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役所についたみたいです。

「さて、何をすればいいんでしょう。」


 どうやって転生すればいいのかな。


「役所に行きましょう。」


 えっ!役所とかあるの?


「そんなことも知らないんですか。」


 人の心を読むな。まぁいい。Let's Go!!











 ***











 はい、着いたみたいですね。だだっ広いですね。豪華ではありません。


「こっちですよ」


 おおっと、ボーっとしてしまった。やばいやばい。


「うおぉぉぉぉぉぉ!」


 すげぇ!めっちゃ豪華だ!皆が白い目で見てくるけれど悔いはないぜ!

 だって見渡す限りの美人さん達ですよ!美人さん!

 いつ叫ぶの?今でしょ、今!!

 天界に来て二回目だよ、目から汗が出たのは。感動して出たのは初めてだがな。


「はぁ…」


 おい、お前神だろ。白い目だけでなく呆れた様な声まで出すとは何事だ。よくそんなんで神になれたな。

 っておい、どこに行くんだ。何故よりによって一際輝いている別嬪さんのところにいくんだ。


「早くこっちに来てくださいよ」


 「なぬ!?私もあの別嬪さんとしゃべれるのか!でかしたぞ、神!だがな…私の顔が「そんなの元々だからしかたないじゃないですか」


 馬鹿で悪いか!ムカつくな…


「めっちゃ失礼ですね。」


 悪かったな。本当のことを言ったまでだ。


「ところで、何で役所に来たんです?」


「へッ、そんなことも知らないんです?馬鹿じゃないですか。医薬所でも行きますか?」


「馬鹿にするな。あといやくじょとやらは何だよ。別のところにでもある役所か?」


「何ですかそれ。医薬所は病院に決まっているじゃないですか。名称聞いてもわかりませんか?」


 ムカつく。あと、何故私の質問に答えない。


「ほんで、何でこの役所に来たんですか?質問に答えてください。」


「決まってるでしょ、移住手続きと転生手続きをするためです。」


 ほぉ、やっぱ手続きするのか。面倒くさいもんだな。


「あの……」


「ハッ!すみません。」


 一生の不覚だ!私としたことが、別嬪さんをほったらかしにしてしまった!


「いえいえ、謝る必要なんてありませんよ。大変申し訳ありませんが、野暮用があるのですみません、10分くらい待ってて下さい」


 非常にさわやかな笑顔と透き通るような声で言っています。眩しいですね。

 その爽やかな笑顔のまま神の髪を掴みながら近くにあった休憩所らしきところへ往く女神さま。彼女がドアを閉めた瞬間、怒鳴り声が聞こえました。


 「イエス、何でアンタは移住者に優しくしないの?!そんなんだから何時まで経っても奥さんがもらえないの!」


「……」


「いいかげん孫の顔も見せなさい!!」


「…もう、母さんは黙っててよ!どうせ俺は一生結婚できないんだよ!」


母さんとな!


「何さ!あの人がそう言っているからって私が何とかしてやるから!!早く結婚しなさい!あんた、顔だけはいいんだから性格をとっとと直すの!」


「もらえないから困ってんじゃないか!」


「だーかーらー、あんたは見た目に妙にこだわるじゃない!そりゃ見た目も大事だけどさ、大事なのは中身だよ!性格だよ!!」


「その中身を知ろうとする好奇心をもつ為にも外見は必要なんだよ…」


「そんな贅沢言ってる暇はあるかい!さもないとイエスの昔の…」


昔の?


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!言わない!!言わないで!!!!」


よし、覗こう。ちょっとくらいいいよね。ちょうどいい具合にドアが開いてる。


「ああもうめんどくなってきたわ。本題に入るけどあんた…何か手違いした?」


「さっきの本題じゃなかったんだ…それにしてもそれ何のこと?俺が今まで手違いしたことないだろ。何でそんなこと疑ってんだ?」


 お、とぼけてら。


「そんなんでこの私が騙せると思っているのかしら?どんな手違いをしたかは分からなくても貴方が手違いした事ぐらい私にはお見通しよ!」


 ビシッと指さしながらカッコよく言いました。カッコいいよ美人さん!


「うっ……」


困ってますね。やつは母親に弱いそうです。


「さぁ、とっとと白状なさい!」


 今すぐ教えたいです。

 部屋に入って思い切って教えちまうか!


「あのぉ…」


「はい、何ですか?」


 おお、すげえ…… 完璧な営業スマイルだぜ!


「その手違いって、多分私を殺した事じゃありませんか」


 言っちゃった。(・ω<) てへぺろ♡


「あんた……なんてことしちゃってるのよ!!」


 ハッ、ざまぁ見ろ。私は知らないからな。

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