植......物.......だ..と?
「........何故こうなった....?」
直哉は現在急に人化したリーフ(初めて直哉の仲間になったバトル・プラント、現在バトル・プラント達の指揮官の1人、主な戦闘スタイルは白兵戦闘と近距離戦)達を見ながら呟いた
「主、報告良いですか?」
そんな直哉にリーフがイケメンボイスで話し掛けてきた
「ああ、頼む」
直哉はこめかみを押さえながら頼んだ
「はい!え~では報告します、現在わかっていることをまとめたところ、どうやら我々バトル・プラント全てが人もしくは木が人になったような姿になっている事が確認できました、どうやら近距離戦闘等が得意な者が人に、射撃戦闘が得意な者が木になっているもようです」
リーフは頼られて嬉しそうに報告した
「恐らくは転移したことによる変化だろう、しかしそれだとリーガ達が心配だな........一応注意するように伝えておこう、それと木になった者達はこれから木人と呼ぼう」
少し落ち着いた直哉はこう返した、そこに
「創造主様、ワタシカラモ」
「どうしたウォータ?」
射撃系バトル・プラントの指揮官をしているウォータ(頭がスイカで高威力のタネマシンガンをとばす戦闘スタイル)が報告を始めた
「ハッ!ドウヤラ木人ハコトバガウマクハナセナイヨウデス、ホカニモコウゲキガウデカラデルヨウニナッテオリマス、ゼンタイテキニ、イリョク、シャテイ、レンシャリョクガアガッテイルヨウデス」
「ふむ、まあこの変化は良いな、他にも背中にエネルギー供給器を背負って平べったい肩の部分を使ってガトリングガンやミサイルポッド等の武装を着けるのも良さそうだな........そうだ、完全に人になった連中は落ち着いたら歩兵火器支給するからよろしく」
完全に落ち着いた直哉が答えた
「私からも、報告しますね」
「おう」
ドリアードになったワネ(バトル・プラント達を魔法で援護するのが得意)が話し掛けてきた
「それでは報告しますね、本来私達は植物で属性などは無いのですが、この世界に転移したら属性がつきました、確認できているのは火、水、氷、雷、土です」
「魔法使えそうだな、トレーニングしといて」
他にも幾つか報告を受けて直哉は
「取り合えず全体的には戦闘能力等は上がっている、しかしその事に溺れるんじゃないぞ!お前らは俺が育て上げた精鋭だ、その誇りを忘れるな!」
『はい!』
『ハッ!』
直哉はバトル・プラント達を見渡しながら話した
「リーフ、ウォータは車に乗ってついてこい!他は魔法の訓練がてら土魔法で家建てておけ、それじゃ解散!」
バトル・プラント達は動き始めた
「主、どちらへ?」
「リーガ達の所だ、家建てに行く」
直哉達は直哉の能力で召喚した軽装甲車に乗って出掛けていった