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解説

 皆さまごきげんよう。私は今回解説をさせてもらう服部という者だ。今回はハロウィンということで10月31日関する話をせてもらったわけだがここではこの話の本質、真実を語らせてもらおうと思う。


 あくまでこれは補足となるので本編で満足したのなら読む必要はないとあらかじめ明言させてもらおう。


 さて、本題に入らせてもらうわけだが一体「あまのめさま」とは何なのか、今回のことの関係性があるのか。

 「あまのめさま」は土着神の一種と思われる。安産、豊作に御利益がある神なので「雨ノ女(あまのめ)」という字を当てたくなるが実際の字は「尼ノ眼(あまのめ)」、つまりは女性の目玉を意味する。

 かつてこの村では秋から冬に移り変わる10月末日に目玉を捧げる風習があったそうだ。どうして目玉だったのかは不明だが秋の豊作への感謝と越冬への願いを込めて行われていたそうだ。

 女性の目玉という記録はどこにもないく、そもそも人の目玉だったかも定かではないがそれがこの土着神の由来であることは間違いない。

 その風習の名残が10月31日に目玉に似ている団子を捧げるという風習なのだと思われる。

 それらの歴史から今回のことはただの偶然で「あまのめさま」や団子については一切関係はない……


 そう関係はないとは残念ながら言い切れない。「あまのめさま」という名は過去の風習に由来することは間違いないのだがその存在の生まれに由来するとは残念ながら言えない。

 過去の風習から「あまのめさま」が生まれたのか? それとも「あまのめさま」がいたから過去の風習が生まれたのか? 

 それによって今回の話は偶然だったのか、必然だったのかの解釈は変わってくる。

 さて君はこの問題の真実はどちらだと思う?


 解説は以上だ。それではごきげんよう。またどこかで会えることを願っているよ。それでは。

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