表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【20万PV達成❤️】ドラゴンウイング  作者: 泉水遊馬
漆黒の暗殺者
59/121

漆黒の暗殺者-6

龍二は悠亜を無理やり剥がし、ソファーに座らせる。

(どうすりゃいいんだ…?)

悠亜の憂いの瞳に圧倒されながら龍二は激しい動揺に襲われていた。

「翼くん、そんなにわたしのこと嫌い?」

悠亜の甘美な声に、龍二の気持ちが反応する。

(くそ…!?このまま抱いてしまおうか…!!)

そんな雄としての欲望が生まれてくる。

が、しかし、

(おい、氷室龍二!?なに考えてんだバカ野郎!!

16の小娘に発情してんじゃねぇよ!!)

と、自分を諫める。そして、

【お前やばあさんを巻き込みたくないんだ】

と、LINEで本音を伝える。

「それでもいい…。翼くんのそばにいたいの。」

悠亜がさらに本音をぶつける。

龍二は悠亜の真剣なまなざしに腹を決める。

そしてスマホに長文のメッセージを打ち出した。

【俺は榊原翼ではないんだ。

中身は40才のヤクザなんだ。

信じられないかもしれないが、どういうわけかこんな状況になってしまった。

だからお前は俺にだまされていたんだ。

俺はこれから人を殺す。

そんな人間なんだ。

わかってくれるよな?】

そのメッセージを見た悠亜は、

「わかった。」

と言う。

(そうか…わかってくれたか。よかったぜ。)

安堵の気持ちになった龍二だが、

「私を助けてくれたのは今の翼くんだよね?」

と悠亜が聞き返す。

(ん?)

龍二がアホ面でそれを聞いている。

「前の翼くんのことは知らない。

わたしは今の翼くんが好きなの。

だからわたしは翼くん…あなたと一緒に戦う!!」

悠亜が力強く言い切った。

(おいーーーーー!?全然わかってねぇじゃねえか!?)

龍二は言葉が通じるが話が通じないジレンマに襲われていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