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作戦はうまく行きそう

「人との関係を最も縮めやすいのは共通の話題を持つことじゃないかな?」

今日は昨日と打って変わってあつ森をしている。無人島に行き透は虫取り、私は魚釣りをしている。最近では透のおかげあってか何かしながらでも話ができるようになっている。昔は黙々とゲームしか出来なかったのに。これも小さな成長。だけど積み重なって、大きな成長となり友達ができるんだ。

「共通な話題…例えば?」

「オレとねねかでいうゲームの話じゃないかな、、ゲームの話だったらずっと話してられるだろ?でもこれが文房具の話とかになると続かなくなるわけ。」

なるほど。最近よく透が話してたシャーペンの良し悪しの話が全く理解できないのは私と透の共通な部分ではないからか。

「で、私は何を話せばいいの?」

最近よく聞く会話はシャンプーリンスーの話と、猫の種の話、そして海外のアイドルの話。シャンプーはお母さんのと同じので何使ってるのかは知らない。リンスーはそもそも使ってない。猫の種なんてチワワしか知らないし…海外のアイドルじゃなくてゲーマーだったら分かるかも。

「最近ゲーム以外でハマってるのって何?」

「…紅茶じゃないかな。今はアールグレイってのを飲んでる。淹れる前は少し匂いが強かったけど、結構さっぱりしてて美味しい。よく飲むアイスティーはこれ冷やしてるらしい。」

「紅茶か、、良いんじゃない!女の子らしいから知らない人でも聞いてて損はないって思うから話が続く。」

別にそういう下心から始めたんじゃなくてただ歴史とか調べてたら面白かったからその流れで飲んでるだけなんだけどな。ま使えるならいっか。

「おっ……!あっ……ー」

「どうしたの?」

なんでもないと濁った声が返ってきた。

「ねねかってオシャレとか興味あってファッション誌とかみたりするの?紅茶の話以外にももう一個くらい話作っといた方がいいと思うんだけど。」

「…私の制服以外の服見たことある?…そういうこと。」

服って意外と高いし、手入れもめんどくさい。流行はすぐ変わるし、可愛い自分に興味とか別にないからいいかなって。

「…化粧も?」

「見たことないならそういうこと。」

実を言うと化粧は少しだけ興味はある。大人になってもスーツがあるからファッションは別にしなくて良いかもだけど、化粧はしないといけないから今のうちに慣らしておくためにも少しやってみたい。

「可愛いお店に興味は…ないよねー。」

「めっちゃある!!いつか行きたいな〜ってお店たくさんあるんだよね。スタバの新作だってチェックだけはいつもしてるし!近くのクレープ屋さんがどこにあるかだけは知ってる。」

先週、春休みに1人で行ってみたけどすごく並んでたし、場違い感あって何も買わずに帰ってしまった。桜クレープ…期間限定だったんだけど食べれそうにないや。

「うん。いいね、2つあればどちらか言えばどっちかは食いつくだろ。これで会話は成り立つんじゃないかな。」

あっそろそろ帰ろ。と言われてお互いの成果を見せるために集合場所を決めて集まる。やることが終わって暇だったらしい。

「透…それ…痛そうだね笑」

透のアバターの顔が腫れ上がってる。ハチを捕まえるのを失敗したらしい。

「ねねか、ほら帰るよ。」

ノーコメントを続ける気だ。ハチも捕まえられないとは、透はやっぱりゲームが下手だな。はいはいと返事をし、OKマーケを押して島に帰る。今日は2人合わせて15万ベル。なかなか集まった方だろう。新しく捕まえたのは博物館にいれたからまぁこんなもんだ。透は相変わらずゴミしか持って帰ってこないから金にならない。もう少しちゃんとやらせたら20万はいけそうだ。今日は私のお風呂の時間が来たからここでおしまい。いつもは透のご飯の時間で終わるんだけど今日は両親の帰りが遅いらしい。じゃあまた明日。と言って通話を切る。透が作戦を立てるのを楽しんでて何よりだ。そんなことで楽しんでるあたり少し子供っぽいけど…お母さんにお風呂に入る断りを入れてから入る。やっぱりシャンプーはなんで読めばいいのかわからない。リンスーもいつも使ってない。寝癖がそんなに酷くないからだし、あんまり保湿とか気にならない。まずあるのかすら分からない。あった。多分これもシャンプーと同じ会社だ。なんで読めばいいのか分からない。…付けてくか。ちょっとした好奇心だ。どんな感じに変わるんだろ、少しワクワクしながらアヒルと戯れる。リンスーって匂いつけだと思ってたけどあんまり匂わない。ドライヤーをかけてみるけど…匂いがする感じはしない。

