神刀と幼女の歌と踊り
幼女視点
「よし。ツーギの町を出たわね」
「うん。ラルテアお姉ちゃん!」
「それじゃあまずは、もっと町から離れましょう」
「うん。でも、シオロイ花ってどこにあるんだろう?」
「それについては私に良い考えがあるわ。期待してついてきなさい!」
「うん、わかった!」
私はラルテアお姉ちゃんの言う通り、ついていった!
すると。
「さて、ここらへんでいいわね」
「ラルテアお姉ちゃん、どうするの?」
「ここはお手並み拝見といこう」
「ええ、いくわよ。アイフ!」
あ、アイフがラルテアお姉ちゃんの前で揺れてる!
「いい、ユエナ。この場所のことは、この場所にいる人に訊くのが一番なの」
「なるほど」
「それは、精霊の間でも言える。私はアイフに手伝ってもらって、ここにいる精霊からシオロイ花の場所を教えてもらうつもりなの!」
「おおー!」
凄い、凄いよラルテアお姉ちゃん!
「それができれば、すぐシオロイ花を見つけられるね!」
「なるほど。精霊使いならではの技だな」
「そして、精霊は歌や踊りが好き。だからいつもの踊りで、精霊を楽しませるわよ!」
ラルテアお姉ちゃんは、そう言って踊りだした。
「ラルテアお姉ちゃん、踊り上手!」
「そうでしょう。精霊に協力してもらうために毎回踊ってるから、上達してるのよ!」
「おおー!」
「んーまあ、はたから見れば草原のど真ん中で踊っている変な輩だがな」
「そこは言いっ子なしこさん!」
そして!
アイフは大きく左右に揺れた!
「え、なんで!」
ラルテアお姉ちゃんは踊りを止める!
「どうやら、ラルテアの踊りはもう見飽きたから、他の踊りじゃないと精霊は協力してくれないようだな」
「え、そうなの神刀様、ラルテアお姉ちゃん!」
「うっ。そうだけど、でも私、これしか踊れないいい」
困った!
でもそういうことなら、私も協力する!
「ラルテアお姉ちゃん、ここは私に任せて!」
「ユエナちゃん、どういうこと?」
「私も頑張って踊る!」
「おお、頑張れユエナ!」
「うん!」
頑張る!
頑張った!
「どうやらユエナの踊りでも満足できないようね。ここの精霊達は」
「そんな!」
ガーン!
「でもユエナちゃん、頑張ったわね。偉い!」
「ありがとう、ラルテアお姉ちゃん!」
「では今度は我がいこう」
「神刀様が踊るの?」
「いいや、我は踊れん。だが歌ならできるぞ。たぶん。得意だ。ユエナが頑張ったのだから我も頑張らねば」
「そうね。それが当然ね」
「お前はやたら偉そうだな」
「頑張れ、神刀様!」
「うむ。では」
アルコールアルコール飲むの大好き。酒なら大好きどんどん飲もう。
神刀様が歌った!
すると、アイフが左右に揺れた!
「もう一声だって」
「いや、我持ち歌少ないのだが」
「どうしよう、神刀様!」
あともう一押しなのに!
「だがあとちょっとなのだろう。なら、これでどうだ」
神刀様がそう言うと、眼の前に氷の柱が現れた。
それも、3つ!
「ユエナ、今から我が出した氷塊を全力で速く斬れ」
「うん、神刀様。でも、どういうこと?」
「歌も踊りもダメなら、今度は剣舞だ。我が主の華麗なる剣さばきで、ここの精霊たちにはシビレてもらおう」
「なるほど、剣舞ね」
「わかった!」
そういうことなら!
「いくよ、神刀様!」
「うむ!」
私は神刀様を構えて、思いっきり走った!
「え、はやっ」
「えーい!」
1つ、2つ、3つ!
「まだまだ出すぞ、ユエナ!」
「うん!」
私が斬る度に、近くに氷が現れる。
私はそれを、斬る!
「よし、これでラストだ、ユエナ!」
「ラストって!」
「空中に浮かぶ氷塊を見事に6つにしてみせろ!」
「わかった!」
本当に空中に氷が浮いてる!
だから、私は思いっきり跳ぶ!
「空中剣舞!」
「六連!」
見事に着地!
「おー。でも、斬ったのは3回みたいだけど」
「三連じゃかっこつかないからいいのだ」
「これでどう、アイフ!」
アイフはうなずいた!
すると、アイフの隣に小さな風の渦が現れた!
「この子がシオロイ花の場所を教えてくれるそうよ」
「お願いします、精霊さん!」
やったあ!
ダイセツザンの歌ですが、ちょっと考えて棒読み風にしました。
◯トロとか思い出してないです。




