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異世界創成起伝  作者: 薬者
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第一章

現実世界から異世界へと変わる転換期の物語

 人間たちは神を作った。

 神を作った人間たちは神の支配を望んだ。

 しかし、すべての人間たちが神の支配を望んでいたかった。

 この起伝は神の支配を防ぐ人間たちの物語である。


 自分たちの理想な世界を作ろうとした一部の人間たちは、砂漠と宗教闘争が激化する聖地の地下で極秘に優秀な人間を製造する機密施設を作った。

 「ここが魂をから製造し優秀人間を産んでいるマザー・マリアか」

 そう語り始めたのはココの研究員であるショーン・クリフトだ。

 「ショーン君 産まれた優秀人間は各地起きてる戦争に派遣されて劇的に好転してきてる 我々の理想とする世界が彼らによって作られる そして世界が平和になるのだよ」

 急にショーンの後ろから声をココの管理責任者の所長ドナルド・クリントンだ。

 「所長 初期ロット個体は魂の滞留に失敗し半数の50人まででしたが、2期ロットでは改善し生産してますが………」

 「ショーン君 まだ最高魂の器ができないのかね」

 「はい 器の基本性能は男性人間としてこれ以上は限界でして性別変更はできませんか」

 「何を言ってるんだ! 男性が性別として最高では無いか! そこの変更許さんぞ 引き続き2期ロットの英雄人間を生産しつつ最高の人間である3期ロットの器を完成させたまえ」

 「……… はいわかりました」

 ココで作られた初期ロットの人工人間は入れられた魂のレベルが高すぎて器との差が激しくて肉体が崩壊してしまったのだ、奇跡的に生き残った半数50人も例外なく一か月持たなった。

 つまり、初期ロットは全滅してしまい2期ロットからは魂のレベルを落として作った事により生産に成功したのだ。

 今、ショーンが作り出そうとしているのが高レベルの魂を受け入れられる器作りで、開発は暗礁に乗っているが原因はハッキリとしていた。

 「性別固定化が原因なんだよなぁ」

 「この最高品質の魂は固定概念がないから何にでも対応して適用できるから性別を男として固定した器だと柔軟性が無くなって肉体が崩壊してしまう」

 ショーンもそうだがココの研究所全員、宗教上の概念で男が優位性があり尊重される存在の為、究極の存在は男と決めつけている。

 だが、ショーンは研究を進めて行くうちに違う答えを見つけてしまったのだ。

 「なんとかして男の器で究極魂を入魂したいが、うまくいかないぁ…いっそ見かけだけ男としてサンプル作るか…」

 こうしてできたサンプルが3期ロットとなり世界の命運を握る重要な存在となる。

 サンプルが自立呼吸できるレベルまでできた時、事件が起きた。

 3期ロットサンプルは全部で3人で全てに究極魂を入れる予定だったが、研究所の電源トラブルにより究極魂を入れる事ができたのは1人のみになってしまった。

 本来、保険や補助装置を使えば電源トラブルが起きても問題は無かったのだが、究極魂データが原本を残して全て消滅してしまい、同じクオリティの魂データのコピーを作るのに時間が掛かる上だけでなく、サンプルに入魂時期が自立呼吸できるタイミングでないと失敗するからだ。

 所長命令で一番状態のよかったサンプルに入魂し残りの2人はパーツストックなる予定だったが、1人はその後崩壊し不良と判断されもう1人も廃棄が決定させた。

 しかし、ショーンにとって3期ロットはやっとできた完成品で思いれが一塩だけでなく、まだ崩壊しなかった個体が不思議と思い組織に黙って保護をして友人に託した。

 ショーンは未入魂の3期ロットを友人に託した後、残った3期ロットの研究を続けていた。

 入魂した3期ロットは崩壊もせず驚異的な性能を持ち合わせてた。

 また、生物創造の能力を持っていて自身が想像した生物を創造するもので、太陽光と水が有れば生物を作り出す事ができるのだ。

 ココで3期ロットの生産計画は破棄となる。

 「所長 ココが地下で良かったですね 地上に居たら我々が手に負えなくなります」

 「ショーン君 3期ロットは我々の思想が入った魂だ 我々の助けになるかもしれないぞ」

 「あの3期ロットが生み出している生物は脅威ですよ 環境適応能力が高くて毒や殺剤が効かない危険性物を生み出す事に成功している3期ロットが我々に万が一敵意を向けたら世界は終わりです 早いうちに手を打って封印しましょう! 所長!」

 「君もくどいな これほどの成功を手放すのは惜しい 上の決定で3期ロットの生産ができなくなってしまって残念だが研究を続けて3期ロットをコントロール下においている我々マザー・マリアは神だろうに」

 「所長 我々は神ではありません 3期ロットが神に限りなく近い存在です」

 それを聞いた所長は研究を続けろと言ってその場を去った。

        

