神刀と幼女、ルギーナに認められる
幼女視点
「いいや、まだだ。まだ終わってない!」
ルギーナさんがそう言うと、三体のゴーレムがまた動き出した。というか、再生してる!
「うそ、バッサリ斬ったのに!」
「そうか、ユエナは初めて見るのだったか」
「神刀様?」
「ユエナよ。こいつらはいわゆる、魔法生命だ。魔力で動いている以上、そこを崩さないと倒せないこともある。こういうすぐ再生するタイプもいるのだ」
「そんな、じゃあどうすれば!」
「何、うろたえることはない。こういうゴーレムには核となる部分がある。そこを斬れば倒せるという寸法だ」
「さすが神刀様。それで、そこはどこ?」
「我にはわかるのだが、ユエナ、感じるか?」
「むずかしいことよくわかんない」
「やれ、下僕ゴーレム一号、二号、三号!」
ルギーナさんの命令で、ゴーレム三体が攻撃してきた。
両手をこちらに向けて、ロケットパンチ!
「えい!」
「うむ。良い動きだ」
「今、見てからかわしたか?」
「ユエナよ、核となる部分がわからなくても、やりようはある」
「本当?」
「ああ。核に当たるまで攻撃すればよい」
「さすが神刀様、頭良い!」
「そうだとも。もっと言ってくれ」
「それじゃあ、えーい!」
私はゴーレム達を斬りまくった!
よし、ゴーレムは、もう、動かない!
「またつまらぬものを斬ってしまった」
「え、そうなの。神刀様、ごめんなさい」
「いや、そういう意味ではない。すまん、失言だった」
「でたらめな強さだな。これが神刀の力か」
ルギーナさんが近づいてくる。
「ルギーナさん、これで合格ですか?」
「ああ。もう降参だ。これ以上やっても意味はないだろう。ユエナの冒険者登録を認めよう」
「やったあ!」
「良かったな、ユエナ」
「うん、これも神刀様のおかげだよ。ありがとう!」
「うむ」
「それじゃあ、中に入るか。と、その前に」
ルギーナさんはおじさんの方へ歩いて行った。
「起きろ、馬鹿者」
あ、蹴り。
「いてっ」




