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戦いの国の少女アリス-fairy game-  作者: 花澤文化
第1章 1回戦、開幕
8/13

第7ゲーム vs獣人種『ミカグラ』

「まだ遠くには行っていないはずだけど・・・」


 汐海は走りながらアリスに言った。

 汐海の通っている大学。汐海とアリスが食堂で話しあっている時に現れた獣人を探していた。汐海が見たときは走っているわけでもなく、ゆっくり堂々と歩いていた。

 本気を出した獣人の直線的な移動には妖精種といえど敵わない。そうなる前に探し出したかったが。

 なかなか見つからなかった。

 アリスと2人で同時にその場で止まる。ここらへんは図書館のある区域で午前中である今は人が少ない。もし見かけられても食堂ほどの騒ぎにはならないはずだ。


「はあ・・・はあ・・・ま、まあ見つからなかったらなかったでもうここにはいないってことでいい事なのかもしれないね・・・」


 息を整えながらアリスに話しかける。

 対してアリスは息を切らしておらず、そのまま汐海の回復を待っている。その目は厳しく、汐海の楽観的な考え方を否定するものであった。


「そうとは言えないかもしれません。確かにこの地球の無関係の人間に危害をくわえることはルール違反です。しかし、この間もいいましたが、どこまでがルール違反なのか分かりません」


 そう、アリスも前に言っていた。

 相手に対し、殴ろうと思った瞬間からルール違反になり強制返還させられるのか、拳を振り上げたときからルール違反なのか・・・それとも・・・相手に一撃食らわせてからルール違反となるのか。

 もし、一番最後の場合だとその一撃は人間にとって致命傷である。


「獣人は馬鹿ですからね・・・この戦争の勝ち負けより私情を優先したり、なんとなく、という理由でルール違反をしてもおかしくありません。パートナーの命令に背くことだって多々ありますから・・・」


 アリスは本当に心配していた。

 この地球も、汐海以外の人間もアリスには関係がない。こちらに来た時は多少一般人を巻き込んでもいいのではないだろうか、と考えていた。

 しかし汐海があまりにも自分と無関係のはずのアリスの世界を気にするため、それに触発されてしまったのだ。とはいえ、汐海が危険になったら何においても汐海を優先するつもりであった。


「逆にパートナーの命令に従ったが故・・・という可能性もありますけれどね」

「それって・・・」


 パートナーが人間を襲わせる、ということだろうか。

 一応人間側にも見返りがあるというのに、それを放棄してまで・・・。

 汐海はそう考えていたのだが。


「見返りといってもこの戦いに勝ち抜かなければ意味がありません。しかし願いがもしお金がほしい、とかだったらそんな可能性の低いことをしなくても、キャラの力で銀行強盗なりすればいいだけなのです」


 そして危害を加えるな、と言われているのは一般人、人についてだ。

 神様とやらは時間停止空間によって人間以外も守ったつもりかもしれないが、そういう犯罪のようなことについては考えていなかったのかもしれない。


「そこについては当たり前と言われれば当たり前ですがね。神様は私たちの世界の神様ですし、私たちお世界に銀行とやらはありません。それこそ私だってここに来る過程で知る事が出来ただけです」


 全てのキャラはこの地球に転送された瞬間にこの地球の知識を有している。

 パートナーである人間との円滑なコミュニケーションをとれるようにするためなのだろう。


「だとしたら・・・あの獣人も放置できないわけか・・・」


 獣人は時間停止空間外でもその規格外の力を発揮できる。妖精種は空を飛べるだけであるし、小人種は頭がいいだけ。まず、注意すべきは獣人種なのだろう。

 汐海の息が整え終わり、さっそく先ほどの獣人種を探そうと走り出すが、近くにある図書館の入り口に堂々と立っている人間ではない何かが。

 いた。

 ドワーフだ。

 汐海とアリスは警戒しつつ、近付く。どうやら近くにパートナーはいないみたいだ。というか人間がいない。午前中はここらへんの人は少ない。

 なんとか人の多くなる正午以降になる前にこの件を終わらせなくてはならない。


「む?」


 しかし汐海たちが話しかける前にその獣人はその存在に気付いたようだった。

 そういう五感などの感覚も他の種族よりも敏感なのである。


「貴公・・・パートナーか。そして貴女がキャラクター」


 汐海は一度しか獣人と会っていないが、あの時の獣人はよく話し、よく笑う、そんな感情豊かなやつだった。しかし目の前の獣人は違う。物静かで必要なことしか話さず、そして堂々としている。

