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異世界創成起伝  作者: 薬者
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異世界創成起伝 真プロローグ  第二話 時の巫女と出会い

異世界創成起伝 真プロローグ 第一話からの続きになります。

虚無憂鬱で生きる事に無気力になった魔物ワイルドランナーはお姫様の付き人のマリオと出会った。

お姫様暗殺事件を解決しお役御免となったマリオとワイルドランナーは定住の土地を探すため、旅に出る事に… 

 王城都市をあとにした元宦官のマリオと魔物でワイルドランナーは、行く当てもない旅に出る事にした。

 ひたすら東へ行き定住先を模索する旅になる。

 去勢した男性は身体が虚弱傾向になることもあり、マリオはワイルドランナーのおんぶしてもらう旅姿となった。

 「すまないワイルドランナー 旅にでて早々に骨折するとは思わなかった」

 「なに問題はない しかし前みたいに衣類に変化して密着すれば足の骨も折れる事も無かったのに」

 「必要に迫った時以外は勘弁してください」

 「そうか 必要に迫った時には遠慮なく密着させてもらうよ」

 以前に衣類変化して肌との接触が心地よかったのかワイルドランナーは隙あらば密着しようとしていた。

 現在は国境の険しい森と山を進んでいる。

 ココでマリオは足を疲労骨折させてしまい動けなくなってしまったのだ。

 手持ちのポーションはあるが、マリオは使いたくない様子だった。

 「なんでまたポーションを使わないんだ?」

 ワイルドランナーの質問にマリオが苦笑いしながら答える。

 「ポーションも多様化して使用しちゃうとポーション依存になっちゃうから必要以上に使ったらダメなんだよ」

 「そうか それじゃあ我慢だな」

 「ああ しばらくは痛みとの戦いだ」

 マリオの足に添木はつけたものの応急処置でしかなく本格的な治療は国境の険しい森と山を越えた街に着くまでできないのだ。

 マリオの顔からあぶら汗がでていて必死になって痛みに耐えているのがワイルドランナーに分かる。

 マリオの泣きもせず悲鳴もないの事が不思議とワイルドランナーは思う。

 「なぜだ 普通の人間なら痛みに悶えてるだろ どうして耐えてる」

 「ワイルドランナーに助けてもらってるから耐えられてる もし君がいなかったら絶命してたと思うよ」 

 「そうか 人間って脆いんだな」

 「ああ脆いよ あと精神的にも脆いよ」

 「ん? どういうことだ?」

 「さぁ うまく説明できないや そのうち見ててわかるかも」

 この時のワイルドランナーは人間の脆さを理解してなっかたが、このあとの出来事で理解するキッカケを知ることになる。