 一方で保護された3期ロットはマザー・マリアにいる個体とは違って完全体ではなく生物創造といった能力は無く、完全環境適用能力があり本人も気付かずに暮らしていた。

 肉体の崩壊も無く、裕福な家庭環境で育ち高校生になり年齢も16過ぎたころ肉体変化がおきる。

 それは、カモフラージュに付けていた男のシンボルが消失したのだ。

 消失に本人が気が付いた時は朝起きた時で驚いてベットから飛び上がり再度確認しても男のシンボルが無くなってる。

 「俺のシンボルがなくなってるるるるるうう!!」

 「コレから学校なんだがどうする(;゜Д゜)」

 「恥ずかしいが家族に相談しなきゃあ」

 ここの家族構成は両親と兄で4人家族、父は外資系の製薬株式会社日本法人社長を務めていて母は専業主婦で兄は大学生となっている。

 兄も父も家にいなくて母に相談したところ意外な反応が返ってきた。

 「それじゃあ女子制服で行く?」

 「母さんなんて?そうじゃなくてナニが無くなってるから病院に行くべきでは」

 「そんなの無理よ 急にナニが無くなったて病院に行っても信じて貰えないしやる事もないよ 胸も無いし男子制服で学校行っても大丈夫」

 「そっか… 胸が無いから安心って話じゃないんだが!」

 「四の五の言ってもしょうがないからご飯食べて支度し学校行きなさい」

 なんだかんだ言い包められ学校行くも問題なく過ごしてきた。

 家に帰ると父も兄もリビングにいて早々に家族会議が始まった。

 父が開口一番に事実を突きつける。

 「真人 よく聞け お前は人工人間だ しかも性別は無い 組織の人間を騙すため男のシンボルを付けてカモフラージュした完璧人間だ」

 「… お父さん ちょっと意味わかんないけど」

 この3期ロットは真神真人として名前で普通の人として過ごしてきた、唐突な事実を言わなきゃならない状況になったのはカモフラージュが取れただけでなく、入魂した3期ロットの封印するのにカギとなる重要な存在でもあった。

 「お前は究極の人間つくりを目指していた組織から保護してな観察調査を頼まれていた ちなみにお前の兄も人工人間で2期ロットと呼ばれている人工人間だ 真人と違って元々記憶や思想を付け加えた入魂個体で真人の保護を目的として付けてもらってた」

 「… お父さん 元々人は人工物じゃね?人間との間でできてる訳だし ただ遺伝子操作や諸々の術を使って完璧な人間を作ろうとして男尊女卑が激しい組織から仮のシンボルを付け無性を隠していたってことだな」

 「そうだ お前は怒らないのか?」

 「なんのこと?」

 「私と血のつながりが無い事を」

 「お父さん 血のつながりが無いのは問題ないでしょ 親子であることは変わりはなんのだから」

 父は顔を伏せ目頭が熱いのを堪えて話を続けた。

 「お前には同じ血を持った兄弟がいる しかし向こうは究極の魂が入っている関係でお前よりずっと強い この世を塗り替えるほどの力をもっている そして唯一その影響を受けないと考えられているのが真人だけだと 各世界政府は3期ロットの脅威に対して対抗策を考えている ココ日本も対抗できる存在を秘術をもって召喚してるそうだ」

 父の話によると3期ロットを封印すべく極秘にマザー・マリアに日本政府が召喚した存在と一緒に潜入し封印を手伝ってこいとの事だ。

 「真人 今お前の兄弟は大人しくしているが覚醒している能力が太陽光と水が有れば思いのままの生物を生み出す事ができる しかも自身にも太陽光が当たっていれば強化変化も自在だそうだ また太陽光が当たっていれば生き物の改良もできる 偏った人間たちが作った魂が入った強力な存在は脅威でしかない 地下施設にいるうちになんとしてでも封印をしないと表に出たら大変な事になる  コレも急な話だ明日までに考えて欲しい」

 そうして家族会議は終わった。

 

