秘密
後半で現在視点から過去視点に変更です
艦艇紹介とその他設定についてはしばらくしたら
直哉は呟き始めた
「DestroyerMark24・・・そいつは当時アメリカで開発された新型核兵器だよ、アメリカ海軍の新しい駆逐艦の開発計画を隠れ蓑に開発された物だ、本来なら国防機密として秘匿されてたんだが世界各国にばらまかれてな、各国で量産されたんだよ。 挙句の果て最新鋭のステルス戦略多弾頭弾道ミサイルの技術までばらまかれてな・・・どんなにレーダーを使っても捕捉出来ず迎撃が出来ない弾道ミサイルと着弾点から半径500キロの人間だけを即死させる核兵器、挙句の果て量産性が高いときた、あとはわかるだろう? 戦争だよ、第三次世界大戦さ。」
宮部はそれに
「ちょ、ちょっと待ってください。 国防機密が漏洩ですか?」
と意味が分からないように話した
直哉はその言葉に苦笑いを浮かべた
「本当にあなたは俺と似ている、俺もその話を大帝陛下から聞かされたときは総理と同じ事を言ったよ。」
そこまで言うと直哉は目をつぶり話し始めた.....
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現在『』 過去「」
『そう、あれは皇国歴一年...皇国建国の次の年の年末だ、俺は大帝陛下...初代日本皇国天皇陛下に呼ばれたんだ、当時は何か用事で呼ばれたと思っていた、けど通されたのは会議室ではなく陛下の私室だった、しかし何故か初代皇国軍元帥閣下、幕僚長閣下もいたんだ、そこで聞かされたんだよ...』
本来なら天皇とその親族しか使用を許されない私室に用意されたソファーに直哉は座りテーブルを挟んで大帝と元帥が座っていた...元帥は黙っていて、天皇が話した
「....という訳です」
「ちょ、ちょっと待ってください。 国防機密が漏洩ですか?」
「ええ、信じがたい事ですがね。」
天皇は唖然としている直哉にそう返した
直哉は頭を抱えた
「天皇陛下、幾ら脇が甘いアメリカでもさすがに国防機密をそう易々と漏洩するとは信じがたいのですが...」
直哉の問いに元帥が答えた
「いや真実だ、現に私の所にも報告がきたよ、信じがたい事にその開発に携わった科学者がばら撒いたらしくてな、当時の防衛省でも秘密裏に所持すべきだという意見があったのだが却下してな、その代わりに迎撃の為に解析したんだ。」
「その技術解析によって日本はギリギリ生き残れたといっても過言ではありません。」
大帝と元帥の話はまだまだ続いた
時間がないので続きは次回