 街までの道中は危険な魔物に出くわいしたりと難儀だったがなんとか乗り越えて街に着いた。

 街は高い囲いがされていて対魔物装備が整えてあった。

 マリオ一行は無事に街に入ることはできたものの厳戒態勢が引かれていて重々しい空気が街に流れていた。

 治癒院に着き外科的な手術をして骨折が自然治癒するまで一時入院することになった。

 国外の通貨しかなくて困っていたが、王国の騎士団に応援要請するのに王国通貨が欲しかったらしく支払いには困らなかった。

 「先生 街がなんで厳戒態勢になったんですか?」

 医師にマリオが街の状況を尋ねた。

 「伝説のレッドドラコンが出た」

 「レッドドラゴンが出たんですか!? あの世界最強と言われる伝説の」

 「ああ しかも国境の森に居座っているらしい」

 「え? そこから来たんですけど… 」

 「なんだって!? よく無事で国境超えされましたね」

 「ええ 骨折しましたけど」

 「無事ではないでしたね」

 医師とマリオとの間に小笑いが起きた。

 冷静にワイルドランナーがあることを伝える。

 「人間が遭遇して確認できる限界生物がレッドドラゴンなだけで さらに上位の魔物魔族はいるけど」

 「「え!!! 」」

 そう人間が確認しているのはレッドドラゴンまでで他上位種は遭遇したら大半が絶命している為、記録が残っていないのだ。

 そして、この発言でワイルドランナーは魔物バレしてしまい街の堅牢な牢獄へ保護されてしまった。

 「また牢獄の生活になるとは思わなかった」

 ため息交じりにマリオが愚痴り出した。

 「いいじゃないか ここなら相当強い魔物が来ても大丈夫だ」

 「いやいや 一応けが人だから街を追い出されなかったケド 今は魔物に敏感だから少しは配慮してくれ」

 「それはすまない でも結果オーライだよ」

 「ん? どういうこと? 」

 「街に入ってハッキリしたけどマリオの後を王国からつけてた者がいた」

 「えええええええええええええ!」

 「大分訓練されてる人たちに素人みたいな動きをした人間もいたらからハッキリわかった」

 「なにそれ怖い 殺しに来てるの? 」

 「おそらくは… だけどね 」

 「じゃあココにいれば一安心? 」

 「わからん 辺境の土地だから賄賂で一発アウトだろ」

 「そんな! どうしよう… しかしなんでだろ ワイルドランナーが魔物バレしたのに何で殺されなかったんだ? 」

 「それはワイルドランナーを屠る戦力がこの街にないからだろ 大人しく牢獄へ入ってもらっといたら助かるからね」

 「そんなにワイルドランナーを屠るのに戦力がいるのか? 」

 「魔弾を装填したライフルを使ったところで 反動で大半の人間は絶命してしまう アレを扱えるのもレベル30は無いとむりだろう 人間でレベル30は王国でも戦闘狂集団の騎士団じゃなきゃあいないからね」

