていた



『ちくしょー......予約特典のついてるやつ予約するの忘れたー........』


「忘れるのがいけないんでしょ!レン!リクト!」


機体の中ではレンと呼ばれた勝ち気そうなイケメン顔をした青年兵士と、リクトと呼ばれた気弱そうなイケメン顔をした青年兵士が落ち込んでいた


「畜生うるせー! カチューシャだって予約するの忘れたーって言ってたじゃないか!」


レンは機嫌悪そうに返した、それにカチューシャと呼ばれた金髪のまさにロシア系美少女な兵士は


「ふふん、私は予約済ませてあるわ!」


どや顔で返した


「いいなぁ、僕は宮代さんに連絡してて忘れてたよ、見終わったら貸して欲しいなカーシャ(カチューシャのあだ名)」


リクトはカチューシャに頼んだ


「良いわよ、けど本当に仲良いのねリクトと宮代と」


「チッ、爆発しろ」


カチューシャはニヤニヤしながら、レンは唾を吐き捨てながら返した


「良いでしょ! 僕の親友なんだから、それにもう暫く会えないんだし」


リクトは顔を少し赤くしながら返した

因みに宮代とは海軍に所属している航空機パイロット


「だからってねぇ?」


そんな感じで話し込んでいると


「良いか!全員お喋りは終わりだ!」


教官が通信で喋っていた全員を黙らせた


「良く聞け!これより我々はこの世界とは異なる世界に出撃する! これは小林直哉大将の要請した出撃命令だ! 全員覚悟して行け! ただこれはお前達の訓練も兼ねている! よって我々は通常の着陸からの出撃ではなく空中降下で行く! 尚これは決定していることだ」


『え! 俺達まだ降下訓練してない!』


「つべこべ言わず行くぞ!」


『ええええええぇぇぇーーー!』


不安な感じであるが兵士達は飛び立っていた





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