表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結済】生まれ変わったのに始まりません!  作者: 紫藤しと
第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/135

27.日曜日の終わり

二話更新二話目です

夕食の席で父は言った。


「出発は明後日でいいんだよね?」


「・・・何のお話でしょう?」


「ん? 領地に戻るんでしょ?」


 父が首を傾げる。あれ、その話は母に怒られてなくなった筈では? 


 母を見ると素知らぬ顔で食事を続けていた。なぜだ。


「えっと・・・その話は立ち消えになったかと。」


「なんで? 僕の言った通りツレも確保したじゃない。行かないの?」


 ツレ・・・クマのことか。え? クマと二人で行くの!?


「そんな、男の人と二人でだなんて。」


「護衛でしょ? 別にいいんじゃない。クマンドが小遣い稼ぎに護衛の仕事してるのは有名な話だよ。」


 そうなの? そういえばクマもそんなことを言っていたような気が。


「パーカー家のパーティにもいたじゃない。護衛といいつつシャルルと喋ってたの、あなた横で見たたでしょ?」


 母が口を挟んだ。パーカー家のパーティ・・・何度も行ってるからいつのことかわからない。


「そうでしたかね・・・」


 母はため息をついた。「もう少し周りに気を配りなさい・・・」


「僕は契約の話をしたいんだけど。」父が割り込む。


「ちなみにドーナー家も彼に依頼したことあるよ。だからあの子はうちの領地行くの初めてじゃないね。」


「え!? クマうちの領地に来てたんですか?」


 思わず声が大きくなった。聞いてないよ!


 母にジェスチャーで声を落とすように諭され、私は小さくなった。でも待って、聞いてないってば。


「その辺の話は直接しなさい。とにかく出発は明後日で、クマンドは領地に二泊した後帰るってことでいいよね?」


「承知しました。」


 朝こちらを出て、夜向こうに着いて一泊して、その日はゆっくりして一泊して、次の日の朝帰るというスケジュールか。馬がいないんだな。しかしクマと二人か・・・いや、馬車は別だろうし話すこともないだろうけど、なんか緊張するな・・・


 私がそわそわしている間に、荷物はまとめられ契約は結ばれ、出発となった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