 「それじゃあ魔弾クラスじゃないとワイルドランナーを倒せないんだな」

 「厳密に言うと弱い攻撃だと自己再生されて消しきれないんだ ある程度の戦力でないと倒したところで復活されて襲われる」

 「そうか じゃあ街にあった対魔物兵器は足止めにしかならないのか? 」

 「兵器自体は強い ワイルドランナー簡単に消せる ただレベルが低いと一発使うごとに人が消える事になる」

 「それは使えないな 諸刃の刃すぎないか」

 突然、ワイルドランナーが視線を牢獄外に向けた。

 マリオもワイルドランナーの視線を追ってみているものを確認した。

 そこにいたのは者をみてマリオは絶句した。ワイルドランナーは警戒した。

 その者は仲間を連れてこちらに歩いてくる。

 その者たちに対してワイルドランナーは言葉をかける。

 「分霊箱でもつかったか お姫様」

 そこにいたのは死んだハズの王国のお姫様だった。

 「マリオ… いや ワイルドランナー! お前のせいで私のロレンスが死んだ! ココでくたばれ! 」

 お姫様が弓を引いて魔力を込め始めたと同時に連れの者たちもライフルを構えた。

 「あははは! コレで塵になれ!」

 姫様のレベルは30でワイルドランナーを屠るだけと魔矢を放つ事ができる。

 しかし、矢は見切られる事が多いが姫様のスキルで速射で放った矢が超音速を超えて光のごとしの速さになる。言ってしまえば絶体絶命の危機である。

 ワイルドランナーはマリオを抱えてベットを蹴り飛ばし盾にした。

 「わるあがきか! まとめて貫いてやる!」

 姫様が放ったと同時に連れの者たちも同時にライフルを発砲した。

 ワイルドランナーたちがいた牢獄は大きな爆おきて跡形もなくなっていた。

 お姫様の放った魔矢は膨大な魔力が込められていたせいか着弾とともに大きな爆発が発生して建物も崩壊し、姫様残して連れの者たちは建物倒壊と共に絶命した。

 かろうじで脱出した姫様は晴天を見上げて号泣しながら高笑いをしていた。

 どうみても様子がおかしい、おそらく恋人の復讐が終わった今彼女は、目的を失って愛も失ってこの世に絶望し精神を崩壊させるに十分だった。

 「ロレンス! わたしもそちらに向かうぞ」

 短剣を首を掻っ切ろうとしたとき姫様の肩をたたく者がいた。

 「やめろ これ以上マリオを悲しませるな」

 そこにワイルドランナーがいた。

 「なぜいっ… 」

 姫様が振り向き際にワイルドランナーが顔面一発殴り気絶した。

 その後、死んだハズの姫様が実は生きていた事が大事になり応援に来た王国騎士団がそのまま姫様を保護し帰国していった。

 姫様は王様に反対されていた婚姻だったため、分霊箱をつかい一度死んだ事に偽装して蘇生しロレンスと添い遂げようとしていたが、マリオとワイルドランナーに邪魔されてしまった上にロレンスが処刑されてしまいった。

 逆上した姫様は王国から出てったマリオとワイルドランナーの暗殺を企てたが失敗に終わった。

 牢獄の建物ごとなくなってしまったので再び病院へマリオは入院することとなった。

 街に留まるに条件を出されてワイルドランナーがそれを受領した。

 その条件とは、レッドドラゴン調査隊に入る事だった。

 病室のベットで横たわるマリオはなんで生き残れたのをワイルドランナーに聞いてみた。

 するとワイルドランナーは負傷した背中を見せながら語り出した。

 そしたら、ベットを盾にてその裏で地面を削ってマリオを抱えて入り込こみ直撃を避けたらしい、それでも建物崩壊や姫様の魔矢爆発でそれなりのダメージを負ったようだ。

 説明を終えたワイルドランナーはマリオに顔を近づけてあることを言ってきた。

 「マリオ ずっと涙流してるが大丈夫か? 」

 マリオは近くにあった鏡を見て涙を流している事に気が付いた。

 「あれ? なんで泣いているんだ… 」

 今自分の感情が分かんなくなっているマリオだったが、ワイルドランナーが正解を言い当てる。

 「好きだった人が死んでなかったんだ 嬉しいかったんだろ でも 姫様はマリオの事を見てくれてなかった しかも姫様はマリオも殺そうとしてきた そして今悲しみに暮れている」

 マリオはそうかと小さくつぶやき涙を拭った。

 今回の事でワイルドランナーは人間の精神が脆さを知った。

 人間はなぜだか精神依存を他者にしていると、その関係性が崩壊すると人間の精神は瓦解する。

 本能のみで生きてきたワイルドランナーは人間の複雑な感情により興味をもった。

 ワイルドランナーはマリオの頭をかるく撫でてレッドドラゴンの仕事へ向かった。

 

 国境の険しい森と山をアルプス山脈と言うらしいが、人間にとってレベルが低いと生存率が低くて危険地帯らしい、なんでも魔物も出てくるだけでなく寒暖差も激しく標高が高い山では空気も薄く活動するに厳しい世界と言っていた。