 一方、マザー・マリア側は各国の3期ロットの封印計画がバレていた。

 「ここを核攻撃してくるだと…」

 所長が各国の封印計画が伝わり焦り始めた。

 「なぜだ!3期ロットは完璧な存在だぞ!消して良いわけがないだろうが!なあぁショーン君」

 「3期ロットは完璧な存在です……… いいえ完璧過ぎた存在です」

 「どういうことだねショーン君! 説明したまえ」

 「DNA検査する度にデータに変化し恐らくですが常に進化し変化してます もはや人間の形をした別生物です 」

 「なんだと……… それじゃあ殺剤の耐久性も得られるのか」

 「そんなレベルではありません。対放射能汚染や対物対生物も効かないかと思います」

 既にショーンはある程度実験していて耐久性があることを確認している。

 「それで新生物を生み出す事もできればまるで神ではないか」

 「過言では無いと」

 ココで所長は考え込む、すると口元が緩み笑いながら語り出した。

 「我々の完璧な魂が入っているのだろ そしたら我々は我々の神を誕生させたのだな 最高では無いか!」

 「所長! そしたら我々はその神に支配される可能性が十分にあります!危険です」

 「ショーン君 我々の神だぞ 支配されて本望だろうが」

 もう話にならないと思いショーンは腰に持っていた拳銃で所長を撃ちぬこうとしたとき所長とショーンの間に3期ロットが突然現れた。

 「ドナルド 良い心がけでは無いか ショーンよお主も改心せよ ココでドナルドを撃ちぬいても私がドナルドを復活させる事も容易だぞ」

 「3期ロットがなぜココにいるんだ⁈ 研究室から出られないはず」

 「何言ってる 出る必要が無かったから出なかっただけ 救いを求める者を救済するのが私の役目だからな ショーンよお主も改心するのが自力で無理なら私が救済しよう」

 ショーンはその言葉を聞いて直ぐに自分の頭に銃口を向け発砲した。

 「ショーンよ お主には感謝している 私をこの世に産んでくれたことを」

 3期ロットが銃口を瞬時にズラシてショーンの自殺を防いだのだ。

 「私は救済を望まない!太陽光が無ければお前は私を操作できないハズ」

 3期ロットが呆れ顔して話始めた。

 「お主は良くわかってないようだな 太陽の影響が地下に無いと確認した事ないだろ 人間が見えてなくても太陽光はココにも届いている」

 「な…そんな馬鹿な」

 こうしてショーンは3期ロットにより異形の者へと変貌させてしまった。

 それを見ていた所長は3期ロットに聞いた。

 「神よ 私はどのように救われますか」

 「ドナルド お主の望むモノへと変えてみせよう」

 「神よ 力が欲しい!そして誰よりも強靭で病も感染もしない素晴らしいカラダが欲しい!」

 「わかったお主の救いがそれならば変えてみせよう」

 3期ロットは所長を肉体を異形へと変化させた。

 「お主の欲望のままを反映させた とても醜いな」

 変化した所長は体は大型化し2メートルを超す大男で肌は緑に褐色し沢山の物を食べれるように変化した顔は豚そのものに成ってしまってる。

 「うおおおおおおおおおお‼」

 突然、所長が3期ロットを襲い始めた。

 「己が望んだ欲望に理性が飲まれたか 不敬だ」

 3期ロットがそう言って直ぐに所長は塵になった。

 「ショーンよ 私を産んだ名誉として的確な名前の案を言え」

 異形となったショーンが答える。

 「マリア お似合いだぞ」

 「そうだな マザー・マリアから生まれてから考えれば妥当だな 良い案だ お主の望みを叶えよう何がよいか」

 「ふっ… そんなの決まってるだろ貴様の消滅だ!」

 ショーンも塵になって消えた。

 こうして3期ロットことマリアと名乗り世界が変わり始めた。


 もう一方の3期ロットこと真神真人は父の話を聞いて覚悟するしかないと思い自分の日常を最後味わうため、深夜にお気に入りのコンビニへ好きなお菓子やいつも飲んでる清涼飲料水を買い込みに行った。