「こんなものか。」

お化粧みたいにすごく変わるってことはないみたい。お風呂上がったよ。リビングにいるお母さんに言うと母は少し驚いた顔をした。

「どうしたの?」

「あんた、好きな子でも出来た?お母さん相談に乗るよ」ニヤニヤ

なんのことだか分からない。

「いや、いないけど」

あらそう、と言い残し母もお風呂に入ってしまった。なんか嬉しそうだったし、まいっか。今日はこれから明日の予習と、今日の復習をしないといけない。


何かついてるかな。朝から少し視線が集まってる気がする。お母さんも頑張ってって言ってたし、なんか変。何かついてますかって言えばいいだけなのにそれすら言えない自分が辛い。気まずい、透早く来て!その願いが叶ったかのように透が前のドアから入ってきた。透もこの気まずい空気に気づいたらしい。でも一向にこっちに来ない。分からないのかな?周りに気づかれない程度に少し飛んでここにいるよアピールを…次の瞬間透の周りに女の子が集まってる。何か質問されてるみたい。あまり時間が経たないうちに次の授業の先生が入ってきた。みんな自分の席に戻る。透もトボトボ帰ってった。多分宿題が写せなかったんだろう。視線は相変わらずある気がする。これで視線の方見て目があったら気まずきからなあ。その後も何度も宿題を写しに来たでたあろう透は女の子に質問責めにされて、なんの収穫もないまま帰ってった。可愛いっ、

昼休みもいつも通り透のクラスに行こうと思ったけどまだ中には誰かいて透のとの話し声が聞こえる。邪魔しちゃ悪いから今日はいっか。窓の外からサッカーを見よう、、そこには昨日シュートを打った人はいなかった。


「今日大丈夫だった?」

今日は透が木を切って綺麗に並び替える係で私は虫取り網で住民をいじめる係だ。

「うん。大丈夫だったけど、成績的には大丈夫じゃないかも。」

そりゃそうだ。何一つ予習してなかったらそりゃまずい。

「ところでさ、何話してたの?私のことでしょ多分。なんか今日視線すごかった気がするし。」

これで違かったらすごく恥ずかしい//ただの自意識過剰の痛い奴じゃん。

「うん、なんか変わったけど何したの〜?って」

「?なんもしてないよ。そもそも何でそれで透のとこ行くんだろ。私に直接聞きに来ればいいだけなのに。」

「だよね。だと思って結構濁しといたから気になって、明日にはねねかのとこに直接聞きに来るかも。」

えっ…急に肩身が狭くなった気がする。変な汗出てきたかも、大丈夫かな。なんて言われるんだろ。もしかして悪口とかの後ろめたいことだから直接私じゃなくて透を通したってこと!?だとしたら私いじめられるの…いや、大丈夫。大丈夫でしょ!大人しく紅茶とお店の話したらみんな私がいい人だって分かって、それから一緒にいろんな場所に出かけちゃったりして…完璧だ。イメトレ完璧!

「まっ大丈夫でしょ。私なんだし。チロチロ〜っと話してお友達になるだけ簡単だな、」ムリ。ぜっっっったいムリ。諦める。お友達はいらないのです。なので、いいです。1人で、いいです。頑張って注文するんで…ムリだよ何もイメージできない。ただ、えっ……あっ…とか言葉詰まって苦笑いしてる私しか出てこないよ。でもまぁ私コミュ強だし、大丈夫か。そうじゃん!大丈夫じゃん。

「多分会話のほとんどが何言ってるかわかんないと思うけど、嘘でもわかるって言うんだよ。」

「嘘でも?なんで、」

嘘はつかないに越したことはない。私は知っている。嘘をつくとその嘘がバレないようにまた新しい嘘をついて、嘘に嘘を重ねてもう戻れなくなることに。それなら誠実に元々分からないことは分からないって言った方がいいでしょ。

「コミュニケーションに嘘はさ必要なんだよ。折角話してるのに全部分かんないとか言われたら傷つくでしょ?だから分かるって言って、相手の機嫌を伺わないといけないの。とりあえず嘘でも笑って分かるって言うんだよ。」オレご飯できたからじゃっと言って通話を切られた。木は…全て切られて新しく綺麗に植えられてた。アバターにもハチに刺された後はない。私もこの分だと明日には2人くらいから引っ越しの手紙が届くだろう。

「嘘ね…」

あまり気にしなくていいだろう。だって私は透とのコミュニケーションで嘘ついてないのにできてるし。しかも、嘘で話されるよりは本当のこと言われた方が嬉しいでしょ。なんだ、透もまだまだ分かってないことがあるんだな。

読了お疲れ様です。誤字脱字、この表現の方がいいなどのアドバイスがあったらぜひ教えてください。少し頻度が遅れてしまいごめんなさい。続きも読んでくれたらありがたいです、、

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