 そんな世界に人間が探索に行けるのは鍛えた冒険者が訓練をうけた軍人だけだ。

 国境の事なので両国の騎士団が探索しレッドドラゴンの脅威を観察するのだが、姫様事件で一方の騎士団が引き返してしまったのだ。

 しかも、辺境と土地なだけあって数名の騎士が派遣と安い賃金で雇った冒険者が組む調査隊が編成させた。

 「なんで魔物がこの隊にいるんだ」

 騎士団のまとめている者が町役場の人間に聞いていてた。

 「タダで強戦力が来てくれたので是非もなくお願いしました」

 「ちっ 金の無い街かぁ… まあいい せめて夜の相手でも見つけてくれ」

 「… かしこまりました」

 どうやら騎士団は賄賂を要求していたようだが、金のない街をみて諦めて別の事を要求したようだ。

 また冒険者も不安そうで愚痴が漏れていた。

 「レッドドラゴンの調査警戒なんて聞いてないぞ 国家戦力級じゃないと無理だぜ あんな下級騎士じゃあ… 」

 「そこの冒険者! 聞こえてたぞ! 確かに階級は低い騎士だが侮辱される覚えはない!」

 騎士は抜刀し冒険者は笑いながら隙を見せない構えをとって今にも事が起きそうな状況のなかのままレッドドラゴンを探しに行くことになった。

 調査隊の内訳は騎士3名と冒険者10名とワイルドランナーの組み合わせだ。

 隠密性に優れた冒険者もいてワイルドランナーと組み先行して調査を行うが、騎士の方に優秀な索敵魔法が使える者がいて初日で居場所を特定した。

 そして、調査は行われなかった。

 騎士団が会議をしていた。

 「まさか街上空の成層圏とはな」

 「さすがレッドドラゴン 補足できたことだけでも奇跡なんだが我々では無理だ」

 「国の魔兵器使えば… 」

 「それは悪手だ 下手に刺激すれば国が亡ぶぞ」

 「このまま索敵魔法を使って様子を観察するぞ」

 騎士団の会議で冒険者の出番なしと判断し隊の解体となりワイルドランナーも自由となった。

 通常のレッドドラゴン調査は規模が大きくなり発見は極めて難しいらしいが、この街上空に留まってるのは奇跡で危機でもあった。

 調査の終わったワイルドランナーは街に戻りゆっくりとマリオのいる病院へと向かってる。

 街の人からは普通に挨拶もするし会話もする。なぜなら街の混乱させまいと街の偉い人たちがワイルドランナーの事を隠して人間として対応しているからだ。

 なので、ワイルドランナーは人間固定で活動している。

 もともと人間生活に溶け込んで暮らしていたワイルドランナーにとって難儀ではなく卒なくこなしていた。

 そんな中、目の前に白い衣と赤い袴をきた美しい黒髪をした正に巫女姿でゆっくりとワイルドランナーに向けて歩いてくる者が現れた。

 街にいる住民は金髪碧眼な人が多くて巫女は明らかに浮いている。住民に聞くと皆知らない人のようだ。

 そんな者がゆっくりとワイルドランナーを見つめながら近づいてくる。

 少し足早にその場を後にしても、別の場所でも突然と現れ近づいてくる。

 ワイルドランナーは人のいない街角へ移動してもその巫女は現れた。

 よく見ると頭に金の冠に袖を通している着物の裾は長く地面を擦っても汚れは付かずに神々しく見える。

 ワイルドランナーは危機迫る事を感じて住民に見つからないように高速移動を開始した。

 一瞬にして距離を取り視覚から消えたのを確認して、ゆっくりとマリオにいる病院へ向かった。

 マリオのいる病院へ入ると同時に皆の視線がワイルドランナーに集まった。

 なんでか分からないが、聞いても固まって答えてくれないし自分自身を見直しても自分の周りを見渡してもおかしな点はないのだ。

 このままでもしょうがないのでマリオの病室と入った。

 ワイルドランナーはマリオと会うと直ぐにみんなの視線の事を聞こうとしたが、マリオも例外なく私を見たら固まってしまった。

 「いったいなにが起きたんだ 教えてくれマリオ」

 するとマリオはワイルドランナーの後ろを指さした。

 振り向くとそこには先ほど振り切ったハズの巫女がいた。

 巫女はニコリと笑いワイルドランナーに近づき手を握ってきた。

 ワイルドランナーはその手を振りほどこうとしてもビクとも動かない、抵抗しようにも圧倒的な力により何もできないのだ。

 「捕まえた やっと会えましたね 一万年待って貴方様を探していました なぜだか人間の姿は違いますが同じ姿をしている人間がそこにいるのは不思議ですが」

 ワイルドランナーはその巫女に尋ねる。

 「あなたは誰なんですか? 私は初対面ですけど」

 「ああ… すみません 私は未来の貴方様とは会ってるんです 今の貴方様とは初めてですね」

 「なんですって? わけがわからないが」

 「いずれまた貴方とは会います でもその時の私は貴方を知らないので優しくしてくださいね 貴方様と過ごした時は一万年たった今でも愛おしい大切な時を過ごしました よろしくお願いいたします」