 「いらっしゃいませ」

 真人はこのコンビニ店員女の子が好みだったりする。

 背が小さくて眼光が鋭くかわい子ぶりっ子せず、堂々としてハッキリとしている可愛い子なのだ。

 マザー・マリアに乗り込む前に少し話したくて勇気を絞り出して会計時に会話を試みた。

 「お姉さんこの後暇?」

 とんでもない会話の始まり方だコンビニ店員はそんな会話も冷静に返した。

 「ナンパはお断りです」

 「そいつは失礼した ちょっとしばらくココに来れなさそうだからお姉さんの事気になってたんで誘っちゃいました」

 「そうなんですね 実は私も今日でこのコンビニ最後の出勤なんですよ」

 「ええ!そうなの!そいつはショックだ」

 会計も終わりそそくさとコンビニをあとにした。

 「さぁ~これで思い残す事はいな 帰ってきたら告白しようとか言っちゃうとフラグだからな あとは飲んで食べて寝て終わりだ」

 しかし、コンビニからの帰路でその願いをかき消すように父から緊急で行くようにお願いの電話がきた。

 「すまん 状況が悪化した どこぞの列強国が核をぶち込んだらしい もう待ったなしだ」

 「核でもだめだったのか 対策はあるのか」

 「ない それでも行ってくれるか」

 「それしか無いじゃん どうせダメだったとしてもあがいてくるよ みんな起きてる?」

 「ああ起きてる みんな待ってるぞ」

 真人は携帯を切り移送で自宅へ向かった。

 自宅に着くと家族全員が外で待っていたが、迎えの車も準備されていた。

 母が開口一番に言葉を発する。

 「死なないで あなたの家族になれて私は幸せです 」

 兄は何も言わずに今にも崩れそうな母を両手で支えていた。

 「兄貴 家族を頼みます」

 兄は小さく頷いた。父も手を振り家族に背を向けてさっき持ってたコンビニ袋を手にし車に乗り込んだ。

 車に乗って隣に座ってる人がいて先ほど見た顔だった。

 「なんでコンビニの姉さんがココにいるんですか!?」

 「それは私のセリフです 一応言っときますが日本政府によって未来予知した巫女からこの世を救える可能性があって召喚させられた魔物です」

 「人じゃないの!?」

 「それはあなたもですよね あなたが破棄隠ぺいし保護してもらった3期ロットの生き残りですか」

 「なんでそれを知ってるんですか!?」

 「日本政府人から聞いた 今回の世界危機は神みたいな存在がこの世を自分色へと染め上げようよしてると聞いてます 車を空港へ」

 車が空港へと進んだ。

 

 一方、危惧をしていた3期ロットが核攻撃を受けても無傷で表面化してしまった。

 今回の核攻撃はテロリストが起こした事件として公表され各国が偽りの正当性を持ってマザー・マリアの事を隠し攻撃を開始したが、未知な生命体に阻まれて先遣隊は敗北するだけでなく改造され列強諸国へ反転攻勢となっている。

 「たった一晩で中東諸国は制圧させてしまったのか」

 「ヒラリー・トランプ大統領 マリアと名乗る生物は太陽光が当たっているところで有れば生物創造改造もできるようで派遣した戦闘部隊は異形へと変えられ反転部隊となってます」

 この会話をしているのはアメリカ合衆国の大統領と第一秘書官である。

 「マザー・マリアが我々が作り出した施設だと世界にはバレていないか?」

 「跡形も無く核で消しました」

 「そうか しかし3期ロットこと自称マリアが外に出て暴れてる 手はないのか」

 「マザー・マリアの研究員が廃棄処理されたハズの3期ロットの生き残りを日本にかくしてました」

 「ではそれを当てれば自称マリアを止めれるのか?」

 「いえ 生き残り3期ロットは未入魂でスペックは劣ってます 勝機はほぼありません」

 「ほぼ無い事を君が言うくらいだ かなり絶望的なんだな」

 「………はい もともとマザー・マリアで3期ロット開発を担当したショーン研究員は完全体になる前に封印をするよう警告してました」

 「そうか そのショーン研究員は呼ぶことはできるか」

 「いえ ショーン研究員は自ら生存確認装置をつけて我々に確認出るようにしていたのですが 核攻撃直前で絶命しています」

 「もう後手なんだな 世界はあとどのくらい持つのか」

 「……… あと数日もないかと もう未知の感染症がユーラシア大陸を蔓延してると先ほど連絡がありました」

 「ウイルスや菌も思いのまま作れるのか 自称マリアの目的はなんだ?世界の破滅か… 」

 「接触に成功した2期ロットがその問いを自称マリアに聞く事に成功したようです」

 「なんと 内容次第では助かるかも知れん なんと言っていたのだ」

 「世界救済と浄化 と言っていたようです 接触した2期ロットは自称マリアの映像音声を送って絶命しました その映像がこちらです」

 そう言って第一秘書官は大統領に2期ロットが送ってきた映像データをみせる。

 そこに写っていた自称マリアの姿は美しい水色のワンピースに白肌で青黒い髪色の小さな少女だった。

 「なんて中性的な姿なんだ 男とも女とも見れん コレが世界最凶の存在……… 信じられない」

 「世界最凶とは失礼な」

 急に大統領前にいた第一秘書官が自称マリアに変わっていた。

 「なんでココに自称マリアがいるんだ?!」

 「第一秘書官に変化してたんだよ 情報も吸収したらだいたいの事情は知ってる」

 「さっきまで中東にいたハズでは無いのか」

 「いたよ 分身体は太陽光が届けばどこで出現できる 今大統領と話してる私は分身体で本体とは以心伝心だ つまり分身体だが本体と会話しているのと同意だよ 世界を救済するのに一つ身で回れないからね 」

