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第二球. 入学・入部

これから新たな人生が始まります

「では、これから肉体に魂を入れるね」


球体型魂はフワーと天界から出て、地上に降りて目当ての肉体に入り込んだ


そしてそのまま向かう高校は・・・極北地方、北縄道の秘境高校である

こっちも前世と同じく統廃合した高校である  


「そう言えば女神から、その国の地図をもらったけど、前世の日本と全く同じ形である」

「県境の境界線も前世と同じだけど・・・・なんとも名前がアベコベで地方の分け方も違うかな」

「北から、極北・東北地方、完投地方、女越・中部地方、仆陸地方、完済地方、宙極地方、

四州地方、九藩・南海地方」

「読み方は前世とほぼ同じらしい、四国を四州・・・よんしゅう・・・九州を九藩・・きゅうはん」


屑野三下はこれならすぐ馴染めそうだと強く感じたのである


秘境高校に向かう途中・・・ゴブリン、エルフ、オーク、鬼族、猫耳、ゴーレム・・・こんな感じで多種多彩である・・


そこはファンタジーなのだが・・・魔法を使用すると言う事はないそこも前世と同じである

後はお約束のドイツ風の建物が立って居たのであった・・・あとギルドもあるのである


なんとも表面だけは一人前のファンタジーである


それから入学式を終え、クラスを決め、入寮して・・・・そして野球部入部


超過疎地の秘境高校だけあって設備はお世辞にも良いとは言えず、監督、顧問、

やらされ感たっぷりであった。


このチームキャプテン、三年生のゴーレム族、土石 新之助である

人間族は五人に一人から二人の割合である


各種族に上位種が存在しているけど、みんな地方の強豪校・全国の強豪校にあつまり

今存在してる種族・・・ゴブリンやエルフ、オークと言った、この高校に在籍してるのは

みんな劣等種の下位互換・・・・最弱位といった所である


後、重要な事は、前世のルールと違い、女性も出場可能である事

そこもファンタジーの力だろう・・・・


もちろん俺は前世と同じく玉拾いと雑用である

「俺はこんな超弱小校でもこんな扱いかよ」

「練習が終わった後能力を吸収しますか・・・・明日までに見返してやるぞ!!!!」

屑野三下は意気揚々としていた


初練習が終わり、その間に、能力パネルを開いた


「ステータスオープン」


他の選手のスペックを閲覧していた




打撃部門


選球眼        21         

バットコントロール  18

ミート力       29

長打力        39

右投手対応力     10

左投手対応力     5

バント        14


画面切り替え


内野守備部門


ファースト   30

セカンド    25

サード     22

ショート    11


画面切り替え


外野守備部門


ライト     22

センター    13

レフト     19



後はこの野球部で投手力の高いキャラは


投手部門


球速119km 

制球力      36 

体力       76


ストレートのキレ 50

カーブ      55

スライダー    63


特殊能力


高速スライダー



屑野三下は「野手や投手の見込みの無いやつから結集系・吸収しよう」


見込みの無い駄目選手


投手部門


球速99km 

制球力      16 

体力       56


ストレートのキレ 20

カーブ      15


これが実に多い

そして変わったタイプも


投手部門


球速89km 

制球力      16 

体力       66


ストレートのキレ 30

カーブ      75

スライダー    40

シュート     60

フォーク     50


キレだけやたら良いのばかりとか、急速と制球力は有るけど、使える球種が少ないとか、

変化球は習得してるけど、キレが全然ないとか・・・


能力が全くバラバラである、女神の目的はバラバラになった能力をまとまったスペックにする事である


投手や控え投手は結集結集・吸収しないで、野手や見込みのない選手を実行した結果


「ステータスオープン」


屑野三下


投手部門


球速129km 

制球力      57

体力       66


ストレートのキレ 60

カーブ      72

スライダー    65

シュート     50

フォーク     40



「おお!!!全部0だったのが物凄く見違えったぜ!!異世界バンザイ!!!!!!」

翌日の朝練で球拾いをやってるとき、そのコントーロールと返球を観て


キャプテン、三年生のゴーレム族、土石 新之助が


「ほお〜、これ位のスペックが有れば控え投手くらいはできるね、監督に推薦してみるよ」



この瞬間生まれて初めて、球拾い・雑用から開放される瞬間であった!!!


「屑野三下、生まれて初めてのベンチ入りだった」


これでようやく本格的練習が味わえるようになったのであった

基本監督の方針は投げ込みと、ダッシュ、守備練習を重点的に行った


そして・・・・夏の県予選が開催されたのである




 





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