第四球 衝撃の初勝利
夏は過ぎ・・・・
秋の選抜地方大会が開催
守備がチーム全体に完成度を高くした事で本格的にバッティングの練習に取り込むことが可能になった
それにより攻撃力が大幅に向上したことと、相手にも恵まれた事によって
今回の相手底辺校だけど、我々と同じ部族構成に似たもの同士では有る
底辺高校のスターティングメンバー
１番 オーク族 一塁手 井上 用水
２番 鬼族 二塁手 多原 寿彦
３番 ゴブリン族 三塁手 混同 雅彦
４番 猫耳族 遊撃手 干曽良 林
５番 エルフ族 中翼手 黒須 聡
６番 ゴーレム族 右翼手 土宮 健太郎
７番 人族 左翼手 高宮 柔
８番 人族 投手 麻倉 三波
９番 エルフ族 捕手 女房 姫雄
秘境高のスターティングメンバー
１番 猫耳族 中翼手 大空 穂乃果
２番 人族 左翼手 大村 大気
３番 エルフ族 三塁手 半沢 洋介
４番 ゴーレム族 一塁手 石橋 高明
５番 ゴブリン族 二塁手 宮本 雲長
６番 オーク族 捕手 国吉 子竜
７番 オーク族 遊撃手 手塚 宰
８番 猫耳族 右翼手 福沢 遊吉
９番 人族 投手 屑野 三下
試合展開はシーソーゲーム、大した相手ではないけど、屑野自身の負の特殊能力による影響で
思うように力を出せず、そこそこ打ち込まれていた、ただ救いは、全体的の打撃向上により
試合運びは、打撃戦を辛うじて制したという感じだった
１回戦
底辺高 ｖｓ 秘境高
4−5
9回を戦えた事、そして創立以来、悲願の初勝利！！！！！！！！
屑野三下自身の人生初勝利である
今回は祝日も重なっってＯＢも駆けつけて
三日三晩ぶっ続けのお祭り騒ぎ・ドンチャン騒ぎが続いた
次も相手に恵まれて
底辺農林のスターティングメンバー
１番 ゴブリン族 一塁手 農城 勝男
２番 ゴブリン族 中翼手 農崎 正文
３番 ゴブリン族 二塁手 農沢 直樹
４番 ゴブリン族 投手 農業 大輔
５番 ゴブリン族 三塁手 農宮 揚水
６番 オーク族 捕手 農下 諭吉
７番 ゴブリン族 右翼手 農上 聡太
８番 ゴブリン族 遊撃手 農遊 大介
９番 人族 左翼手 農田 海
今度に２回戦はうって変わって、投手戦の展開であった、相手の貧打には助けられたが、相手も農業 大輔の好投によって、打ちあぐねる苦戦を強いられた、なんとか犠牲フライによるサヨナラで逃げ切った
もし・・・延長に持ち越せば確実に敗北をしていたギリギリの戦いであった
２回戦
底辺農林 ｖｓ 秘境高
1−２
相手は最優秀候補筆頭、北縄高校
１番 魔族 中翼手 魔足 速水
２番 魔族 右翼手 魔田 権次郎
３番 魔族 三塁手 魔瀬 家康
４番 ゴーレム族 一塁手 勝土 大門
５番 魔族 左翼手 魔崎 計太
６番 猫耳族 遊撃手 猫崎 純一郎
７番 魔族 投手 魔暮 翔一
８番 ゴブリン族 二塁手 小崎 緑
９番 オーク族 捕手 大村 進
流石に最優秀候補筆頭なだけに、魔族、中位種揃いの強敵である
本当に５回コールドを阻止するのが精一杯でなんとか犠牲フライと、犠牲スクイズで２得点を獲得
完封逃れが精一杯でとても太刀打ちは出来ず、６回までに１１失点、ただ２得点していたので９失点の差で７回を挑んだが・・・、完全に捕まりダメ押しの４失点、７回裏なんとか７失点差以内に持ち越したかったが、１点すら縮められずそのままゲームセット！！！！！
３回戦
北縄高校 ｖｓ 秘境高
１５−２
しかし、今までの創立から比べると、３回戦進出、５回コールドを阻止出来たのを考えれば
超大進化！！！！ 超大飛躍の年で有る事は間違いないでしょう
我が校の歴史的転換で有る事は疑いの余地は無いのである
さて、当の屑野三下、パネルを開いた
「ステータスオープン」
ここでアナウンスが出る
「マイナス特殊能力の削除が可能になりました、他の選手も対象です」
屑野は特殊能力の欄を閲覧する
特殊能力
チャンスに激弱 ピンチ激弱 ノミの心臓 大舞台激弱 不利な状況激弱 ピンポン玉
高目超苦手 低め超苦手 変化球打ち超苦手 速球打ち超苦手 超虚弱体質
「これによって苦しめられたんだよな・・・・・」
「削除」
「そして高速スライダーを吸収」
特殊能力
高速スライダー
そしていままで苦しめられた呪縛から開放される瞬間であった・・・・