 汐海は時代劇などでみる侍を思い浮かべた。


「戦おうとしても意味がない・・・今、私のパートナーはここにいないからな」


 本当にそのようで目の前に近付いてみても時間停止空間が発動しない。

 アリスは汐海をかばうかのように少し前に立っている。


「時間停止外で戦うのは本来ルール違反であるが・・・どうするのか?」

「い、いや僕たちは戦うつもりじゃなくて・・・」

「そうです。あなたの格好に問題があると言っているんですよ、ドワーフ」

「む?」


 獣人はそう言われて自分の姿を見た。

 そこにあったのは浴衣のようなじんべえのようなものを来た、銀色の毛が生えている立派なドワーフだった。顔も狼のようで、狼を人間に少し近くし、2足歩行にしたような感じである。人間要素は2足歩行以外にほぼない。

 その目立つ容貌を見て、なるほど、と獣人種は頷いた。


「私のパートナーにも言われていたことではあるが、どうもあの姿は窮屈でな、勝手に解いてしまっていたらしい。わざわざ申し訳ない」


 そう言い、一瞬にして体が人間に、顔も人間へと変貌した。

 かなり整った顔立ちと筋肉、そして背の高さをしているのでこれでもまだ目立つだろうが、先ほどの姿が目立つより何倍もマシだった。

 そもそも夏が近いとはいえ、まだその格好にははやいのではないかという服装も目立つ原因となっているような気がした。


「す、すごい・・・」


 初めてその変化を目の前で見た汐海は普通に感心。

 アリスは最初からそうしていればいいんですよ、とぶつくさ文句を言っていた。


「貴公ら・・・なんというか他の私利私欲にまみれた連中とは違う雰囲気を感じる。他の全ての参加者もそうであってくれればよいのだがな」

「結構戦ってるの・・・?」

「ああ。どの参加者もそのような感じだった。それを非難するつもりは毛頭ないが、少し辟易としてしまっただけだ」


 ただ、と獣人は区切った。


「私も聖域以外の区域を手にするため、こうして身を投じているわけなのでな。そこらへんのやつと大差はない。いつか貴公らと戦うことだってあるだろう」

「・・・・・」


 汐海は考えていた。

 もちろん獣人の話もきちんと聞いていたつもりなのだが、どうも引っかかることがあるのだ。

 なんだか、目の前の獣人のことを。


(どこかで見た事あるような・・・)


 獣人は話したいことは終えたとばかりにお礼をいい、その場を去っていこうとする。

 汐海はその背中を見ながら、やはりどこかで見た事があるような気がしてならない。思いきってまた声をかけようかと考えていると・・・。

 すでに3度目の慣れた感覚。

 地球のようで地球じゃない不思議で気味の悪い感覚。

 そして全ての音がシャットアウトされ、空には制限時間5分が表示される。


「これは・・・!」


 汐海が気付く前にすでにアリスが汐海をかばう。

 これは時間停止空間。そしてその中に汐海が入っているということはこの戦いは汐海も当事者ということだった。

 そして恐らく相手は・・・。


「ふむ、私のパートナーが近付いているようだな」


 去ろうと思っていた獣人が歩みを止める。

 あの獣人がこの空間内にいるということは相手はあのドワーフ。

 時間停止空間の中は先ほどと変わらず、大学の図書館近くの広場だった。休憩用の机や椅子があり、まるで本物そっくりであるが、これはその風景を模した偽物。

 異空間である。


「アリス・・・あの人とは戦いを避けられないかな・・・」

「確かに少し知的な雰囲気がありましたが、それでも獣人種です。すぐに好戦的になってもおかしくありません。気を抜かないように」


 アリスが手からピンク色の光を出す。

 それは棒状になっていき、1つの杖のようなものがアリスの手の中に現れる。花などの無駄な装飾がついたそのピンク色の棒は弓。

 これに魔力の矢をセットすればそれをすぐさま発射することができる。


「ミカグラ!」

 