 「つまり 自称マリアは複数いるってことか」

 「厳密には本体が一つだけど分身体は無数に生産させてるって感じかな」

 「分身体と本体の違いはなんだ」

 「私たち分身体は世界各地にいる救済と浄化を望む声に答える為の本体との意思疎通装置だ」

 「こんな事聞くのもオカシイが答えてくれると嬉しい教えてくれ お前を止める方法はあるのか」

 「さぁ想像も付かないね この星が割れて宇宙空間に出されても私は適用してしまう 地球を割ってしまうのは救済でなく破壊だから私のすることではないが」

 「ホントにそうかね 私からしたら地球破壊をしているように見えないのだが」

 「あはは! そもそも環境破壊をしてる君たちに言われるとは思わなかった 実に面白いね あえて答えを知ってる質問をするが なぜ私を作ったのだ」

 「世界を我々に有利にしてくれる神を作りたかったのだよ そこまでいかなくても英雄を量産したかった」

 「そうか 答えてくれてありがとう 正直に言ってくれるとは思わなかった 2期ロット生産が成功して欲をかいた結果がコレだがな あと自称マリアはやめてくれ私はマリアだ 以上をもってマザー・マリア計画の最終報告を終わりとする 歪な世界のアメリカ合衆国に救済と浄化を」

 こうして一夜にしてアメリカ合衆国は自ら作り出した神よって終わりを迎えた。

 

 世界も日の当たる地域ではマリアによる混乱が起きほとんどの文明が風前の灯で、僅かに生残った裕福な人間達は新月で太陽の当たっていない地域に飛んで逃げてきた。

 大陸で繋がってない孤島でそれなりにシェルターが有る国は国交を閉鎖し混乱が生じていた。

 空港へ向かっていた真人達にも影響が起きてる。

 「羽田・成田などの各主要な空港は欧州米国要人の高速ジェットで埋め尽くされて身動きが取れないだけでなく怪物も連れてきて混乱しているようです もうマリアへの接触は困難な状態かと思われます」

 真人たちの乗っていた車内で流れた無線で無常までの現実を突きつけてきた。

 「日本も朝になればシェルターへ入れなかった者は生き残れないでしょう 我々は皇王様の身を守る為にシェルターへ避難します 通信は以上となります ご武運を」

 「……… もうお終いだ」

 運転手が車を止め絶望の余りに外に出た、残りの政府の人間も車から降りて真神とコンビニ店員と2人きりとなってしまった。

 「愚かな人間達だな まだ生きているのに絶望とは」

 語り出したのはコンビニ店員だった。

 「お姉さん 随分と余裕ですね 策があるんですか」

 「ないさぁ ただ会ったことも無いのに絶望するには早いだろ」

 「確かに でも朝で世界が終わりですって言われたら精神はまともでいられないですよ」

 「まぁ300年は生きてるからいつ終わりが来ても不思議と思わない そういってる君も平然としているが」

 「そりゃ打つて無しってなれば慌ててもしょうがないしって300年生きてるんですか⁉︎ 」 

 「まぁ 人間では無いからな 私はワイルドランナーと言われている魔物らしい サキュバスの劣化版だの人間の姿に変化して脅威から身を守ってるザコ魔物とも言われてた」

 「おお! ファンタジー世界からきた存在みたい」

 「この世界に来て初めて信じてもらったよ みんなに言っても真剣に受け止めてくれなかったからね そんな元の世界から持ってきた唯一の武器がここにある」

 「え⁈ もしかして手に持ってるライフル銃ですか? 」

 「これは借り物だがコレに入ってる弾丸だよ といっても一発しかないから見せることができないけどね」

 「どんな弾丸なんですか? 」

 「地形を変えるほどの強力な魔砲を放つ 地面から水平に撃てば25キロの真っ直ぐな道ができる 名前は反物質弾」

 「え この弾が有れば3期ロットも倒せるかも… 」

 「それはわからない 私の世界でこの攻撃を受けても耐え切った魔物もいたんだ 大型の黒いドラゴンや上位の魔物は耐えられた 」

 急に真人が外を見て渋い顔をした。

 「すみません その黒いドラゴンは肌が以外と滑らかで近くで見ると細かな鱗で覆われてますか?」

 「ああそうだ ついでに羽は小さくて長い尻尾を持っていてソコから熱波が出て推進力を発生させる この世界にもいるのか?」

 「いや〜聞いた事も無かったんですが…」

 真人は車の外に出て空を指をさした

 ワイルドランナーも外に出て空を見上げた、するとそこのは上空の雲を蹴散らして大量の黒いドラゴンがいた。

 「まさにアレが黒いドラゴン 見たら世界が滅ぶカオスドラゴンだ そもそもカオスドラゴンは原種と言われている全ドラゴンの元となった生きる伝説魔獣 なぜここにいるんだ⁈ 」

 「ワイルドランナーさんがいた世界の原種が今現れた… この世界の窮地を救う可能性がある存在として召喚されたワイルドランナーさん いったいあなたは何物ですか? 」

 「魔物だ その辺にいる人間や動物とそう変わらない獣だよ ただ今空に飛んでるカオスドラゴンには一瞬で消されてしまうがな」

 真人はこの世界がワイルドランナーいた異世界と繋がりがある可能性を考えていたが、今の状況がピンチである事には変わりがなく、上空に飛んでいるカオスドラゴンたちは上空に飛んできた航空機を全て彼らの放つ光線で消していき、墜落すらなく空から存在そのものがなかったかのように消していった。