 そう言って巫女は手を放し、眩い光を放ち衣が赤い炎の衣へ変わり巫女を包み鳥の姿はまるで火の鳥と変化し病室の窓から天高く飛び立ってしまった。

 ワイルドランナーは腰をぬかして床にへばりついた瞬間、耳元で先ほど巫女声がした。

 「あなたにマーカーをつけました コレでいつでも貴方様を追える」

 周りを見渡しても巫女はいない、それにこの声はワイルドランナーしか聞こえてないようだ。

 そして病室の扉を激しくたたきながら騎士団が入ってきた。

 「無事か! いまレッドドラゴンの生体反応がこの病室にあったぞ!」

 先ほどいた巫女の正体はレッドドラゴンだったようだ。しかもレッドドラゴンにマーカーをつけられた現実にワイルドランナーは気絶した。

 

 そんな騒ぎを起こして街にいれる訳もなく、ワイルドランナー達は装備を整えて別の国へと移動を余儀なくされた。

 あの騒ぎの後、病院にいた者は死者を除き次の日に退院するぐらいに回復し不思議な事も起きていて、火の鳥の奇跡として語られる事となる。

 もちろん火の鳥奇跡はマリオの骨折も治してくれてる。

 「レッドドラゴンは恐ろしい内容しか伝承ないけど、マリア起伝を起こしたと伝承もあるから一万年生きてるって事もあり得るみたい ワイルドランナーさん」

 元気にワイルドランナーの背中でおんぶされながらレッドドラゴンの伝説書を読んでるマリオがワイルドランナーに語り掛けている。

 「ホントに巫女がレッドドラゴンなのかね」

 「でも手を握られた時に振りほどけなかったんでしょ」

 「単に力が強かっただけかも… 」

 「あの巫女がレッドドラゴンだったら面白いな 一万年前に起きた世界の変革期マリア起伝通りだったらココにかいてあるワイルドランナーが貴女かもしれないよ」

 「いやいや 完全に違う魔物だって」

 「なんで? 」

 「ずっとあの巫女は貴方様って言ってた つまり男を指していたと思うぞ この世界の変革期マリア起伝も貴方様だろ」

 「んーそうか… まぁ一万年待ってるて発狂しそうだ 本当に一万年生きてるって考え難いしね」

 「そうだろ きっと魔物ちがいだよ 一万年前にワイルドランナーがいてもおかしくないかもな」

 「一万年の世界の変革期からと言われているけど ワイルドランナーが過去にいなかったって証明できないしね」

 「納得してもらって何よりだ 次の国で慎ましく暮らしていけたらいいな マリオ」

 「そうだね もう色々とあったけど 生きてみる事をしてみるよ ワイルドランナー」

 こうして、マリオとワイルドランナーは安住の土地を探す旅は続く。

最後までお読みいただきありがとうございます。

よかったらコメント・いいね頂けると嬉しいです。


 お姫様も復活し愛しのロレンスと添い遂げる未来を描いていたが、ロレンスが欲を出して戦争起こして武器商人として大儲けを狙わずに静かにお姫様と暮らせばよかったに、人間の欲深さを描きたく姫様復活の話を追加しました。

 実はこの後の姫様は時の巫女の逆鱗(ワイルドランナーを襲ったことで)触れてしまい、騎士団と共に帰国途中のアルプス山脈にて消されてしまいます。

 なので姫様とロレンスは今後とも出てくることは予定しておりません。

 次の話で真プロローグは終わる予定です。

 次回もお楽しみに

 薬者 より

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