直哉大破(精神的に)
直哉が爆弾発言をしてから少したった、色々とあり日は後少しで沈む頃合いになっていた
「さてと、今日の宿はどうしようかな」
直哉は身体の凝りをほぐすように両手を伸ばした
そんな直哉にフェニア達は
「じゃあ私達が報酬で貰った屋敷はどう? 部屋も6人でも使いきれない程余ってるから」
「そうですね」
「ん、ごはん作って」
と直哉に提案した
「屋敷貰ったのか、じゃあそこで寝るよ........それと響は飯狙いか」
直哉は腰を上げて、屋敷に向かったフェニア達についていった、その途中までの道で
「ねぇ、あれが性欲の魔王じゃない?」
「ええ、あの嫌らしい顔、目を合わせたらヤバそうね」
と井戸端会議のような事をしていた主婦の方々から言われ
「ねぇお母さん?あの人誰~?」
「シッ!目を合わせちゃダメ!」
と親子連れに言われて、直哉は
「........嫌らしい顔に見えるかも知れないけど地顔がにやけているように見えるだけだよ........幾ら性欲の魔王とか呼ばれても何もしてないんだから................心が折れそう」
落ち込んでいた
何故なら彼は敵意や露骨な悪意は特に気にしないがチクチクと刺さる悪意には滅法弱いからである
曲がりなりにも兵士と何か大切な物を守る守護者や行き過ぎない正義を司る兵神な為
人々の思いを敏感に感じ取りそれを力に変えることが出来る八百万の神々の1人(八百万の神々は1柱ではなく、1人と数えてほしいと人々に頼んでいる為)である為に、余計に落ち込んでいた
そんな落ち込んでいる彼に、嫁達は
「だ、大丈夫だよ!ナオヤは優しいって私達が知ってるから!」
「大丈夫ですよ」
「ん」
『大丈夫大丈夫ー!』
「ありがとうなぁ...ありがとうなぁ」
などと声をかけた、その後屋敷についた直哉達は直哉特製の食事を食べて........
「フフフ、8年ぶりにナオヤを襲える!」
「今まで誰にも身体許してませんから、色々と限界なんですよ........」
「ん、早く食べる........性的に」
「落ち着け取り敢えず」
素っ裸にした直哉をベットに押し倒して、フェニア達が襲おうとしていた
尚妖精達は覗こうとしていたのでフェニア達が無理矢理召喚返しをして追い出している
『それじゃあ頂きます!』
「ちょっ........アーー!!」
その夜、途中まではフェニア達の優勢だったが、フェニア達のスタミナが切れたのと直哉の性欲の魔王としての力と能力の絶論により、スイッチが入った直哉の判定勝ちになった
そして次の日、戦争の日の朝は見事に晴れていた