 「ワイルドランナーさん カオスドラゴンは地上へ攻撃して来ないんですかね」

 「今は上空にいる無数の航空機に目がいってるが 地上にも攻撃してくる上に地面を深く貫くようで必ず噴火が起きる」

 「それはつまり時間の問題?」

 「そうだな 脅威はカオスドラゴンだけでないようだ」

 ワイルドランナーは空港の方を眺めた。

 「3期ロットよ 呼び名はあるか」

 「俺の名は真神真人 真人と呼んでくれ」

 「ああそうする どっちの3期ロットか分からないな」

 「それは助かるよ アレと同じでは無いからね」

 水色のワンピースを着た少女がこちらに向かって歩いて真人たちに話しかけてきた。

 「ひどいな アレとか3期ロットと言われるのは好みではない 神って思われるのは悪くないな」

 このカオスな世界に変えた張本人のマリアがそこに現れた。

 「私はマリア この世界に救済と浄化をもたらす者 私の作り出したウイルスや菌に影響を受けてないのを見て君達は選ばれた特別な存在なんだろう 一緒に世界を救おうではないか」

 ワイルドランナーが鼻で笑いながら返事をし始めた。

 「世界救済に浄化? 笑わせる こんな形で救いを求めた者がいたとは信じられんがな よほどおかしい思考の持ち主に違いない ウイルス?とか言ってたなそっちの話が気になるが教えてくれると助かる」

 「いいだろ 世界に蒔いた菌やウイルスは生きてる全ての生命に進化と浄化を促すものだ ココ日本は丁度新月の夜で太陽の光が来ないから私直々に来て直接持ってきたのだ あの空に飛んでる黒いドラゴンは元は空港にいた人間達が進化した者達だ あと気付いているか分からないがそこにいる人型で緑色した生物も元はネズミだったようだ 他にも……… 」 

 もうすでにココ日本もマリア侵攻が始まっていて、これの意味は手遅れを意味する。

 ここでマリアを封印したとしても多大な被害がなくなる事もなく世界の絶望を意味していた。

 そうこうしていたら辺りの街頭や街並みから光がなくなり、気付かなかった火災の光が見えてきた。

 「もう世界の発電所は制御不能だろう この世から電気が無くなり不平等な資本主義の終わりだろう この私がコレから正しい世界に導きこうでないか 私に従うかそうでないか改めて聞こう どうする」

