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【20万PV達成❤️】ドラゴンウイング  作者: 泉水遊馬
深淵の追跡者
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深淵の追跡者-7

「翼くん!!翼くん!!」

龍二が目を覚ますと、悠亜が心配そうに膝枕でのぞき込む。

強烈な男の拳で気を失った龍二。

周りには悠亜が呼んだと思われる警察が数人集まっていた。

ジンジンする頬をさすり、みぞおちに痛みを感じながら龍二はある確信に至る。

(あの男は俺を知ってる。榊原翼ではなく俺を狙ってきているんだ。)

そう、男の口からはっきりと氷室龍二という名前がでた。

この榊原翼の中身が、元竹内組の若頭であった自分だと理解したうえで、2日連続の強襲であったのだ。

(なにもんだアイツは!?)

さらに謎が深まる。

もちろん自分と同じで【この世】の者ではないのであろう。

これだけは今の龍二が理解できる事実である。

左目がまったく視界を不能させている。

男のストレートをもろに喰らったから、腫れ上がっているのだろう。

(次は、こうはいかんぞ馬鹿野郎…!!)

龍二は、警察に一生懸命に状況を説明する悠亜の健気な姿を見ながら、男への怒りを増大させていた。

挿絵(By みてみん)

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