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新型試作兵器パート4
「電子戦機は天山にレーダーとか付けただけだけだから省略、それとな........」
黒川はさらっと地上掃射型の横に並べられていた電子戦機型をスルーした
「どうしたんです?」
「いやな、この天山の護衛機はどうするのか気になってな」
黒川は直哉を見ながら話した
「それなら大丈夫ですよ、式神システムを使いますよ」
「成る程........なら大丈夫か」
式神システムとは、日本皇国海軍の艦船に宿る精霊である艦魂達が、各々で契約している妖精達と人型の紙や弓矢等の式神を使い、簡単に航空機による航空援護を行えるシステムである
「ええ、妖精達なら式神が落とされても死ぬことはありませんからね」
「そうか、確か式神システムって旧大日本帝国の航空機を色々と弄くったやつなんだっけか」
「はい、弄くるのは大変でした........」
直哉は燃え尽きたようになった
「お、おう........(大変だったんだなぁ........)」
尚、研究員は後ろで待機していた模様