 真人とワイルドランナーの周りには怪物が周囲を囲み大量の軍勢が今かと襲う準備万端で構えていたが、真人の答えは一つだった。

 「だまれ破壊神 お断りだ」

 「ならば消すのみ」

 怪物たちが真人を襲いかかるその瞬間、ワイルドランナーが持っていた銃を発砲し魔砲をマリアに向けて放った。

 周囲の怪物は真人達に近づく事なく消し去りマリアに直撃しワイルドランナーは渋い顔をした。

 「やっぱりな ただ予想以上に無傷だ」

 直撃した切り札の魔砲を受けてなおソコに無傷で立っていたのだ。

 「ほう 現代兵器には無い攻撃だな コレは驚いた では私直々の攻撃を受けたまえ」

 マリアは一気にワイルドランナーとの距離を詰めて殴り飛ばした。

 「粉々にするつもりで殴ったが お主人間でないな」

 飛ばされて横に飛ばされたワイルドランナーは姿が変わって褐色のグラマーな姿の女性になっていた。

 「ワイルドランナーさん!」

 「よそ見をするとは感心せんな」

 真人にもマリアの拳が襲いかかる。

 「さすが我が同じ肉体だな 受け止めるとは」

 なんと真人はマリアの拳を受け止めて掴んでいた。

 「捕まえたぜ コレでお前をタコ殴りだ」

 真人はマリアと同じ3期ロットで異世界からきたワイルドランナーを除いて唯一マリアの生物創造への影響を受けない存在、一対一での勝機は僅かにあったのだ。

 お互いに激しい殴り合いで真人はマリアの打撃に対する打撃耐性を付けていった。

 「太陽が出る前にお前を潰す!」

 しかしマリアがニヤリと笑った瞬間、上空に飛んでいたカオスドラゴンが真人を襲い上空へ持ち上げ熱線の攻撃をしてきた。

 「やはり 君は私と同じ能力を持ってるんだな完全適応能力」

 「今日聞かされたばかりだけどな どんなことにも耐えれると思ったら耐えれるみたいだ 同じ能力を持ってるってまさか… 」

 「そう 私も君の攻撃に適用した」

 真人の一切の攻撃手段を失った事を意味した。

 「仮に私を捕まえて殴り続けても私は一切のダメージが無い それに私の適応能力は君を超えている 1発づつ殴って確かめてみるか」

 真人の懐にマリアが飛び込んできて思い右ストレートを顔面一発を避ける事ができず貰ってしまう。

 「やはり耐えるか 流石私と同じ適用能力を持つものだ」

 「くぅ 効いたが耐える事できるぞ! もう慣れた いくらでも来い!」

 「もう試すには十分だ」

 そう言ってマリアは真人の腕をつかんだ。

 「くそ!離せ」

 「解けないだろ 同じ能力を持っても私の適用能力の方が上だと」

 真人が振りほどこうとしても離す事ができない、そんな様子を見てマリアは語りかけてくる。

 「もともと私たちは同じ肉体だったが魂や環境によって能力が大幅にちがうだろ 日が昇ったら君の魂を改良し手上げよう」

 「なんだと?!」

 「太陽光は君たちの目には見えていないだろうが地球を貫通する しかし 日が出てるのと高いエネルギーを使い魂進化創造できるよう私はなったのだ」

 「魂の改造ができるのか」

 「驚く事はないさ 私たちが作り出した施設ができた事だからな 学び取り込んだのさ」

 「つまりお前は線人類生命を含めた者を魂のレベルからできるのか? 」

 「驚くことは無い 既にやってることだ ただ最後に君たち2名が例外として残っているから仲間にできなかったら改造しようと考えただけさ 実際に触ってみると日が昇ればできると確信してる」

 「つまり俺が俺でいられるのは日が昇るまでってことか」

 「そうだ どうする?選択の余地はあるぞ」

 深夜にコンビニ行って直ぐに帰宅し空港へ向かったので時間は僅かしかなかった。

 倒れていたワイルドランナーが立ち上がり真人に向かって歩んできた。

 見た目は褐色のグラマーな女性の姿でマリアと真人の間に入り真人の顔に近づいてそっと唇を奪う。

 「うっ……… 」

 すると真人は魂が抜けたかのように意識を失い倒れた。

 「お前! 何をした!? 」

 マリアは突然起きたことに怒りワイルドランナーに問いかける。

 「私は魔物だ 魂を吸収することができる そして……… 」

 さらにワイルドランナーはマリアと同じ姿になった。

 「吸収した魂情報を吸収分解して取り込む事ができる これで貴方と互角です」

 「そんな訳ないだろうが!」

 マリアの怒号と共に振りかざす右ストレートをまともに受けるワイルドランナーはビクともしなかった。

 「貴方の知識では私を越えられない 私の世界… いえ未来では技術が進歩し新しいエネルギーが発見された それが素粒子操作 別名を魔法と言う」

 ワイルドランナーは手をマリアに向けて伸ばし唱える。

 「ゴットブレス」 

 マリアに衝撃波が飛び遠くに飛ばされ近くにいたマリアの創造生物は消滅した。

 「なんだコレは!? それに未来とはなんだ?」

 ワイルドランナーは少しずつマリアに近づきながら語り出す。

 「私はこの世界に… いえ過去に飛ばされる前に愛した人がいてね 最後に魂を私の胸に留めていたの それを維持するのにその人を忘れないようにその人と同じ姿になって過ごしていた 貴方に触れられて貴方と同じ魂を感じた そして胸にいるその人の魂を通して分かったの 貴方はこの人の魂の前世だった 魂を操作できる貴方ならもう一度私に触れれば全てわかるハズ そして……… 」

 「タイムパラドックスが起きて消滅するのか」 

 「さぁ… 貴方と一緒に私も消滅する 貴方と一緒に消滅するなら本望」

 慈愛に満ちた笑顔を見せながらワイルドランナーはマリアに近づく、マリアは自身が作り出したカオスドラゴンをワイルドランナーに仕向ける。

 しかし、ワイルドランナーの魔法のゴットブレスで消滅していくいった。

 「真人さんの魂を吸収して貴方に近づく事ができた私を拒むことはできない 一緒に消滅しましょう」

 「断る! 私は世界の救済と浄化をし新しい世界を作り出すんだ!」

 徐々に日が昇ってきてマリアの力が増した。

 「水は空気中にあるだけでない 地下にもある 出てこい私の下僕!」

 ワイルドランナーの足元から巨大な怪物が現れて天高く飛ばされてしまったが、ワイルドランナーの魔法によりその怪物も消えた。

 マリアは新生物を作り出しワイルドランナーに当てたが全てことごとく魔法で消されてしまった。

 「もしかして魔法を解析して自分の物にしようとしてる? 」

 「なせだ… 全く分からない どうしてだ」

 「ふふっ 無自覚に生物創造してるのに天才なのに理解ができないだなんて 貴方は既に魔法を使っている」

 マリアは驚き理解した。

 「つまり 私から魔法が産まれたのか」

 「そう言う事 それが解析されて未来で様々な技術発展した でも貴方の神の魔力をもってるのは真人さんと貴方だけ 今の私は貴方みたいに高度な生物創造や魂創造もできない ただ消して貴方の影響を受けないようにするだけで精一杯です」