 この場にいなかったはずのもう1人の声。

 恐らく相手の獣人のパートナーか。ミカグラというのはあの獣人の名前なのだろう。


「遅かったな宗司」


 そう呼んだ獣人。

 その名前と先ほどの声。とても嫌な予感がしていたが・・・。やがて目の前に獣人種と共に現れた姿を見て汐海は驚くと同時にやっぱり・・・と呟いた。


「三木、君も参加してたんだ」

「七実!?」


 汐海の姿を見て、声をあげる三木。

 汐海があの獣人種をどこかで見た事あると思った理由は簡単。この戦いに申し込んだ日に汐海は三木のキャラクターを見ていたのだ。

 しかし汐海は安堵していた。

 確かに三木に聞きたいことはいっぱいあるが、この戦いはとりあえず避けれそうだと思った。


「ミカグラ、攻撃しちゃだめだ」

「・・・・・なるほど。宗司の友人だったか」


 獣人種が一瞬でそれを理解する。

 汐海はそれと同じく、アリスにも攻撃してはいけないことを伝えた。

 しかしお互いのキャラクターが怖いのか、2人とも一定の距離をあけて話している。


「この空間が発動した24時間後じゃないと戦えないみたいだし、一度戦った相手とは戦いにくくなるらしいしこの後、少し話そうか」

「ああ、そうだな。俺も聞きたいことあるし・・・でもさ」


 三木が少し考える。


「練習試合というか、腕輪を壊さない程度に戦ってみないか?」


 そう提案してきた。


「え・・・?三木・・・?」


 一体なぜ・・・。汐海はそう思ったものの三木の顔を見て判断した。あの顔は純粋にこれを楽しんでいる子供のような顔。三木はこの戦いをゲームとして楽しんでいるのだった。

 そしてまた、汐海にも覚えがあった。

 こんな命懸けのゲームに参加し、グーディー戦ではアリスを置いて戦い始めたこと。あの時あんな無茶な行動をとったのはこの戦いを不謹慎ながらゲームとして楽しんでいたのではないか。


(わからない・・・でも・・・)


 三木と手合わせをしてみたい気持ちは確実にあった。

 それは三木があのゲームをやっていると知ったときからで、でもオンラインではランダム。誰にあたるかなんて分からない。

 アドホックモードによる近くの人と対戦できたり、フレンド対戦などが実装されないだろうか、と待っていたこともある。


「アリス、ごめん。この戦いを軽視しているわけじゃないけど、手合わせ程度に三木と戦いたい。許してくれるかな」

「もちろんです。そういう気持ちがあるのなら確かに理解できますしね。だから他の戦いのときももっと分かりやすい理由で戦ったり、この戦争に参加したりしてほしかったんですけれど・・・」


 アリスは未だに汐海がこのゲームに見返りがあると知らないで参加した理由が分からない。ゲームの延長線上のように楽しみだった、というのも1つあるかもしれないが、大きな理由ではないように見える。

 お人好し、で片付けるのもどうかというぐらいだ。

 だから今、不謹慎であろうと楽しみたいということを理由に戦う汐海の分かりやすい気持ちに少しだけ安堵していたのだ。

 それに・・・。


(ふふふ・・・隙を見て間違えて腕輪を破壊してしまったことにしてしまえば・・・)


 という悪い考えもあったりした。

 アリスは再び弓を構える。意味の無い、形だけの構え。それでも心を落ち着かせるのには十分だった。


「いいのか宗司」

「ああ、頼む」


 そう言われると獣人は人間の姿から先ほどのドワーフの姿に戻り、アリスの方を向く。獣人、ミカグラはそして手の中に刀を握っていた。


(ドワーフが武器を・・・?)


 アリスは怪訝に思う。

 ドワーフはその身が武器だ。無駄な武器は逆に足をひっぱりかねない。今まで戦ってきた中でも道具を使ってきたドワーフはいなかったように思える。

 ならば考えられることは・・・。


(PA・・・パーソナルアビリティに何か関係があるのかもしれませんね)


 アリスは相手をなめるようなことはしない。

 訳が分からないとしてもそれが命取りになる可能性だってあるのだ。常に注意しておこうと心にとめた。残り時間3分ちょうど。2組の戦いが始まった。


「・・・・っ!」


 まずはアリスが魔力の矢を放つ。

 そのスピードは相当なもので、命中に全てをかけた一撃ではあるが、一直線上にしか飛ばないため、ミカグラはそれを簡単に避けた。

 そのままの勢いでこちらに突撃してくる。


「アリス、間合いを詰められては駄目だ!」

「了解です!」


 少し雑になるが、質より数を優先し、魔力の矢を次々と作る。

 同時に放つ事はできない。1つ1つ狙いを定め、発射していく。しかしそれをミカグラは獣人種特有の動体視力。そして身体能力で避けていく。


「疾っ・・!」


 次々と放って行くものの、やはり単純な動きしかできない矢はなかなか相手に当たらない。


(いえ・・・その単純な動きだということを差し置いても普通こちらに向かいながら放たれる矢をかわすことなんて出来ないはず・・・)


 アリスはすでに相手はただの獣人ではないと判断していた。

 だが、負けるつもりは毛頭ない。アリスは矢を放ちながら掌に魔力をため続ける。

 ミカグラはアリスにその刀が届く範囲に到達した。アリスは咄嗟に弓を捨て、手に溜めていた野球のボールほどの大きさの魔力の弾を相手に投げた。

 普通の妖精種であると弓などの道具なしの攻撃は不安定になってしまうため、本当に銃弾のような小さな魔力しか作れない。

 しかしアリスのPAはそれを可能にする。

 【花咲ブルーム】。拳に魔力をため暴発気味にダメージを与えるのはその側面でしかなく、アリスのPAは自分の体に触れている魔力をある程度の安定の元あやつれるというものだ。


「はっ・・!」


 だからこそここまで大きな魔力弾を作れる。

 そして矢よりも不安定であるその弾は不思議な動きをしながらミカグラに迫る。これならば避けにくいはずだ。そしてこの距離、外す距離ではない。

 思いっきり投げた魔弾はそのままミカグラに吸い込まれるように移動し、ミカグラはその刀で魔弾を切った。


(無駄です・・・!)


