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200文字の日常

振り込め詐欺

作者: 生野

 ある朝、女のもとに電話が来た。夫が東京駅で痴漢をして捕まったのだという。

 夫に代われと要求しても相手はのらりくらりと交わす。

 おかしい。女はそう思うと、何やら示談金の話をしだす相手を放置して携帯電話を取り出した。

 かける先は夫の勤務先である。



「ねえお父さん。お父さんが痴漢をして捕まったらしいんだけど」

「そうか、それじゃあ今ここで書類を片づけてる俺はニセモノらしいな。痴漢は犯罪だ。示談なんか必要ないぞー」

痴漢がどうとかいう電話がかかった場合、まずは「本人に代われ」と言うのが一番らしいですね。最近このタイプはあまり見なくて還付金詐欺ですが。



コンビニのATMじゃなきゃダメなことは何もないと、元銀行員の父が申しておりました。

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