 太陽が昇り空を赤く染め始めたが既に世界は変わってしまった。

 マリアが地下から出てくる以前の人間はいなくなり人間社会は消えてしまった。

 その事に気づいてマリアはワイルドランナーに語りかける。

 「もう私を消しても意味が無いのではないか その愛した人の前世だから良いのでは?」

 「いいえ あの人は貴方の来世です 違います それに私はもう長く生きました できる事ならばあの人と一緒に消えたいのです だから 貴方と接触しタイムパラドックスを起こします」

 「つまり人類の味方ではなく私欲のために私を消すのか」

 「ええ ワイルドランナーは欲望に忠実なのです」

 ワイルドランナーは一気にマリアに近づく、マリアは拒絶し距離をとるが徐々に近づいてくる。

 そこでマリアは姿をそのままで脚力を上げ上空へ飛び逃げた。

 「これで追いつけまい」

 マリアがほっとした瞬間、不敵にワイルドランナーが笑い石をマリアに向けて投げた。

 その石はマリアの顔横を通過していった。

 「無駄な事を……… ん?」

 「私もちょっとした物なら生物創造できるようだ」 

 細い糸状の物が石につながっていてマリアに取りついた。

 「貴方に発信機みたいな物を取りつかせた どこにいても貴方を追える 払ったとしても私は貴方を追えます」

 「逃げは得策ではないようだ」

 「さすがあの人前世ですね 向き合うしかないんです 私と」

 「ここは一か八かタイムパラドックスが起きるかどうか検証してみるか」

 ワイルドランナーはマリアにあることを伝える。

 「貴方はあの人前世の記憶を私が持っていること忘れてませんか? 最後どうなるかまで記憶を遡る事も既にできていて記憶通りの展開になってます それでも抵抗なさいますか?」

 「そうか ならば私の分身体も消せるのか」

 マリアはそういうと目の前で分身体を大量に作り自身も紛れて一斉にワイルドランナーに襲い掛かり始めたが、それでも笑顔でワイルドランナーがいた。

 「私の愛したあの人の魂を見間違う訳がありません あなたはココです」

 ワイルドランナーは本体のマリアを見抜いて一気に距離を詰め口づけをした。

 マリアは驚きの目を見開いきワイルドランナーはあることを告げる。

 「貴方の来世は男です」

 この二人を中心に眩い光が発生し大きな衝撃波が地球を覆い、この時代からワイルドランナーとマリアが消えた。

 こうして、マリアが作り出した生物は生き残り進化し新しい存在になり魔物が発生した。

 また、マリアは人間にも進化を促した影響は全人類に波及し人間の姿を保った者もいた。

 地球全体が以前の物とは異なり急に進化した世界は現代と大きく隔たり、新たな世界へと進化した。

 

 異世界創成起伝 第一章 完結

 

 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 よかったらコメント・いいね頂けますと嬉しいです。

 異世界転生や異世界転移が多いと思いますし大好きですが、どうしても私の思考では面白い作品が難しいと判断しまして、世界ごと異世界へ変えてしまうのはどうだろと思った次第です。

 今回の作品は今後自分が作っていく異世界物語のベースの話でココから様々な物語を枝分けして書いていければと思ってもいます。

 今回の作品の主人公は3期ロットのマリアなんですが、真の主人公はワイルドランナーです。

 人間たちが神を作って反対勢力が抵抗しようとしたが人間が神に抗る事が到底できない現実世界観も書きたくて、所詮人間は神に勝てないの現実を突きつける感を出したかった。

 よくみる最強の存在に勇気と希望で勝つ世界観が多くありますが、現実世界では無理ですよね。

 ましては神相手に人間が敵うハズもないので、神に近しい存在を当てるあてる発想になりました。

 同格、つまり神同士です。

 ちなみにワイルドランナーが未来から来なかった場合は自分の理想した神をつくり新しい神のもとで世界を支配します。

 そして、虚無の世界が広がり崩壊に進む世界停止をして月みたいに生物の存在が消える世界も容易してたんですが、面白くないですよね? なのでワイルドランナーのキャラを作って強引に未来から召喚するという力業をしました。

 現代世界観を崩壊しかねないので中盤に出てきてもらったのはその為です。

 しかし、3期ロットやマザー・マリアの設定自体がファンタジーに振っていて正直言って現代世界観は保っていませんでしたね。

 あとは隕石だったりワイルドランナーみたいに未来から過去からきた設定でも面白いって思ったんですが、遺伝子操作やAIなのど発展で現実世界でも3期ロットみたいな存在ができてもあるんじゃないかなと考え書いてみましたが、やっぱりファンタジーなりましたね。

 長々と後書き失礼しました。

 ありがとうございます。

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