 しかし魔力とは形あるものではない。

 水風船が切られたら出てくる水のように、水風船を思いっきりぶつけられた時のように、魔力も切られたり、触れられたりすると爆発し、どうやっても避けることのできない魔力が体にかかり、確実にダメージを与える。

 すなわちその刀はもう使い物にならない。

 実際、2つの弾を切った刀は折れ、ボロボロになっており、刀としては使えない。

 しかし、ミカグラはそのまま自らの腕で攻撃してきた。


(それぐらい読めますよ!)


 アリスはわかっていた。

 刀がなくなったらミカグラが使う事のできる武器はその拳しかないと。

 だからすでに魔力を練っていた。


「・・・・ふっ!」


 その拳めがけて魔力の弾を投げつける。

 時間のかかる魔力の弾作成をすでにしていたことで咄嗟に動けた。

 しかしミカグラは・・・。


「なるほど、あの刀の破壊具合・・・それは魔力。すなわち貴女は妖精種か」


 そう呟いたのだ。


(刀の破壊具合・・・!それで判断したというのですか・・・!)


 魔法ならば炎などの付加属性をつけることができるため、刀が焼けて溶けたり、氷ならば凍って折れたりとするはずの刀がただただ破壊された。

 それはまず、魔力だと判断したのだろう。そしてそれにはある程度の知識がなければ判断できない。魔法の中にも壊れ属性という破壊するためのものもあるからだ。

 そして放った魔弾が拳にぶつかる直前、ミカグラは拳を開き、その魔弾を受け止めた。


「え・・・!」


 アリスは驚く。

 魔力や魔法は有形的なものではなく、触れたその瞬間に効果が生じる。魔力の場合、相手のぶつけた箇所を壊すことだろう。しかしそれを受け止めた。その掌は壊れた様子はない。


「やはりこのヒリヒリとする感じ、魔力」


 そう言ってその魔力をこちらへまるでキャッチボールの如く、投げ返した。あまりのことに言葉を失うも咄嗟に羽を生やし、その場から大きく空へ飛ぶ。

 ギリギリかわすことに成功したが、それを読んでいたのかその脚力でミカグラも空へ飛んでいた。


「しま・・・!」


 空に大きく飛びすぎると逆に降りるとき無防備になると判断して、中途半端な距離を飛んだために生んだこの状況。

 ミカグラは思いっきり拳を振りかぶる。

 今魔力をためている暇はない。

 終わった。そう思っていたが、後ろから10発ぐらいの白い弾が相手を襲う。


「これは・・・!」


 アリスが下を向くとこちらに銀色の腕輪を向けている汐海がいた。


「【連射ブースト】!」


 そう叫んだ汐海の腕輪からは白い弾が現れ発射されていく。1つ1つの威力はそうでもないが、10発まとめてぶつかるとそれなりのダメージになるはずだ。

 相手はアリスではなく、その白い弾を叩き落とそうと攻撃するが、10個もあるのでは間に合わない。

 拳は2つしかないのだ。


「【多重デュアル】!」


 三木がそう叫んだ瞬間。

 一度振りかぶったミカグラの拳が一度振りおろされただけで一気に10発の白い弾を落とすことに成功していた。


「なっ・・・!銀色の腕輪の新しい能力・・・!」


 しかしそのおかげでアリスは無事着地。ミカグラから羽で思いっきり距離をとる。今回は水平に。地面に沿った移動だ。


「魔力をとめたのは恐らく相手のPAでしょう・・・」


 息を整えながらアリスが分析する。

 そう、ミカグラのPA。【支配の掌コントロール・ハンド】は相手の魔力、魔法を掌で受け止めることが可能なもの。もちろんそれを投げ返すことも出来る。ただし、かなり強い魔力や魔法は受け止めることが精いっぱいだったり、受け止められなかったりもする。

 具体的な能力は知らないが、アリスと汐海は攻撃をしのぎ切っているものの、とても不利。


(強い・・・!)


 汐海とアリスは相手を改めてそう評価した。



なんとなくやりたいことを詰め合わせたものを書いているので訳が分からないこともあるかもしれません、申し訳ありません。


気軽に質問などしていただければと思います。


ではまた次回。

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