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短歌研究員

今年の短歌研究賞 受賞作

作者: 太陽
掲載日:2025/12/12

 60年以上の歴史がある短歌研究賞


短歌研究賞とは 本賞は実力ある作家を顕彰することを目的とするもので 選考の対象は前年度(1月号~12月号)に総合誌に発表された20首以上の作品を中心とし、その作品の完成度が高いこととあわせて、それまでの作歌活動の実績が評価され、選ばれる


選考委員会には 馬場あき子氏、佐佐木幸綱氏、高野公彦氏、永田和宏氏、小池光氏と名だたる歌人たちだ


61回目の今年の受賞作は、俵万智さんの連作「白き父」だった。父親の臨終前後に詠まれた20首からは、悲しみが静かに伝わる




父親は電気自動車などに使われる磁石の研究者だったが絵も好きだった。受賞作の一首目冒頭の「サルタンバンクの絵はがき間近に見せやれば『ピ、カ、ソ』と動く唇」。サルタンバンクは旅芸人という意味で、ピカソは好んで描いた。ピとカ、カとソの間に読点がある。わずか3文字を続けてしゃべる力すら残っていなかったのだろうか


たった20音前後という短い説の中で どれだけ思いを伝えるのか 悲しみや楽しさを私は表現できるのだろうか




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