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王女と女執事~夜の公務は危険な香り~  作者: 肉厚+ME-TO=80㌕
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第7話 ジャーブル魔法科学都市

第7話 ジャーブル魔法科学都市


「アリー、あの腕輪は危険だわ。触らない方がいいのよ。」ジュリエットが警告するが、アリアナ王女は興味津々のままでいた。


「ジュリ、だからこそ私たちの冒険なんでしょう? この腕輪が何者なのか、なぜ私にしか見えないのか…全部知りたいの。」アリーは少し照れくさそうにしながらも、意志を貫いた。


ジャーブル魔法科学都市は美しい建造物と奇想天外な科学技術で溢れ、魔法と科学の共存が日常となっていた。この都市での冒険は何かしらの不思議な現象に巻き込まれることがよくあるのだが、今回の腕輪は特に謎めいていた。それは黒い霧を発することで、普通の人間には見えないものを現す能力を持っていたのだ。


「フィオナの元に持っていけば、きっと何か分かるわよ。あの人は魔法の森の賢者だもの。」リディアが助言する。


アリーとジュリはジャーブルの中心部に佇む魔法の森へと向かった。その森に住む賢者、フィオナ・レインハートは美しく優雅な女性で、彼女の知識は魔法界で非常に評価されている。二人は彼女に腕輪のことを相談するために訪れたのだ。


森の奥深くでフィオに出会った二人は、腕輪のことを打ち明けると、彼女は微笑んでこう言った。


「その腕輪は古代の魔法によって作られたものね。見えないものを見せる力を持つが、同時に持ち主の心の葛藤や欲望を映し出す効果もあるわ。アリー、君が何を求めているのか、自分自身と向き合って考えてみなさい。」


アリアナ王女の心は揺れ動いた。彼女は王族としての責任と自分自身の本当の気持ちとの間で葛藤していたのだ。ジュリエットはアリーの手を握りしめて支えた。


「アリー、無理にではなく、自分の気持ちに正直でいいんだよ。私はいつでもそばにいるから。」ジュリが優しく囁く。


アリーはジュリの言葉に励まされ、ついに自分の気持ちを受け入れる決意をする。彼女の内面に秘めたマゾヒスティックな欲求も、ジュリエットへの愛も、すべてを受け入れるのだ。


「ありがとう、ジュリ。私は…私は君を愛してる。だから、私たちの冒険、止めないで。」アリーが胸を張って言う。


ジュリエットはアリアナの告白に優しく微笑み、彼女の頬にキスを落とした。


「もちろんだよ、アリー。君とならどんな冒険だって怖くない。」


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