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戦う美少女戦隊「ビューティーフラワーズ」の毎日  作者: キハ
第一章 美少女たちのいつもの日常
9/33

無事に悪は消えそして

 少し前、レッドこと垢田久玲奈(あかだくれな)は。

 急いで墓場に向かっていた。

 今日は丁度部活の日で、その途中に長谷川から連絡が入ったため、部活中不安で仕方なかった。

 やっと部活が終わり、急いで墓場へ向かっている。

 ──だが、墓場の近くになって急に霧が覆っており、周囲が見渡せなかった。


「……なるほどね。今回のは霧使いということかしら」


 丁度久玲奈は霧が漂う空間と霧がない空間の境目にいる。

 一歩入ってしまえば、周囲さえも見えなくなるほど濃厚だ。


「まあ4人のことは心配しなくていいでしょうね。あちらには美登利……いえ、グリーンがいるのだから。けれど、私の援護が間に合わないのは少し悔しいわ」


 怪人は墓場にいるのだろうからここで攻撃しても周りを傷つけるだけだ。


 だが、ここで指を咥えているわけには行かない。

 周りは見えないが、今日はスマホを持っている。GIS機能で、今どこを歩いているか確認し墓場へ向かうことはできる。


 そうと分かると久玲奈は早速学校の鞄からスマホを取り出し、地図を起動させる。それを頼りに墓場へ向かった。


 幸い、辺りには怪人一人もいなかったため、難なく墓場にたどり着いた。その時に、丁度美登利が白い方の怪人を戦闘不能にしたところだったため、着いた瞬間に霧が開けたのは本当に幸運だった。


 黒い怪人がまたも攻撃を仕掛けようとしていたところへ久玲奈は手を伸ばし──。

 炎で焼き払ったのだった。



「ナイスな時に来ましたねぇ、レッド!って墓に火が移るじゃないですかッ!」


 骨が炎に飲み込まれた後に水樹は水をかけた。一瞬で炎が消える。


「少し遅れたわ。本当に申し訳ないわね」


「でもいいところに来てくれましたわ。今回は5人の必殺技使わなくても勝てたというのは褒めるべきところですわね」


「ええ、私がいないのによくやってくれたわ。といってもグリーン、貴方ならできると思っていたけれど」


「わたくしは自由な風ですわ。その力を認めていただき感謝ですわ」


 ふっと得意気に美登利が笑う。


「それにしても怪人は二人いたのね?協力プレーというわけかしら。今回が初めてのケースだわ。今度は複数怪人が増えるかもしれない」


「ですぅ」


 久玲奈の考察に水樹が頷く。


「その場合は合せ技である必殺技を多用できないかもね。力なしでも戦える強さを一人ひとり磨かなければいけないわね。特にピンク、貴方よ」


「……はい」


 桃奈が痛いところを付かれたというように項垂れた。


「貴方の力は花という特殊なため、こういう土地を荒らしてはいけないところじゃ攻撃ができない。そうしたら力無しで素手で戦わなければいけないということよ。空手、柔道をやっている私が稽古をつけてあげようかしら?」


「や、やめて……それだけは……」


 久玲奈の訓練は厳しいため全力で抵抗する桃奈。

 だが、桃奈が一番メンバーの中で身体能力が低い。能力も地面から花を生えさせるため、墓場など荒らしてはいけない土地では使い物にならない。

 彼女が一番不利な状況であった。


 これからも、ビューティーフラワーズは怪人と戦う。

 悪を排除し、正義が勝つ。そのために──。

これにて第一章完結となります!

もちろん、まだまだ続きますが〜どうぞよろしくなのです!

最近、忙しくなってきたので次回からは2日に一話投稿になるので、ご了承くださいm(_ _)m

ではでは引き続き「ビューティーフラワーズ」たちをよろしくおねがいします!

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マイページ wgga5hiaizfg9mefvk53ov5i03g_zim_740_1s0_1fnqc.png 目次 f3a3rsagvy4lcqbvjx2ays7czj_2bj_q1_bi_9zbg.png
― 新着の感想 ―
[一言] ……しかして、「ビューティーフラワーズ」という名前からすれば、花を扱うチカラが一番代表格――な気もしますな。(苦笑)
[一言] なるほど。 花の力を使えないのはそういう……いや、墓場の周囲の花は操れはしないのかな?
[良い点] やはりレッドの久玲奈さんがリーダー格で一番強いのでしょうか。骨の怪人を一瞬で焼き尽くす火力。恐るべきです。 桃奈さんに訓練を付けさせようとするあたり、素手でもめちゃくちゃ強いんだろうなぁと…
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