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出撃準備

日本皇国軍が東京上空に現れる30分前

それは次元観測機(愛称は次探)を監視していた観測員からの報告だった


「次探に感あり!所属不明機らしき物を探知!」


「なんだと?」


元勇者達が乗る輸送艦を守る第零特務遊撃艦隊(旧猛撃打撃艦隊)の旗艦である響に乗る直哉は観測員からの報告に耳を疑った


「それは本当か?」


「はい、まだ細かい情報はわかりませんが...少々お待ちを...出ました!モニターに出します」


観測員はモニターに観測データを出した


「こいつは!統一人種連合の戦闘機と艦隊じゃねえか!」


直哉は半ば敵対状態にある星間連合の勢力が採用していた兵器が出たことに叫んだ


「間違いありません!統一人種連合軍のドグナ41戦闘機にマルディ級大型空母を旗艦とする艦隊の模様!」


観測員は機材を操作しながら叫んだ

直哉は


「(そういえばアイツら西方連合の連中に旧式兵器を渡したって情報があったな!、西方連合の連中何が狙いだ!)おい!連中何処に向かってる! 」


直哉は記憶から情報を引っ張り出すと観測員に訊ねた


「連中は....!に、日本です!我々の向かう予定の日本に進路をとっています!」


観測員は悲鳴の様な声で直哉に叫んだ


「クソが!連中日本を襲う積もりか!畜生!後手に回っちまった!」


直哉はそう叫ぶと近くにあったマイクを掴み警戒態勢をとっていたパイロット達に


「こちら司令官!お前ら!戦闘機に乗っとけ!詳しいことは後で話す!」


と命令すると椅子から立ち上がった


「直哉?」


直哉の脇で静かにしていた響は立ち上がった直哉に訊ねた


「俺も出る!響、専用機出しとけ!」


そう響に話すと直哉は艦橋から出ていった

出撃の時は近い


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