神刀と幼女、森に来る
幼女視点
朝だ!
出発だ!
準備は万端!
ラルテアお姉ちゃんももう起きてる!
「ラルテアお姉ちゃん、早速依頼に行こう!」
「うん。朝ご飯食べたらね」
「うん!」
美味しくない朝ご飯を食べて、私達はすぐに出発した!
やっぱり次から絶対高い宿に泊まろう!
「えーい!」
突然現れたモンスターをやっつける!
倒した!
「うむ。ユエナも剣さばきが上達しているようだな」
「えへへ」
ズガーンさんの教えが早速役に立った!
「神刀様。私、もっと強くなるから!」
「うむ。頼もしいぞ。ユエナ」
「えへへ。けど、これどうしよう?」
倒したモンスターだけど、耳切り取っとく?
「うむ。獲物は獲物だが、出発したばかりだからな。無視しても良さそうだが」
「一応、耳だけあればいいかな?」
「ユエナちゃーん、速いってー!」
「あ、ラルテアお姉ちゃん!」
ラルテアお姉ちゃんが追いついた!
「ラルテアお姉ちゃん、これも耳を取っとけばいいんだよね!」
「ちょっと待ったユエナちゃん。それくらいのモンスターなら完全無視よ!」
「え、そうなの?」
「いつもなら取っといてもいいんだけど、今回は森の調査の依頼。何日かかるかわからないわ。それなのにいきなりナマモノをゲットしても腐っちゃうだけよ」
「そっかあ」
「マジックバッグもあるけど、そうほいほい使って入り切らなくなっても嫌だし。それにこいつは小物だから、少なくとも森以外のモンスターは剥ぎ取り無しにしましょう」
「うん。わかった!」
「でもユエナちゃん、走るの速いからちょっと手加減して」
「いいけど、森ってどれくらい遠いの?」
「ミノタ達も結構移動してたみたいだし、2、3日はかかるかも」
「遠い」
「う、ごめんね。私が足引っ張っちゃって」
「ううん、そんなことない!」
私は握りこぶしを見せる!
「ラルテアお姉ちゃん、一緒にがんばろー!」
「ユエナちゃん。うん。わかったわ。でもまずは、ゆっくり進もうね」
「はーい」
その後何回もモンスターが襲いかかってきたけど、皆返り討ちにした。
でも何も拾えない。アイフのおかげで焼き肉が食べれるくらい。ちょっともったいない。
ううん。これもお仕事の内。割り切ろう!
そんな感じで、2日かけてお仕事の森に着きました!
「なんか森の入口に騎士っぽい人達がいる」
「間違いなくうちの町の騎士ね。あっちも森の調査のためにキャンプしてるのね」
「ラルテアお姉ちゃん、よけて森に入ろっか」
「うむ。面倒そうだしそれでいいだろう」
「いいえ、一応相手は騎士だし、私だけで挨拶しておくわ。ユエナちゃんはいろいろあったから、ここで待ってて」
「はーい」
流石ラルテアお姉ちゃん。大人! しっかりもの! やっぱり頼りになる!
私は騎士達から少し離れて、ラルテアお姉ちゃんの帰りを待った。
「騎士の人達と、よく会うね」
「うむ。めぐり合わせが悪いんだろうな」




