対策会議
試験終わったー!
これより更新再開します!
「ん?........そういえば第二と第三階層の防衛はどうするミラ?」
「........忘れてました」
窓から外の景色を見ていた直哉とミラはたった今気がついた雰囲気になった
「........どうしよう」
「........キルゾーン作りますか」
「だな、人員は皆と俺の兵士達に任せればいいか、作る場所は第三階層の階段前、第二階層は放置で侵入者達を油断させてから一気に潰そう」
「わかりました、油断大敵ですね」
「そういうこと、まあ命狙われるかも知れないし良いよね」
「はい、幾らでも」
直哉達はさらっと恐ろしいことを話した
「ちょっと良いかいそこのソルジャー、明日皆集めてミーティングだと伝えておいてくれないかい?」
「了解」
直哉は護衛兵の一人にそう伝えた次の日の朝、兵舎(自然人達の家)に作られた会議室に移動した
直哉達移動中........
「ええー、本日集まってもらったのは言うまでもない」
『何も知らないし何も聞かされてないぞ』
直哉は会議室で彼の支配下の主だった者達を見て口を開き、突っ込まれていた
「冗談だ、言ってみたかっただけ....それでは早速本題に入ろう、実は........」
直哉事情説明中........
「........という訳だ、今回集まってもらった理由は細かいところの打ち合わせ等である、尚キルゾーンに使う武器や資材等は既に俺の能力の1つの施設召喚で工場を設置し生産中だ」
「なあ旦那、ちょっと良いか?」
「どうぞリーガ」
直哉は眼前に並んでいる者達のゴブリン達の1人を指差した
「ちょっと確認なんだがその第一階層にはトラップ少し、第二階層には何も無し、第三階層にはキルゾーンで良いんだよな?」
「そうだ、キルゾーンに関してだが主に機銃等の重火器を設置する予定だ」
「そうか」
リーガは座った
「良いだべか?」
「どうぞマナツ」
直哉はオーガの1人を指名した
「質問なんだがおでたちは体がデカイ、普通の機銃とかは扱えないんだが........」
「ああ、オーガ達は万が一の為侵入者が第四階層に侵入しなら迎撃お願い」
「わかっただ」
マナツは椅子に座った
「質問なんだがそのキルゾーンの具体的な配置は?」
「良い質問だ」
今度はオークのザヤタが手を上げた
「まずはこれを見てくれ」
直哉は用意していたホワイトボードに半円に縦の通路がついている形の絵を描いた
「これがキルゾーンだ、この先端の所に第四階層と繋がる階段がある」
直哉は半円の一番先っぽを指差した
「よって我々はこの円の部分に三段の足場を作りそこに機銃等を置くことにしている」
直哉は円の部分をなぞった
「ただ四段の一番下........階段のある場所には機銃等は設置しない、何故なら敵の攻撃で一番危険だからだ、またキルゾーンの入り口の通路からはキルゾーン自体が見えないようにしなければならない、よって我々は横の部分に機銃等を集中配備する、以上だ........他に質問あるか?」
この後幾つか質問があり、ミーティングは終了した




